ジャスミンティーの美容効果を徹底調査!効果効能を引き出す飲み方とは

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2019/02/27

香り高く飲みやすいジャスミンティー(ジャスミン茶)は、男女問わず幅広い層の人に人気です。
ホットでもアイスでも飲めるので、一年を通して楽しむことができるでしょう。

今回は、そんなジャスミンティーが持つ美容効果について紹介します。

実はジャスミンティーは美肌ダイエットなど、女性ならではの悩み解決をサポートしてくれるお茶なのです。
具体的な効果効能をはじめ、おすすめの飲み方や、上手な入れ方(淹れ方)についても解説していきましょう。

美容効果が高いジャスミンティーはどんなお茶なのか

ジャスミンティーの原材料
ジャスミンティーは、茶葉にモクセイ科ソケイ属のマツリカ(茉莉花)の香りをつけたものです。
マツリカ(茉莉花)の別名はアラビアンジャスミン。
古くからハーブの一種として流通してきました。

主な産地はインド、東南アジア、アフガニスタンなどで、700kgの材料から1kgほどの精油しか採取できない貴重なものでもあります。

ジャスミン茶の歴史
ジャスミンティーが生まれたのは明時代の中国でした。
貴族に限られていたお茶文化が、少しずつ庶民にも広がるようになっていた時代であり、ジャスミンティーは花茶(茶葉に花の香りをつけたお茶のこと)の一種として親しまれていきます。
やがて日本にも輸入されるようになり、現在のようなメジャーな飲みものとして普及しました。

ジャスミンティーの美容効果と成分


美肌効果
ジャスミンティーには美肌をサポートする成分が豊富に含まれています。

【ビタミンC】
ビタミンCは真皮質におけるコラーゲン生成を促進してくれるため、ハリとツヤのあるみずみずしい肌づくりに繋がります。
角質の天然保湿因子の働きを整えるので、しっとり潤う美しい肌づくりに役立つのです。
肌がカサつきやすい人や、メイクがノリにくくて悩んでいる人にもおすすめ。

紫外線によるメラニン生成を抑えると共に、沈着してしまったメニラン色素を排出するサポート効果も。
シミを改善し、美白効果を狙えるでしょう。

また、活性酸素を除去してくれる機能もあるので、肌の酸化を予防し、エイジングケアを目指す方にもぴったり。
シワやたるみの少ない、若々しい肌が保ちやすくなるのです。

【ビタミンE】
細胞膜を安定させる作用があるため、血行が促進され、肌細胞の新陳代謝が活性化されます。
ニキビなどの肌荒れ解消に役立つでしょう。
美白効果やシミ対策、くすみ対策にも向いています。

また、高い抗酸化作用もあるため、体内を酸化から守る働きも。
皮膚の酸化にも向いているため、肌のエイジングケアにぴったりです。

シワやたるみの少ない、ハリとコシのある肌づくりをサポートしてくれるでしょう。

【ミネラル】
ビタミンCと協力し、コラーゲン生成をサポートしてくれます。
弾力のあるみずみずしい肌づくりに役立ちます。

メラニン代謝の活性化にも繋がるため、日焼けのスムーズな解消や、シミやそばかすの改善効果も期待できます。
また、活性型男性ホルモンの生成を予防できるため、ムダ毛や肌荒れを予防しやすくなるでしょう。

活性酸素を強力に取り除く働きもあるため、肌細胞の酸化防止により、エイジングケアにも役立つかもしれません。
加えて、甲状腺ホルモンの安定にもアプローチできるので、新陳代謝を促進し、健康的な肌づくりを根底から支えることが可能でしょう。

ダイエット効果
ジャスミンティーには、ダイエットをサポートする成分も豊富に含まれています。

【タンニン】
ポリフェノールの一種で、脂肪の吸収を抑制する効果が期待できます。
肥満体質やメタボリックシンドロームの改善にも用いられています。
体脂肪の減少にも効果が期待できるでしょう。

