ココナッツシュガーを知っていますか?
ココナッツシュガーは「血糖値を上げない魔法の砂糖」として呼ばれ、アンチエイジングの効果も期待されてる注目の調味料です。
ダイエット中や血糖値を気にして甘いものが好きなのに控えてるという方にぜひおすすめしたい「ココナッツシュガー」をご紹介します!
この記事でわかること
アンチエイジングの強い味方「ココナッツシュガー」とは?
ココナッツシュガーとは、ココナッツの花の蜜から採れる砂糖のことです。
ココナッツの花のつぼみから密を採取し、その密を火にかけてゆっくりと水分を蒸発させることで砂糖が作られます。
インドネシアやフィリピンなど東南アジアが主な原産地で、現地では一般的に使われているそうです。
日本では認知度が低いためか売られているところが少ないですが、オンラインショップなどで比較的お手頃な値段で手に入れることができます。
ココナッツシュガーの効果とは?
ココナッツシュガーに含まれる栄養素とその効果
ココナッツシュガーに含まれているミネラルは、カリウムが500倍、マグネシウムは29倍、カルシウムは6倍、鉄分は2倍と白砂糖と比較すると豊富に含まれていることが分かります。
・アミノ酸
16種類のアミノ酸が含まれていて、その中でも「グルタミン酸」という成分を多く含んでおり、脳のケア、ストレス緩和、エネルギーの代謝や細胞の活性などの働きがあります。
・ビタミンB群
ビタミンB群が不足すると、睡眠不足やイライラしたり、集中力の低下、記憶力の低下、心がふさいでうつ状態になることも。
ココナッツシュガーにはビタミンB群が豊富に含まれているためこのような症状の改善にも役立ちます。
・食物繊維
ココナッツシュガーに含まれる食物繊維は「イヌリン」という成分で、この成分は腸内細菌の増殖を促す働きがある「難消化性食物繊維」と言われています。
イヌリンは腸内環境を整え、生きた腸内細菌の働きを助けてくれます。また便秘解消にも効果が期待できるのだとか。
注目してほしいのはミネラル成分の多さ。ミネラルは体内で作ることができず、食事から摂取する必要があるので、気軽に効率的に摂取できるのは嬉しいですね。
また、白砂糖には入っていないビタミンBも豊富に含まれているのでダイエット中や血糖値が気になる方は積極的にココナッツシュガーを使ってみてほしいです。
ココナッツシュガーと他のGI値を比べてみた!
まず血糖値とGI値について簡単に説明します。
血糖値とは・・・血液中のブドウ糖の濃度のこと。
食事のたびに上昇し、空腹時や運動のあとは通常の数値に戻ります。
血糖値の上昇が大き過ぎると美容や健康に悪影響の出るリスクがあります。
GI値とは・・・グリセミック・インデックスの略で、血糖値の上昇の度合いを示す指標のこと。
血糖値の急激な上昇によるリスクを回避するために、何をどのくらい食べると血糖値が上がってしまうのかが分かるように目安として参考にされている数値です。
以下の表は砂糖のGI値をまとめたものです。
ブドウ糖を摂取した場合のGI値を100として、見てみましょう。
*グラニュー糖・・・110
*三温糖・・・108
*黒砂糖・・・99
*てんさい糖・・・65
*ココナッツシュガー・・・35
ココナッツシュガーのGI値の低さは一目瞭然ですね。
このGI値が低いということは、アンチエイジングの効果が期待できることを意味します。
血糖値が上昇することは、私たちの身体にさまざまな悪影響をもたらします。
中でも老化の原因と言われている糖化を促進させてしまうことに。
酸化が細胞の「サビ」だとしたら、糖化は細胞の「コゲ」。
身体の細胞が焦げてしまうことで、シワやくすみが増えていき弾力やハリが失われていきます。
例えるなら、焼きすぎた食パンのような状態が身体の中で起こるのが糖化です。
ふわふわの食パンを、長時間トーストで焼くと真っ黒になり、水分は飛び、カチコチに硬くなってしまいますよね。
この恐ろしい「糖化」を促進させないためには血糖値の上昇を防ぐことがなによりも大切なのです。
まとめ~普段使っている砂糖をココナッツシュガーに変えてアンチエイジングを目指そう!~
いかがでしたか?
魔法の砂糖「ココナッツシュガー」さっそく使ってみたくなりますよね。
キャラメルのような独特な甘い香りが特徴のため、どんな料理にも合うわけではないようですが気軽に摂取できるコーヒーや紅茶、洋食やお菓子作りなど使っている人が多いみたいですよ!
GI値が低いですがカロリーは砂糖とあまり変わらないので摂取量には注意してくださいね。
美容や健康が気になる方、育ち盛りのお子さんや年配の方などにもおすすめできるココナッツシュガーを試してみてはいかがですか?
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