最近よく耳にする「イエベ」「ブルベ」という言葉。
実はこれ「イエローベース」と「ブルーベース」の略で、肌の色をタイプ分けする用語なのです。
同じ日本人でも、肌の色は人によってかなり違いますよね。
日本人の肌の色はイエベとブルべの2種類で、さらに「春・夏・秋・冬のグループに分けることで自分のパーソナルカラーを知ることができます。
自分に合った色のメイクや洋服を身に着けていると肌はとても美しく引き立ちますが、合わない色を身に着けてしまうと肌がくすんで見えてしまうことも。
自分を素敵に見せてくれる色を知っているのといないのでは大違いなんです。
そこで今回ご紹介するのが「自分に似合う色」を探すことができるパーソナルカラー診断の方法です。
まずは自分がイエベなのかブルベなのか、春夏秋冬どのグループに所属するのかを見極め、あなたの肌に映える色を見つけていきましょう。
この記事でわかること
私はイエベ?ブルベ?自分でパーソナルカラーを見分ける方法
自分で簡単にできるパーソナルカラー診断方法があります。
鏡を用意して、さっそく診断を始めていきましょう。
パーソナルカラー診断スタート
5つの質問があります。
各質問ごとにアナタに1番当てはまるものをA~Dの中から選んでください。
選んだアルファベットの数でパーソナルカラーを診断するので、選んだアルフェベットを覚えておいてくださいね。
A.透明感のある黄みがかったベージュ
B.色白でピンクがかった肌
C.赤みがなく黄みが強めのベージュ~オークル
D.透き通るような白さ、または濃いベージュ
A.キラキラと透き通った明るい茶色
B.柔らかい黒、ダークブラウン
C.深みのあるダークブラウン
D.濃い茶色、黒
A.黄みよりのピンク
B.ハッキリとしたピンク
C.黄み寄りの赤であまり色味がない
D.紫寄りの赤
A.明るめのブラウン
B.柔らかな黒、赤茶
C.ナチュラルなダークブラウン
D.ダークブラウン~真っ黒
A.明るいコーラルピンク
B.くすんだ青みピンク~ローズ
C.テラコッタ、サーモンピンク
D.くすみのない鮮やかな赤
質問は以上です。
選んだアルフェベットの集計が終わったら、診断結果を見ていきましょう。
診断結果
診断結果にピンとこなかった人は、実際に色々なカラーを身に着けてみて、暖色系と寒色系ではどちらの方が肌がキレイに見えるか試してみるといいですよ。
自分の肌に合ったカラーを身に着けると肌は生き生きと美しく見えますし、自分の肌に合わないカラーでは顔色が悪く見えたりクマが目立ったりしがちです。
普段選ばないカラーがもしかするとあなたにとても似合うカラーだったなんてことも。
鏡の前で色々なカラーを試してみてくださいね。
それぞれのパーソナルカラーの持つ特徴については次の項目で詳しく説明していきますね。
パーソナルカラー「春夏秋冬」の特徴と似合う色
パーソナルカラーの診断結果でもお分かりのように「春夏秋冬」の中で、イエローベースは「春と秋」、ブルーベースは「夏と冬」に分けられています。
イエベなら春も秋も同じでは?と思う人も多いと思いますが、そうではありません。
同じイエベでも雰囲気や似合うカラーが全然違うんですよ。
それではさっそく、あなたのパーソナルカラーを見ていきましょう!
【春】イエローベース
元気で可愛らしく、ハツラツとした印象の春タイプ。
明るい日差しに照らされた春の花や若葉を思わせる鮮やかなカラーがよく似合います。
<おすすめカラー>
オレンジ、ピーチ、イエロー、コーラルピンク、アイボリー、ベージュ、キャメル、エメラルドグリーンなど
【夏】ブルーベース
色が白くやさしい雰囲気をまとった夏タイプには、涼しげな印象の青みのある色やパステルカラーがぴったり。
やわらかく女性らしいイメージをより引き立ててくれますよ。
<おすすめカラー>
ラベンダー、スカイブルー、ライラック(明るめのパープル)、レモンイエロー、パステルピンク、ブルーグレーなど
【秋】イエローベース
大人っぽく落ち着いたイメージの秋タイプには、アースカラーなどの自然に近い色や、洗練されたシックな色合いが似合います。
モダンでしっとりとした大人の雰囲気が魅力。
<おすすめカラー>
カーキ、モスグリーン、オリーブグリーン、ターコイズ、マスタード、テラコッタ、ブラウン、ブロンズなど
【冬】ブルーベース
白く青味の強い冬タイプの肌を引き立ててくれるのは、はっきりとした鮮やかな色。
他のタイプではなかなか合わせるのが難しい、ビビッドで主張の強い色がしっくりきます。
<おすすめカラー>
ホワイト、シルバー、グレー、ショッキングピンク、ロイヤルブルー、ワインレッド、ダークネイビー、ブラックなど
パーソナルカラーが分かると、ポイントメイクやファンデーションの色選びも迷わなくなりますよ。
自分のパーソナルカラーに合う色をぜひ参考にしてくださいね。
「イエベ」と「ブルベ」の違い
ファンデーションを選ぶとき肌の表面にある表皮の色、いわゆる「スキントーン」に注目しがちですよね。
スキントーンは日焼けやくすみなど、その時の肌の状態によって微妙に変化するんです。
ですが、生まれながらの肌色は肌内部の「血管・メラニン・カロテン」の量によって決まり、これを「アンダートーン」と言います。
アンダートンは肌がイエローベースかブルーベースかを決定づけているおおもとになっています。
それぞれの特徴を簡単に説明します。
メラニンとカロテンが多く肌が少し黄色がかっていて、表皮が比較的厚めの人が多いのが特徴。
メラニンとカロテンが少なく赤みが前面に表れ、表皮が薄く静脈の青色が目立つという特徴。
人それぞれに似合う色の服や髪色が違うのはこういった理由があるからなんです。
まとめ~パーソナルカラーをメイクやファッションに生かそう!~
これまで自分の肌タイプを意識せず、好きな色を選んで身に着けてきた人も多いかと思います。
しかし、好きな色と似合う色は同じとは限りません。
肌色診断でパーソナルカラーを知れば、より自分を素敵に見せてくれる色が判明し、メイクやファッションの色選びに生かすことができますよ。
ぜひ自分のパーソナルカラーを知り、魅力UPに役立てましょう。
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