ベースメイクの基本アイテムのファンデーション。
ファンデーションは肌悩みをカバーしてくれる心強いアイテムですが、濃いシミやニキビ跡などを完全にキレイに隠すことは難しいですよね。
ファンデーションにも種類があり、大きく分けるとリキッドかパウダーでご自身の肌に合うものを選んで使っている方が多いのでは?
それぞれ仕上がりや使用感に特徴がありますが、この2つを併用して肌悩みをできるだけ目立たなくするメイク方法があります。
しかし、塗り方によっては化粧崩れを起こしやすくなったり、肌に負担をかけるなどのデメリットも。
リキッドファンデーションとパウダーファンデーションを上手に重ねづけして使いこなすにはどのようなコツがあるのでしょうか?
この記事でわかること
リキッドファンデーションとパウダーファンデーション
リキッドファンデーションとパウダーファンデーションには大きな違いがあります。
上手に使いこなすにはそれぞれの特徴について知っておく必要があるので、紹介しますね。
リキッドファンデーションは液体状のファンデーションです。
油分を多く含みますが水分量も多く、サラッとした質感で肌に伸びやすくなじみやすいのが特徴です。
肌への密着度が高くツヤッとした仕上がりになります。
薄付きでもカバー力が高く、ナチュラルな肌を演出しながらシミや気になるポイントを隠します。
その名の通り、粉末状のファンデーションです。
コンパクトに押し固められたファンデーションが入っていてパフに取って使うタイプのものや、ファンデーションの粉末をブラシに取って使うタイプのパウダーファンデーションがあります。
サラッとした使い心地でふんわりとした質感の肌に仕上がります。
カバー力はリキッドファンデーションよりは低いですが、扱いやすくもっとも一般的に使われているファンデーションです。
リキッドファンデーションとパウダーファンデーションは、このように形状や特徴などがまるで違うタイプです。
それぞれ肌タイプに合ったものを使うのが理想ですが、この2つを上手に併用し重ねづけをすることでより綺麗な肌を演出することも可能。
併用の仕方によっては崩れやすくなったり厚化粧にみえてしまったりする場合もあるので、上手に使いこなすテクニックを身につけましょう
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上手にリキッドとパウダーを併用するメイク方法は?
メイク方法①:カバー力を高めたい人向け重ねづけテク
顔全体にリキッドファンデーションとパウダーファンデーションをどちらも使う方法です。
上手に併用するには、3つポイントがあります。
■リキッドファンデーションの量
リキッドファンデーションは肌との密着度が高く、塗り過ぎると「べたっ」とした重たい質感になってしまいます。
パウダーと併用するなら、リキッドファンデーションはあくまでも肌色の補正や悩み隠しのためと考え、あえて少なめに塗ることをおすすめします。
パール1つより少ない量か、パール1つ分のリキッドファンデーションを顔に点々と置き、スポンジでぽんぽんと叩いて馴染ませます。
指で塗ると付け過ぎてしまうので、スポンジでぽんぽんとしてスポンジに付いた分のファンデーションを薄く広げるイメージで全体に馴染ませましょう。
小鼻、目元は塗り残しができやすいので注意してください。
リキッドファンデーションを馴染ませたら、その上からパウダーファンデーションをパフやブラシに取って顔全体に広げていきます。
顔にのせる前に、一度手の甲などで余分なパウダーを落としてから塗ると厚塗りになりにくいです。
パフで塗ると厚塗り感が出やすいので、パウダーの適度な量の感覚が分からない方はブラシを使うのをおすすめします。
■ルースパウダーも使うと崩れにくい
顔全体にどちらも使う場合、量によってはかなり化粧崩れがしやすい状態になってしまいます。
長時間メイクをしている必要がある方や、メイク直しがあまりできない方はベビーパウダーやルースパウダーをご用意ください。
リキッドファンデーションの後にすぐにパウダーファンデーションを使うのではなく、ベビーパウダーやルースパウダーを挟むのがメイク崩れしにくいコツです。
