ノーファンデで肌トラブルリセット!正しい方法と注意点

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2017/12/25 最終更新日:2019/03/26

基礎化粧品、下地、仕上げにはこだわりのファンデーションで完璧にメイクをしているのに、なぜだか肌の調子が悪いと嘆いている方はいませんか。
その肌トラブル、もしかするとファンデーションが原因かもしれません。

ファンデーションを使ってメイクをすればするほど、肌トラブルをしてしまうという人は、肌を整えるためにノーファンデ生活を始めてみませんか?
ファンデーションが肌に与える悪影響と、ノーファンデで過ごすことで得られるたくさんのメリット、正しいノーファンデメイクについてご紹介していきます。

ファンデーションは肌荒れのもと!?


ファンデーションは、肌の表面を滑らかに見せ、シミやくすみなどのエイジングトラブルをカバーしてくれるコスメ。
ファンデーションを塗ることは、エチケットの一環で、誰もが毎日の習慣として当たり前に行っていることです。
エイジング現象が顕著になる20代後半くらいからは、もはや手放せないアイテムで、女性としての自信を持たせてくれるものでもありますよね。

ですがそのファンデーションが肌トラブルの原因になっている可能性があるのです。
肌トラブルを起こした時、基礎化粧品を替えるとか、サプリメントを飲む、生活習慣を規則正しいものに変えるなどさまざまな努力をしても改善しないという時は、使っているファンデーションを疑ってみることも必要かもしれません。

最近では「美容成分が豊富で肌に優しい」と謳う高機能の商品が多く発売されていますが、毛穴の凹凸をなくし、肌の色ムラを補正、乾燥防止やくすみ・シミをカバーするために、ファンデーションには「シリコン」「合成界面活性剤」「タール系色素」など多くの人工的な成分が配合されています。
もちろん、ファンデーションとして製品になるものは、数々のチェックやテストを経てから世の中に出ているので、大抵の人にとってさほど影響のないものですが、これら石油由来の成分は肌への負担となりやすいと言われているのです。

特に、リキッドファンデーションは肌への密着度が高いので、敏感肌の人にはダイレクトに肌へのダメージとなりやすく注意が必要。
比較的刺激が少ないと言われるパウダーファンデーションでも、デリケートな肌にはやはりダメージとなるのです。
ファンデーションには、香料や防腐剤なども入っており、これらが炎症やアレルギー反応を引き起こすことや、含まれている成分によってはホルモンバランスが崩れてしまう可能性があることも指摘されています。

ファンデーションは、一日中つけっぱなしでいることがほとんどなので、肌に合わなければ、長時間にわたって肌をいじめ続けているのと同じ状態。
クレンジングをした後でもくすみやハリのなさを感じるのであれば、それは一日中刺激と戦った肌が疲れている証拠です。
肌コンディションを整えるためにさまざまな努力をしても肌荒れが治らないのであれば、一度ファンデーションをやめてみるという選択肢も検討してみましょう。

ノーファンデーションで過ごすメリット


普段から化粧をした顔に見慣れていると、ファンデーションを塗らないことは「裸同然」で街を歩いているようなもの。
しかし、肌トラブルを改善したいのであれば、その恥ずかしさを乗り越えて積極的にノーファンデーションに挑戦しましょう。

素肌をさらけ出すことで、肌にたくさんのダメージを受けてしまいそうだと懸念を抱いている人は多いと思いますが、正しい方法で行えば問題ありません。
ノーファンデにすることで多くのメリットがあります。

まず、肌に何もつけないナチュラルな状態を続けると、肌が元気になってきます。
ファンデーションに含まれる油分やシリコンなどの化学物質は、毛穴をふさぎ、きちんと落としているつもりでも、素人のクレンジングでは不十分。
ファンデーション汚れや皮脂が残ったまま毎日のメイクでさらに重ねていくと、毛穴に汚れがこびりついて取れにくくなり、酸化して黒ずみやニキビのもととなります。
これをカバーするためのさらなるメイクや過剰なケアを続けると、それが肌への負担となり、肌トラブル地獄のスパイラルから抜け出せなくなってしまうのです。
また、毛穴汚れのせいで化粧水がうまく浸透せず、肌の乾燥の原因ともなることも。

