純白のウェディングドレス姿やあでやかな和装姿を披露する結婚式に、ぜったいに欠かせないのが「ブライダルシェービング」。
今は式場を予約すると、シェービング込みのブライダルエステを紹介されるケースも多いですね。
でも、シェービングを受けるタイミングが分からなかったり、そもそもシェービングが必要なのか疑問に思ったりしている人もいるかと思います。
そこで今回は、ブライダルシェービングを控えている花嫁さんに向けて、ブライダルシェービングを受けるメリット、ベストな時期、施術をする部位を紹介し、さらに受ける際の注意点や施術後のケア方法までたっぷり解説します。
これを読んでおけば、ブライダル前のボディの準備は万全!
結婚式当日をキラキラの美しい花嫁姿で迎えるためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事でわかること
ブライダルシェービングが必要な理由・メリット
シェービングとは「皮膚表面に生えている産毛を処理すること」ですが、結婚式前のシェービングにはいくつものメリットがあります。
・古い角質がなくなり、なめらかで美しい肌になる
・化粧品の浸透がよくなるので、スキンケア効果がアップする
・化粧ノリがよくなるので、メイクがより映える
まっしろな花嫁衣裳を身につけると、普段は気にならない産毛が目立って見えたり、肌表面のザラつきやくすみも、いつも以上に気になるものです。
ブライダルシェービングをすることで肌の明るさがワンランクアップし、純白のウェディングドレスがいっそう映えるクリアな肌に近づけますよ。
これが、ブライダルシェービングを受ける最大のメリットです。
いつ受ける?ブライダルシェービングのベストなタイミング
一般的に、ブライダルシェービングに適した時期は、挙式の3~7日前あたりと言われています。
通常、肌は産毛を剃った直後がいちばんツルツルになるので、挙式の前日におこなうのが最適かと思うかもしれません。
ですが、ブライダルシェービングでは普段カミソリを当てることのない部位も処理をするので、場合によっては刺激を受けた肌に赤みやかゆみが生じてしまう危険性があります。
もしトラブルが起こっても、日程に余裕があればそのあいだにしっかり肌のケアができますね。
結婚式当日は写真撮影もありますし、お肌も万全の状態で迎えたいところ。
そのため、シェービングを受ける時期はとても重要です。
前日など、挙式直前のシェービングはぜったいに避け、遅くとも式の3日前までには済ませるようにスケジュールを組んでおきましょう。
ブライダルシェービングをする部位はここ!
結婚式では背中や胸元が大きく開いたドレスを着ることが多いため、ブライダルシェービングは顔だけではなく、背中、デコルテ、二の腕、脇など、広範囲に処理をするのが一般的。
なかには、「ただ産毛を剃るだけなら、自分でもできるんじゃ…?」と思う人もいるかもしれませんが、産毛剃りは思いのほか難しく、自分でおこなうとどうしてもムラが生じやすくなってしまいます。
とくに、和装でも洋装でも髪の毛をアップにして“うなじ”を露出することになるため、自分では見えづらい耳の後ろ側~首筋~背中にかけてはプロの手で美しく仕上げてもらう必要があります。
手の届きにくい部位、剃りにくい部位を無理してセルフケアし、万がいち結婚式の前に傷でもつけてしまったら一大事!
そのため、ブライダルシェービングはやはり専門のサロンで慣れたスタッフの手にゆだねるのが正解です。
ブライダルシェービングには2通りの方法がある
実は、ブライダルシェービングには2種類の方法があります。
ひとつは、理容師による本格的なシェービング。
もうひとつは、エステサロンなどでおこなわれているソフトシェービングです。
ひと昔前は、ブライダルシェービングはいわゆる「顔剃り」といい、カミソリを扱うことのできる理容師にお願いするのが主流でした。
でも現在は、ブライダルエステのコースなどに前もってシェービングが含まれているケースが多く、この場合は基本的に電気シェーバーを使った「ソフトシェービング」になります。
理容室は「男性がいく床屋」というイメージが強いため、女性が利用するのは抵抗があるかもしれませんが、仕上がりは理容師による「本格シェービング」の方が圧倒的に美しいですし、安全面・衛生面も信頼できます。
そのため、ブライダルシェービングをするなら、理容室か専門のシェービングサロンの利用がおすすめ。
せっかくの晴れの日に後悔することのないよう、確かな技術を持ったプロにおまかせするのが安心です。
なかには、ブライダルエステをおこなうサロンで理容師シェービングを受けられるところもあります。
ブライダルシェービングを受ける際の注意点
シェービングでは、カミソリの刃が直接肌に当たりますので、敏感肌の人、肌荒れのある人はもちろん、とくに肌トラブルがない人でも注意が必要です。
事前にカウンセリングがある場合は、肌質やトラブルの有無をしっかり伝え、肌のコンディションに合わせた施術をしてもらいましょう。
また、ブライダルシェービングの前日は必要以上に肌を刺激しないよう、いつもどおりのスキンケアを心がけ、パックなどのスペシャルケアは控えるのが無難です。
とくに、ピーリングやゴマージュ、マッサージなどは、肌に過度な負担がかかるので、シェービング前日は避けましょう。
施術前は肌状態が安定していることが大切なので、スキンケアはできるだけシンプルにして肌を休めることが肝心です。
また、前日は脂っこいものや辛いものなど、肌に影響が出るような食事もなるべく控えましょう。
ブライダルシェービング後のケア方法
シェービング後の肌は非常に敏感になっているため、いくつか注意点があります。
ここでは、ブライダルシェービングを受けたあとの、アフターケアのポイントをご紹介します。
【注意点①】摩擦を加えない
シェービング後のデリケートな肌は、摩擦に非常に弱い状態になっています。
洗顔やメイクをする際は、必要以上に肌をこすらないように気をつけましょう。
洗顔は、洗浄剤をよく泡立ててやさしく泡で洗うようにし、肌触りのやわらかいタオルで肌の上からふんわり押さえるように水分を吸い取るのがコツです。
また、シェービング後の数日間は強力なクレンジングが必要なメイクは避け、できるだけシンプルな薄化粧を心がけてください。
【注意点②】しっかり保湿する
シェービング後は、念入りに保湿ケアをして肌を落ち着かせましょう。
肌にしっかりうるおいが補充されれば、それだけ肌トラブルが起こりにくくなります。
手のひらで皮膚を押さえるようにゆっくり化粧水をなじませ、乳液やクリームでうるおいを閉じ込めましょう。
できれば、顔だけでなく首筋やデコルテなどシェービングをした部位にも同様に保湿ケアをするとなお安心です。
【注意点③】紫外線対策をしっかり
シェービングをした肌は、いつも以上に紫外線のダメージを受けやすくなっています。
この状態で無防備に日光に当たってしまうのはとても危険。
肌を紫外線から守るために、室内にいるときも日焼け止めを欠かさず、外出するときはさらに帽子や日傘を利用して、しっかり紫外線をカットしましょう。
まとめ~ブライダルシェービングの時期を守ってベストな肌で当日を迎えよう~
結婚式は、女性が一生のうちでいちばん晴れの舞台。
ブライダルシェービングは、その大切な1日をもっともキレイな姿で過ごすためのマストケアといえるでしょう。
ベストな時期は挙式の3~7日前あたり。
シェービング前も後もケアは慎重に行い、結婚式当日に備えて肌を整えましょう。
おおぜいの人に祝福してもらえるおめでたい日に、最高の花嫁姿をお披露目できるよう、ブライダルシェービングを上手に利用してくださいね。
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