上記の順番で使いましょう。
リキッドファンデーションにもパウダーファンデーションにも油分が含まれているので、その間にサラサラのパウダーを挟むことで油分による崩れを防ぐことができるのです。
■それでも崩れる方はファンデーションを見直して
それでも崩れやすいという方は、肌質に重ね塗りが向いていないかもしれません。
カバー力重視でリキッドとパウダーを併用しているという方はとくに、使用するファンデーションの見直しも視野にいれましょう。
最近はカバー力がありながら1つでしっかりベースメイクをつくれるファンデーションが販売されています。
崩れにくくするには、やはり重ねないことが1番。
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メイク方法②:混合肌向け部分的に使い分けテク
頬は乾燥するのにTゾーンはテカるという混合肌さんは、ファンデーション選びに苦戦しますよね。
顔の部分ごとにファンデーションを使い分けることで、全体的に均一で綺麗なベースメイクをつくることができます、
■Tゾーンは皮脂吸着タイプの下地+ミネラルファンデーションで
テカる原因はさまざまですが、普段の保湿ケアが足りなくて肌をうるおそうと皮脂が過剰に分泌されてしまうことがあります。
なので、テカるからと保湿ケアを怠るのはNG。
ファンデーションも皮脂吸着タイプで皮脂を抑えながらも、さらなる皮脂の分泌を促さないよう保湿効果の高いミネラル成分配合のパウダーファンデでメイクするのがおすすめです。
■頬に使うリキッドファンデーションも保湿効果重視で選ぶ
リキッドファンデーションも時間が経つと乾燥しがち。
最近は美容液のような保湿成分が配合された美容液ファンデーションも人気です。
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リキッドファンデとパウダーファンデ併用のメリットとデメリット
・肌トラブルなどの悩みをしっかり隠せる
・しっかりめのメイク仕上がり
・マットな肌を演出する
・メイクが長持ちする
リキッドファンデーションとパウダーファンデーションの併用は、しっかりめの濃いメイクに仕上がるので濃い目のメイクをしたいパーティーや大事なお出かけの時などに映えるベースを作ることができます。
リキッドとパウダーの両方を使えばしわ、シミ、くすみ、そばかすなどのエイジングサインをよりしっかり隠すことができ、年齢肌が悩みの方の若々しい明るい肌演出におすすめです。
両方使うことでメイクの持ちも良く、化粧直しがなかなかできない日にも安心のベースメイクができるでしょう。
・厚塗り、厚化粧に見える
・塗り過ぎて化粧崩れしやすくなる場合がある
・化粧が崩れるとしわがスジになように見えやすい
・肌にかかる負担が大きい
・メイク落としが大変
一方、デメリットではリキッドとパウダーを両方使うことで厚塗り感が出てしまうことが第一の問題として挙げられます。
どちらか一つのファンデーションのみで仕上げるのと比べ、両方使うともともとの肌の質感や色味がほぼファンデーションで隠れてしまうため、厚化粧っぽくなってしまいます。
また、1回のクレンジングでは落としきれないことが多いので、併用した場合はクレンジングを2回行いしっかりメイクを落とすようにしましょう。
重ね塗りやクレンジングで普段のメイクより肌に負担をかけてしまうことになるので、特別肌をキレイに魅せたい時の手段として取り入れるのがいいですね。
まとめ~パウダーファンデとリキッドファンデで特別なベースメイクを~
しっかりめのメイクがしたい時や特別な日のメイクに、リキッドファンデーションとパウダーファンデーションの併用は肌悩みのカバーに役立つでしょう。
ですが肌の負担にならないように、毎日の使用は控えた方がよさそうです。
その日に合わせた使い分けができるのもメイクの魅力なので、大人の女性としてTPOに合わせたメイク術を磨きましょう。
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