できてしまったシミやニキビ跡を消す薬「ハイドロキノン」の美肌効果と正しい使い方

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2017/06/20 最終更新日:2019/03/26

年齢を重ねるごとに濃くなっていく気がするシミやそばかす、ニキビ跡。
キレイに消せたらいいのに…なんて思う方も多いのでは。
私もシミが多くて悩んでいる一人です。

そんな悩みを解消してくれる画期的な薬があるのを知っていますか?
今回はシミに働きかけ美白効果も期待できる「ハイドロキノン」について紹介します。

シミが消える?ハイドロキノンとは


ハイドロキノンとは皮膚科などで治療で処方されている薬に含まれている成分で「肌の漂白剤」とも言われています。
できてしまったシミにハイドロキノンを塗ることでシミが薄くなるという効果が期待できるのだとか。
美白というとビタミンCが含まれている成分を真っ先にイメージしますが、ハイドロキノンはこのビタミンCの10~100倍もの美白効果があるというのです。

ハイドロキノンの働きは、シミの原因であるメラニンの生成を抑える作用と、メラニン色素の生成をする色素細胞の働きを抑える作用とがあり、これからできるシミ、できてしまったシミ両方に効果があるとされています。

日本ではあまり知られていませんが、アメリカなどの海外では昔からシミの治療として使われていました。
2001年薬事法規制緩和により日本でもハイドロキノンが使えるようになり、始めの頃は医師の診断を受けないと使えなかったのですが、最近ではドラッグストアなどで手に入るようになっています。

できてしまったシミやニキビ跡を消してくれる!ハイドロキノンの効果とは


ハイドロキノンの一番の効果は冒頭から言っていますが「美白効果」です。
できてしまったシミの改善からシミ対策まで効果が期待できます。

しかしすべてのシミに効果があるわけではなく、次のようなシミに効果的と言われています。

・紫外線によってできたシミやそばかす
・きれいに治らなかったキズ跡やニキビ跡
・女性ホルモンのバランスの崩れが原因でできてしまう肝斑(かんぱん)
・女性ホルモンが崩れやすい更年期にできやすいシミ。

昔からあるシミや奥深くにあるシミにはあまり効果がないとされているのです。

また治療をしなくて済むというメリットもあります。
シミをなくそうと思えばエステなどに行ってレーザー治療を受ける方もいます。
もちろん効果に違いはありますが、ハイドロキノンを使えば治療を受けなくてもシミを薄くする効果が期待できるので高額なお金を払わなくてもシミ対策ができるのです。

ハイドロキノンの注意点と副作用


美白効果抜群のハイドロキノンですが、それと共に注意点もあります。
ハイドロキノンを使う上で一番知って欲しいことです。
「肌の漂白剤」とも呼ばれてるほどの強力な薬。
家事などで使う漂白剤を見ても茶渋などが取れ真っ白になるほどの力を持っているものと同じような効果がある薬を肌につけるとなると少し怖い感じがしますよね。
ですが正しく使えば肌にも影響もなくキレイな肌を手に入れることができるので、使う前にはハイドロキノンの知識と使い方副作用注意点をしっかり知っていくことが大切です。

<ハイドロキノンの注意点>
①使用回数を守ること
ハイドロキノンの使用回数は1日1~2回
朝と夜の洗顔後に塗るのですが、肌が弱い方や初めて使う方は1日1回の使用にしてください。
それ以上塗ると副作用が起こる可能性があります。

②使用後、外に出る場合は日焼け対策をしっかりすること
朝に使用する場合、いくらシミを薄くしたいからとハイドロキノンだけを塗って外の出て紫外線に当たれば意味がありません。ハイドロキノンを使うことで肌がむき出しの状態になっているので紫外線を浴びることでよりシミができてしまう可能性が高くなります。外に出るときは日焼け対策もしっかりしてから出るようにしましょう。

③顔全体に塗るのはNG!
ハイドロキノンを塗るのはシミ、そばかすのあるところにだけ塗るようにしてください。
シミのないところにまで塗ってしまうと副作用が起こる可能性があります。気を付けましょう。

④肌の敏感な方、敏感な時期は使用しない
肌の敏感に反応する、生理前、妊娠中、授乳中の方は普段の肌より敏感になり肌は刺激を受けやすい状態になっています。
そんなときにハイドロキノンを使うと炎症を起こしてしまうなどの肌トラブルの原因になってしまうので使用しないでください。

⑤できるだけ使用の際は医師に相談を
やはりハイドロキノンは刺激に強い薬です。
今はドラッグストアなどで手に入り気軽に使えるようになりましたが、副作用が起こらないようにするためには医師に相談する方がいいでしょう。
またハイドロキノンの濃度が高くなると効果もありますが副作用の危険性も高くなるので、濃度の高いハイドロキノンを使うときは必ず医師に相談して使うようにしてください。

⑥使用期間
早くシミを消したいからと長期的な使用はしないようにしてください。
刺激が強い薬なので肌トラブルになってしまうことがあります。
シミが薄くなってきたと感じたら一度使用をやめ、肌を休ませる期間もつくりましょう。

<ハイドロキノンの副作用>
・肌が炎症を起こす
・かゆみが出てくる
・白斑
・色素沈着の悪化

注意点の中でも副作用が何度も出てきましたが、上記のような副作用があり、その中でも一番怖いのが「白斑」です。
白斑は肌の色がまだらに脱色されてしまうことで、一度脱色されてしまうと元に戻る可能性が低く簡単に治すことができません。
ハイドロキノンを使用する上で一番気を付けておく症状です。
使用する際は使用上の注意をよく読んでから使うようにしましょう。

まとめ~ハイドロキノンを正しく知って美肌になろう~


頑固なシミやニキビ跡に、鏡を見るたびがっかりしていませんか?
市販の薬でこんなに効果が期待できるのは嬉しいですよね。

ハイドロキノンには上記で説明した通り副作用もあるので注意が必要です。
不安な方は皮膚科で専門医に相談するのがおすすめ。
ハイドロキノンを正しく使って、効果的にシミ対策を行いましょう。

また、これ以上新たなシミやニキビ跡を増やさないためにも正しい紫外線対策やニキビ対策でケアしてあげることも大切ですよ。

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