また、整腸作用もあるので便秘の改善やむくみの解消にも役立ちます。
消化器官の働きを安定させる効果があるとも言われる成分です。

【カフェイン】
体内の熱を増加させる作用があるので、脂肪の燃焼を促進をサポートすることができます。

これは、カフェインにリパーゼという酵素を活性化させる効果があるからです。
リパーゼは脂肪分解の役割をになっているため、運動やストレッチでダイエットに取り組んでいる人は、そのサポート役としても重宝するでしょう。

また、高い利尿作用があるため、デトックスの促進にも向いています。
むくみの解消にも役立つでしょう。

【ベンデルアセテート】
香り成分の一種ですが、脂肪燃焼の働きもある成分です。
余計な脂肪の蓄積を予防すると共に、既についてしまった脂肪を落とすのにも役立つのです。

ホルモンバランスを整える効果
ジャスミンティーは、毎月の月経によるPMSの解消にも効能が期待できます。
これは、ジャスミンティーにホルモンバランスを整える働きがあるからです。

そのため、PMSの予防や生理痛の緩和はもちろん、ホルモンバランスの乱れによるニキビや肌荒れを改善しやすいという強みもあります。
生理不順を解消したり、更年期障害を安定させたりする効果に期待できます。

更に、ジャスミンティーには高いリラックス効果もあるので、イライラや不安感の対策にも向いているでしょう。

女性ならではの悩み解消に、うってつけのお茶なのです。

生活習慣病の予防に役立つ

ジャスミンティーには、コレステロールの増加を防ぐ働きにも期待ができます。
心筋梗塞や脳梗塞のリスクを低くすることにも繋がるでしょう。

また、血糖値の上昇を抑制する効果も。
糖尿病や網膜症、狭心症などに発展する危険性を防ぎやすくなるのです。

ジャスミンティーの効果効能を高める飲み方


ジャスミンティーでより高い美容効果を得るためには、正しい飲み方を把握しておくことが重要です。
ジャスミンティーならではの効能を引き出す飲み方のコツを、いくつかピックアップして紹介しましょう。

温めて飲む
ジャスミンティーはアイスでも楽しめますが、ホットで飲んだ方が美容効果が高いです。
内臓に負担をかけずに飲めるため、含有成分が吸収されやすく、効果が発揮されやすいのです。
身体を温める作用もあるため、血行促進にも役立ちます。
ホルモンバランスの安定にも効果的でしょう。

また、温めて飲んだ方がジャスミンならではの香りが立ちやすく、美味しく飲めるのもポイント。
ジャスミンティーの香りには高いリラックス効果があります。
更に、集中力アップにも役立つでしょう。
心身ともに強張りを解消して、穏やかな気持ちになりやすいですよ。

継続して飲む
さまざまなメリットがあるジャスミンティーですが、数回飲むだけでは、十分な効能を引き出すことは難しいです。
継続して適量を飲み続けることで、美容や健康などの効果を感じられるでしょう。

運動前に飲む
ダイエット効果を高めるためには、運動30分前にジャスミンティーを飲むのがおすすめです。

脂肪燃焼効果がちょうど高まり始めるタイミングで、デトックス促進にも役立ちます。
水分摂取もできるため、運動中の脱水症状も防げるでしょう。

ジャスミン茶のカフェイン含有量に注意


ジャスミンティーには、前述したようにカフェインが含まれています。
実際の含有量はジャスミンティーの種類にもよりますが、100mlあたり30mgほどに及ぶものもあります。

カフェインの過剰摂取は、不眠症や下痢、中枢神経系への刺激、心拍数の過度な増加などさまざまなデメリットが想定されます。

美容においても、ビタミンやミネラルが体外に排出されすぎてしまったり、胃液の過剰分泌により肌荒れを引き起こすケースもあるのです。

妊娠中や授乳中の女性はカフェインは1日200mgまでが理想とされています。

あなたが飲むジャスミンティーのカフェイン含有量を確認し、飲みすぎないようにしましょう。
もちろん、それ以外の人もカフェイン量には注意が必要です。
一日の摂取量は最大でもコップ五杯程度までに留めておきましょう。

