最近の女性は発育がいいので、FカップやGカップなどふくよかなバストがある人も増えている半面、「貧乳」という悩みを抱える女性はとても多いです。
人によってここまで胸の大きさが異なるのには、遺伝だけでなくさまざまな理由があります。
胸が小さい理由や対策方法を知れば、貧乳の人がバストサイズを上げていくことも決して不可能ではありません。
貧乳で悩んでいる女性は、ぜひ今から説明する「貧乳の原因」と「バストアップの方法」を参考にして、胸を少しづつ育てていきましょう!
この記事でわかること
貧乳の原因とは?胸が小さい理由を解説
ペタンコ胸をどうにかしたい!胸がない原因を知りたい!…とお悩みを抱える女性はたくさんいます。
胸の大きさには、実に多くの要因が絡んでいるのです。
その中から、特に貧乳につながる原因をまとめて解説します。
原因①遺伝
貧乳の原因として1番に挙がるのが「遺伝」です。
体型は遺伝が関係しやすく、胸の大きさも例外ではありません。
しかし、バストサイズの遺伝的要素は3割程度とも言われており、実はそれほど大きな影響力があるわけではないという見方も。
よって「貧乳は遺伝だから仕方ない……」と諦める必要はまったくなく、改善方法を知って地道に実践していくことでバストを大きくすることも夢ではありません。
原因②痩せ過ぎ
胸は脂肪と乳腺組織からできているため、痩せていて脂肪が少ない人は胸が小さい傾向にあります。
無理なダイエットで必要以上に痩せ過ぎてしまうと胸の脂肪も落ちて貧乳になってしまうため、ダイエットのし過ぎは禁物です。
原因③女性ホルモンの乱れ
胸の発育に大きく関わってくるのが、女性ホルモン。
女性ホルモンの「エストロゲン」は、肌や髪を美しく保ったり、女性らしいボディラインを作ったりと、女性の美をサポートするホルモンです。
エストロゲンの分泌が十分でないと、肌の調子が優れなかったり髪にコシがなくなったりといった症状が出始め、当然バストの発達にも悪影響が出てきてしまいます。
原因④冷え性
バストの発育には栄養が必要です。
食事からとった栄養分は、血液と一緒に体の各組織に運ばれますが、冷え性の女性は血行が悪くなっているため、胸に十分な栄養が届かない恐れがあります。
そのせいでバストサイズに悪影響を与えている可能性も。
原因⑤ストレス
社会の中で生活していく以上、ストレスは必ずと言っていいほど付いて回るものですが、許容範囲を超えたストレスは人の健康を蝕んでしまいます。
ストレスは血管を収縮し血液の流れを悪くするため、胸の成長にも支障が出てくる上に、ストレスは女性ホルモンの大敵でもあるのです。
女性ホルモンのエストロゲンは非常にデリケートで、心身のちょっとした変化で分泌量が減ってしまうため、できるだけ心も体も健康を心がけたいところ。
このストレス社会の中でストレスを無くすのは難しいことですが、なるべくリラックスできる時間を作って上手にストレス解消をしていきましょう。
原因⑥姿勢の悪さ
猫背でいたりパソコンやスマホを長時間見たりしていると、肩こりの症状が出る人が多いかと思いますが、これは上半身の血流が悪くなっている証拠です。
すると、胸にも血液が回りにくくなり、栄養不足を招いてしまうことに。
また、猫背の人は胸の筋肉が衰えてしまうため、胸が垂れやすくなってしまいます。
ハリのある美しいバストを作るには、胸を張って正しい姿勢を維持することがポイントです。
原因⑦生活習慣の乱れ
日ごろから睡眠不足の人や運動不足の人は、血液の流れやリンパの流れが滞り、体内に老廃物がたまりやすくなります。
すると、胸の発達に不可欠な女性ホルモンや栄養などの働きが阻害されてしまい、胸が十分に育ちません。
タバコやカフェインの摂り過ぎも、同様に血流を悪化させて女性ホルモンの力を弱め栄養の循環を悪くしてしまうため、注意しましょう。
原因⑧ブラジャーのサイズが合っていない
サイズの合わないブラジャーをつけていると、バストの形を崩す原因となってしまいます。
ブラジャーは長時間身につけるものですから、きちんとバストの形に合ったものをつけていないと胸に余計な負荷がかかり、脂肪が本来あるべき場所から横に流れたり下に垂れたりして、貧乳の原因になってしまいます。
原因⑨栄養不足
私たちのカラダは食べたものでつくられています。
もちろん胸もそうです。
特に筋肉や皮膚の原料となる「たんぱく質」不足は胸の発育にも悪影響。
ダイエットなどで炭水化物が不足しているのもよくありません。
栄養バランスの取れた食事は胸を大きくするのには大切なことなのです。
貧乳を育てる!胸を大きくする方法
ここからは、バストが小さいと悩んでいるあなたのために胸を大きくするための方法を紹介していきます。
これらの改善方法はどれもバストアップに効果的なものばかり。
一度に実行するのは難しいかもしれませんが、できそうなことから少しずつ取り組んでいきましょう。
ブラジャーの正しいサイズ選び
貧乳だからとブラジャー選びが適当になっていませんか?
