鏡を見た時に「あ、老けてるな」と思ってしまうのはどの部分ですか?
老けた印象を強く感じさせてしまうのはそう、「ほうれい線」ですよね。
老けて見えるのはもちろん、シワの部分にファンデーションが溜まってヨレるのも厄介な存在です。
歳をある程度重ねるとほうれい線などのシワができるのは仕方がありません。
では、なぜ歳をとるとほうれい線ができてしまうのでしょうか?
そして少しでも深いシワにならないように予防する方法はあるのでしょうか。
いつまでも若々しい肌を保ちたい方はこちらをご覧ください。
ほうれい線の原因と予防方法
①肌のハリと弾力不足
年齢を重ねるごとに肌のハリや弾力も衰えていきます。
すると頬はたるみ、ほうれい線が濃くなる原因に。
赤ちゃんのようなプルプルで弾力のある肌は、ベビーコラーゲンとも呼ばれるⅢ型コラーゲンが豊富なことでつくられています。
ですが、このⅢ型コラーゲンは加齢と共に生成量が減少するので、ハリや弾力も失われてくるのです。
ハリや弾力を取り戻すには、まずはしっかりとした保湿ケアで肌に潤いを与え、肌の機能を正常化すること。
そしてこのⅢ型コラーゲンの生成をサポートしてあげることが大切。
近年美容業界では、このⅢ型コラーゲンの生成をサポートをするという卵殻膜を使った化粧品に注目が集まっています。
実際に使用してほうれい線が薄くなったという口コミが多数よせられているのです。
中でも断トツの知名度と人気を誇る卵殻膜美容液ビューティーオープナーのレビューはこちら↓。
②紫外線ダメージと老化
歳をとると肌の土台である真皮が衰えます。
真皮はコラーゲンやエラスチンが網目状になって肌のハリ、弾力を支えていますが老化により衰えるとこれらの成分は減少。
体の中で作られる量も減ってしまうので肌の弾力を支えることができなくなってしまい、支えられなかった部分がたるんでシワとなって残るのです。
また、紫外線は肌の奥まで入りコラーゲンやエラスチンを破壊します。
肌の土台が破壊されるとその部分の弾力やハリの維持が難しくなりシワに。
老化によるシワは100%防ぐことはできません。
しかし、コラーゲンを含むサプリメントやコラーゲンを量産するサポート効果のあるビタミンCを一緒に摂取すればある程度皮膚の老化を遅らせることが可能なのです。
紫外線は日焼け止めクリームなどでカットできます。
外出する際には日焼け止めを塗り、化粧品もUVカット効果があるものを選びましょう。
紫外線は一年中降り注いでいるので、紫外線予防も一年中行う必要があります。
また、屋内にいても紫外線は入り込むので屋内にいても日焼け対策はするべきです。
最近は目から入る紫外線にも効果が期待できる「日焼け止めサプリメント」も人気です。
③表情筋の衰え
顔の筋肉をあまり動かさないでいると表情筋はあっという間に衰えてしまいます。
・人と話すことが少ない
・家では一人で過ごす
・柔らかいものを好んで食べ、硬いものは食べない
・笑いジワができないように控えめに笑う
このような方は表情筋が衰えやすいと言えるでしょう。
ほうれい線の予防、改善には「ベロ回し体操」がおすすめ。
口の中で歯茎に沿ってベロをゆっくり回すだけの体操ですが、案外痛くなる程筋肉が使われているのがわかります。
ほうれい線の予防改善、血行促進、筋肉が鍛えられることにより二重あごの改善にも期待できますよ。
また、唾液の分泌を促す働きもあるので老化により唾液が少なくなり口臭に悩んでいる方にもおすすめの体操です。
また最近はEMS搭載の美顔器も販売されています。
EMSとは筋肉を刺激して運動したときのような効果を与える機能です。
EMS搭載の美顔器で表情筋に刺激を与えるのも効果的でしょう。
④肥満
顔に脂肪がつきすぎると脂肪が支えきれずにたるみ、ほうれい線ができてしまいます。
頬は脂肪がつきやすい部分なので、頬がたるんで口元にシワが寄ってしまうのです。
「丸顔」「頬が柔らかい」人は特に頬がたるみやすいので気を付けて下さい。
肥満は健康にも悪影響を及ぼすのでほうれい線対策だけでなく、健康のためにも健康な体型を目指しましょう。
無理なダイエットは皮膚がたるんでほうれい線を作ってしまうので、ゆっくり痩せられる方法でダイエットをするのがほうれい線対策には大切。
野菜や魚中心のヘルシーなメニューやおやつの量を控える、散歩に出かけるなどを心がけてみてください。
置き換えダイエットは体重を比較的早く落とせますが、リバウンドの可能性が高いのでおすすめできません。
⑤むくみ
体のめぐりが悪く老廃物が顔に溜まっていると重みで肌がたるみ、口元にシワが寄ってほうれい線になります。
・味付けの濃いものを好む
・運動不足
・冷え性
・睡眠不足
・水分のとりすぎ
などがむくみの主な原因です。
これらの改善を心がけながら、小顔ローラーなどのグッズを使って顔をマッサージしましょう。
⑥姿勢グセ
・頬杖をつく
・片足で重心をとる
・横向きで寝る
・無意識に口周りを触る
など、無意識に行っていることが口元にシワを寄せてクセがついてしまい、ほうれい線になることがあります。
姿勢グセは骨格のゆがみを起こす可能性もあるので、意識して姿勢グセを治していきましょう。
改善よりも予防が大切
シミもそうですがシワもできてしまってからでは消すまでに長期間のケアが必要になります。
「シワができたからケアを始めよう」ではなく「シワができないようにケアを始めよう」という意識が大切ですね。
シワの有無はかなり顔の印象に関わりますから、紹介した原因をふまえた上でほうれい線の予防をしていきましょう。
すぐに改善できる方法として美容クリニックでシワにヒアルロン酸を注入してシワを伸ばすという方法もありますが、保険適用外な上、定期的に通わないと効果が続かないというデメリットもあります。
お財布や時間に余裕がある方はヒアルロン酸注射もいいかもしれませんが、やはり美肌のためには根本からの改善とケアが大切です。
ぜひほうれい線の予防法をお試しください。
まとめ~ほうれい線ができる前からしっかり予防しよう~
ほうれい線は老化が原因だと100%防ぐことはできませんが、ケア次第ではくっきりとしたシワは予防できるものです。
ほうれい線対策に効果的なエイジングケアは「改善」より「予防」が大切。
しっかり予防ケアをして若々しい肌をいつまでもキープしましょう。
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