ジャスミンティーの美味しい入れ方


最後に、ジャスミンティーの美味しい入れ方について紹介しましょう。

【用意するもの】
・ジャスミン茶葉(3g)
・お湯(200ml)
・急須
・湯呑み
【入れ方】
①須にお湯を用意し、湯呑みに入れて温める
②急須にジャスミン茶葉を入れる
③湯呑みのお湯を急須に戻し、再び湯呑みに注ぐ
④湯呑みのお湯を急須に再び戻す
⑤一分程度蒸らす
⑥ジャスミン茶を湯呑みに注ぐ

入れ方のポイント
湯呑みと急須の入れ替えを2度行うのがポイント。
ジャスミン茶の成分がよく抽出される適温になる上、急須も温まって飲みやすくなります。

三~四度は煎じることができます。
都度蒸らし時間を伸ばしていくと、ジャスミン茶ならではの効能が引き出されやすくなるのでおすすめです。

ジャスミンティーの種類


実はジャスミンティーには非常にさまざまな種類があります。

使用する茶葉や、香りづけに使われるジャスミンの花の種類などが豊富だからです。
今回は、特に代表的なジャスミンティーをピックアップしてご紹介します。

香片(かへん・しゃんぴん)
包種茶(発酵度の低いウーロン茶)をベースにしたジャスミンティー。
すっきりした味わいで飲みやすいです。

茉莉繍球
緑茶を和ベースにしたジャスミンティーです。
茶葉を丸めて、糸でくくっているため、お湯を注ぐと花が開くように広がるのが特長。
味や香りはもちろん、鑑賞用としても楽しめるでしょう。

茉莉銀毫
こちらも緑茶をベースにしたジャスミンティーです。
茶葉は中国・福建省産のもので、新芽を使っているため上品な味わいです。
ジャスミンティーの中でも高級な部類に入ります。

真珠花茶
緑茶ベースのジャスミンティーで、産毛が生えた新芽だけを手摘みでつくったものです。
こちらも丸く整形されており、お湯の中で開く様子が楽しめます。

さんぴん茶
沖縄のメジャーな飲み物である「さんぴん茶」も、実はジャスミンティーの一種です。
半醗酵の茶葉に香りをつけているため、あっさりとした飲み味が特長です。

ジャスミン茶が製造される工程


①荒茶(香りを付ける前)
②茶葉を摘採する
③摘採した茶葉を釜炒りにする(蒸す場合もある)
④茶葉を送風によって冷却させる
⑤茶葉を揉み、成分が抽出しやすいように形を整える
⑥茶葉を乾燥させ、水分含有率を14~15%程度まで落とす
⑦茶葉を整形させ、長短を整える
⑧茶葉を再び乾燥させ、水分含有率4~5%まで落とす
⑨茶葉を扇風機や長尺ベルトで冷却させる
⑩荒茶が完成

ジャスミンの香りづけ
①花を摘採し、涼しい場所に広げる
②花の咲きかけのつぼみを集める
③荒茶と花を積み重ね、数時間堆積させて香りをつける
④堆積を崩し、放熱させる
⑤冷めきったら再び集め、香りを均一化させる
⑥花と茶葉を分別する
⑦完成(出荷直前に新鮮な花を追加し、再度香りづけをおこなう場合もある)

まとめ~ジャスミン茶で美肌とスリムな身体を手に入れよう~


今回の記事では、ジャスミンティーのさまざまな魅力について詳しく紹介しました。

・美肌サポート
・ダイエットサポート
・ホルモンバランスの調整
・生活習慣病の予防

このほかにも、ジャスミンティーには「リラックス効果」「口臭・体臭の改善」など沢山のメリットがあります。
美容、健康共にエイジングケアにもぴったりのお茶だと言えるでしょう。

そして、実際にジャスミンティーを飲むときには、以下の点を意識してみてください。

・温めて飲む
・継続して飲む
・運動の30分前に飲む
・カフェイン量に気を付ける

正しい淹れ方も紹介しましたが、茶葉を用意しなくても手軽に飲めるお茶でもあります。
ティーバックやペットボトルなどもあるので、まずはあなたが始めやすい方法で、ジャスミンティーを手にとってみてください。

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