ブラジャーはバストが垂れるのを防いだり胸を保護するものだと思っている人が多いかと思いますが、ブラジャーの役割はそれだけではありません。
サイズの合ったブラジャーを身に着けることで、胸の型くずれを防いで美しい形を保つことができます。
最近ではバストを大きくする「育乳ブラ」が女性たちの注目を集めているように、ブラジャーの種類によってはバストアップ効果が期待できるものもあるのです。
まずはきちんとバストサイズを測り、どのサイズが自分の胸に最適なのかを知ることが先決です。
できれば下着の専門店でプロのアドバイスを受け、自分の希望にあったブラジャーを選んでもらうのがベストですね。
ナイトブラを着用する
最近は、寝ている間に身に着けるナイトブラもポピュラーになってきましたが、その中でも貧乳の人におすすめなのが「育乳ナイトブラ」。
これは、睡眠中にくずれやすいバストの脂肪を、しっかりあるべき場所へ固定してバストアップをはかるブラジャーのことです。
実際にナイトブラの使用で胸が大きくなったのを実感している方は多くいます。
貧乳で悩んでいたけど、実はバストを寄せてみたらボリュームがあったというパターンも。
本来バストにいるべき脂肪が脇や背中に流れてしまっているのはよくある話なので、貧乳を改善したい方こそナイトブラはマストアイテムです。
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冷えの改善
体が冷えて血行や女性ホルモンの分泌が悪くなることが、バストアップを妨げる要因のひとつ。
そのため、できるだけ体を温める習慣を身につけ、冷え性を改善していきましょう。
入浴はシャワーでなく湯船に浸かる、冷たいものばかり食べたり飲んだりしない、エアコンの温度を下げ過ぎない、有酸素運動をするなどして、体を温めて血行を良くする習慣を積極的にとり入れてください。
また、たまには岩盤浴やよもぎ蒸しなどを利用して高い温熱効果を得るのもおすすめです。
生活習慣を整える
睡眠不足や喫煙習慣などが育乳に良くないことは上で説明したとおり。
胸を大きくするには、体にいい生活習慣の積み重ねがとても大切です。
そのために、睡眠不足・夜更かし・不規則な食習慣・喫煙・カフェインの摂り過ぎなどを防いで、心身ともに元気でいられる環境作りをしていきましょう。
胸を大きくするエクササイズをする
胸の脂肪を支える大胸筋を鍛えると、脂肪が下や横に流れるのを防ぎバストアップ効果が期待できます。
筋肉は天然の補正下着とも言われ、しっかり鍛えることで脂肪を支えてボディラインを整えることができますよ。
バストアップの視点からおすすめしたいのは、以下のエクササイズです。
1.両手の肘を直角に曲げ、手のひらを顔の位置に持ち上げてスタンバイします
2.胸に息を吸い込みながら、肘から手のひらまでを真っ直ぐに保ったまま両腕を開いていきます
3.息をゆっくり吐きながら、腕の形を変えないまま元に戻し、左右の肘をくっつけます
4.左右の肘をくっつける際は、グッと力を込めて大胸筋に刺激が加わるのを意識します
5.10回×1セットからスタートし、慣れてきたら10回×2セットを行いましょう
胸を大きくする食べ物
貧乳の原因の1つに栄養不足を挙げましたが、食事での貧乳ケアも大切です。
バランス良く食べることが最も大切ですが、胸を大きくするサポートをしてくれるおすすめの食べ物を紹介します。
胸が大きくなる食べ物とは?