ノーファンデにすることで、毛穴詰まりしにくくなり、強力なクレンジング剤も必要なくなるので、自然と肌は健康な状態に近づきます。
また、エイジングケア効果や化粧直しが不必要になること、ファンデーションを購入しなくて済むようになるのでお金がかからなくなるというメリットも。
メイク時間の短縮や、他のパーツのポイントメークが際立つようになるなど、ノーファンデにすることで想像以上に多くメリットを得られます。

ノーファンデを実践!正しい方法とは


多くのメリットを得ることのできるノーファンデ生活ですが、どのように実践したらいいのでしょうか。

念頭に置いていただきたいのは「ノーファンデはノーメイクではない」ということ。
肌に負担の少ない化粧品を使って仕上げていくのが「ノーファンデ」です。
保湿紫外線対策など、お肌を守るために必要なプロセスは省かず、特に丁寧に行う必要があります。

はじめにしっかりと保湿をして、土台となる肌に潤いを与えます。
ここで保湿を怠ると、疲れた顔に見えるとか、この後塗り重ねる下地がよれてしまうなど、化粧崩れを起こしやすくなるので、念入りに行ってください。
次に、化粧下地を塗ります。
顔色を明るく見せるコントロールカラー下地や、UV効果のあるものを塗り、ハンドプレスなどで肌にしっかりと密着させましょう。

シミや肝斑など、どうしても部分的に気になるところには、コンシーラーが有効。
ポンポンと叩き込むようになじませていきます。
仕上げには、ルースパウダー、フェイスパウダー、ベビーパウダーなどの「お粉」で整えます。
ブラシにたっぷりととって、ふんわりと乗せるようにするのが、うまく仕上げるコツ。
お粉類も肌にやさしいものをチョイスするのがポイント。
ベビーパウダーはOKですが、フェイスパウダーなどはものによっては肌に刺激となる成分が含まれている場合があるので、ミネラルなどが主成分の低刺激処方のものを選びましょう。
これで完成です。


<ノーファンデ生活の注意点>
美肌を保ちたいのであれば、紫外線対策は大切。
紫外線は、肌の奥まで刺激として突き刺さり、シミやしわ、たるみの原因となります。
ですから、しっかりと日焼け止めを塗るなどして、肌を守りましょう。
日焼け止めの多くはクレンジング剤が必要ですが、ノーファンデを実践している人におすすめなのは、石鹸で落ちるタイプのもの。
また、紫外線吸収剤不使用のノンケミカルの日焼け止めだと、肌への負担を最小限で抑えることができます。

ベビー用やキッズ用にはこのタイプが多いので、ぜひ探してみてください。
日焼け止めを塗った後は、たっぷりのパウダーをまんべんなく乗せて、肌を滑らかに整えましょう。
この時のパウダーも、紫外線防止の効果があるものを使うといいですよ。

まとめ~ノーファンデで肌をリセット~


いざノーファンデにしようと思っても、実際にするとなると勇気がいるもの。
しかし、ファンデーションを塗っていることが肌荒れの原因になっているのなら、ノーファンデでいることの方がよっぽどメリットが多くあります。

まずは、週末など休日から始め、徐々に日数を増やしていくのがおすすめ。
また、どうしてもメイクをしなければいけないという時は美容成分が配合された肌にやさしい美容液ファンデーションを使うといいでしょう。
ファンデーションの機能はもちながらも美容成分が豊富で、メイクしながらスキンケアができる優れモノです。

肌を大切にするからこそ脱ファンデで肌をリセットして、美肌を手に入れましょう。

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