【大豆イソフラボン】
王道なのが「大豆イソフラボン」。
大豆イソフラボンは女性ホルモンと似たような働きをすることから、バストの発育にも関係すると言われています。
豆乳や豆腐、味噌汁など毎日の食事に取り入れやすい食材が多いので、胸を大きくしたい方は意識的に食べましょう。
【タンパク質】
肉や魚など良質なタンパク質は筋肉を育てる働きがあります。
バストを支える筋肉の育成のサポートにも繋がるので、タンパク質の摂取も積極的に行いたいところ。
【ボロン】
バストアップ成分とも言われるミネラルのひとつ「ボロン」。
女性ホルモンを活性化させる働きがあり、ふっくらとした胸の育成におすすめの成分です。
特にボロンが食材は「キャベツ」。
ボロンは熱に弱いと言われているので、生食がおすすめです。
胸の成長は何歳まで?大人になってからの貧乳ケアは効果あるのか
胸が成長・発達する仕組み
胸が発達するには、成長の過程があります。
ぺったんこの胸の状態から徐々に膨らみができていくのです。
膨らみ始めた乳頭はとても敏感なので、痛みを感じることも。
②バストが硬くなり、膨らみが左右に広がる時期
乳腺がつくりだされ発達することでしこりのような硬さを感じることも。
その周りに脂肪がついてきて膨らんでいきます。
③全体的に丸く膨らんでくる時期
発達した胸の内部組織や乳腺の周りにしっかり脂肪がつくことで丸い形になっていきます。
胸の成長の仕方は人それぞれ、個人差があります。
胸の成長期とは
バストの最初の成長時期は初経(月経のはじまり)に関係すると言われています。
初経前後で徐々にバストが膨らみはじめ、まるく成長します。
この時期が一番の成長期と言えるでしょう。
初経の時期は10~15歳前後と個人差があります。
胸が大きくなる年齢もこの時期。
小学校高学年から中学生の間で、女性らしいカラダつきに成長していきます。
大人になってから胸は大きくなるのか
バストの成長期を過ぎたらもうおっぱいは大きくならないの?成長はいつまで?と心配にもなりますが、上項で紹介したように、生活習慣や食事、ブラジャーの選び方などでバストのボリュームや形を整えていくことは可能です。
日常的にバストの大きさの変化を実感している方もいるので、その例もご紹介します。
眠る時ももちろんノーブラでした。
でもどうしても胸を大きくしたいと思って、ブラジャーのサイズを正しく測ってもらって買い替え、夜はナイトブラを着用するようにしました。
ナイトブラはしっかりと胸を寄せれる育乳用にしたら、3か月くらいでデコルテに変化を実感。
逆に背中がスッキリしてきたので、背中に流れた脂肪が移動したのかな?ととにかく嬉しいです。
寝ている時は1番脂肪が流れやすいです。
貧乳だからとノーブラばかりで過ごしていては、胸の脂肪が集まってくることはありません。
太ったら胸が大きくなったという方が多いようですが、全体的にカラダに脂肪が付く場合、もちろん胸の脂肪も増えることはありえます。
胸は脂肪がつきやすい部分でもあるので、胸から太るという人もいますし、逆に痩せると胸が縮んだという方もいるのです。
生理前用に1カップ大きいブラジャーを用意してます。
ホルモンバランスの影響で、生理前に胸が張る、生理で胸が大きくなるという方はとても多いです。
この時に小さいブラジャーで胸を締め付けすぎないようにしましょう。
胸を揉むと大きくなる根拠
「胸を揉むと大きくなる」という噂がありますが、本当なのでしょうか?
結論から言うと、医学的根拠はないのだそう。
そもそも大人の成長しきった胸を揉むことで、逆にバスト崩れの要因にもなりえます。
胸を揉んで大きくなる可能性として考えられるのは、バストの成長発達時期にするマッサージなどの影響です。
胸の成長時期に血行促進やリンパを流してあげるようなマッサージは、胸を大きく育てることに繋がることも考えられます。
胸が小さい病気はある?
育乳ケアをしてもなかなかバストが大きくならないと、病気なのかも?と不安になることはりますよね。
貧乳であることは病気なのでしょうか?
胸が小さい理由になりうる病気を紹介します。
乳房の発育が乏しい、思春期における胸の発育異常の病気です。
胸郭が凹む病気です。
くぼみかたの症状は人それぞれで、男性もなりうる病気です。
また、胸が大きい人が乳癌になりやすいという噂もありますが、これも医学的根拠はないのだそう。
胸が大きい小さいに乳がんの発生率に違いはないそうです。
まとめ~胸がない原因は私生活にあるかも?貧乳ケアをはじめよう~
貧乳でお悩みの方は多いですが、逆にバストが大きくてコンプレックスを感じていたり、胸を小さくしたいという方もいます。
細いのに胸が大きい人や太っているのに胸が小さい人、巨乳を小さくしたい人など、どんな体型の方でもバストに悩みを抱えている方はとても多いのです。
胸の大きさは遺伝という説もありますが、バストの大きさの違いには遺伝だけではなく、今回紹介したようなさまざまな原因がからみあっていることにあります。
胸が大きくならない理由、胸が小さい原因が知りたいという方は、まずはバストを大きくする方法を実践してみてください。
成長期を過ぎたから…とバストアップを諦めなければ、日々の積み重ねのケアで胸を大きくすることは不可能ではないのです。
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