敏感肌におすすめのファンデーションの種類と選び方|メイクで肌を守る方法

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2018/03/16 最終更新日:2018/10/12

肌質の種類の基本は乾燥肌や脂性肌、混合肌ですが、最近急増しているのが敏感肌です。
化粧品で赤みやかゆみなどの症状を伴うこともあるデリケートな肌質なので、ファンデーション選びにも一苦労しているのでは?

そこで今回は敏感肌のファンデーションの選び方について詳しくご紹介!
おすすめのファンデーションや敏感肌についての基本的な知識なども合わせて解説します。

敏感肌の肌の状態


敏感肌のファンデーションを購入する前に、まずは敏感肌がどのようなものなのかについての基礎知識を知ることから始めましょう。

【バリア機能が低下している状態】
バリア機能には2つの役割があり、外部刺激から肌を守ってくれる働き、もうひとつが体内からの水分蒸発を防ぐというものです。

バリア機能低下の最も大きな原因は「乾燥」
肌の表皮は4層に分かれており、その一番表面が角質層と呼ばれますが、老化やストレス、睡眠不足などにより乾燥が進むと、角質層の肌細胞が乾いて一つ一つが反りかえる様になります。
これがキメの荒れた状態。
キメが整っていれば、肌の表面にぴったりと蓋をするようにさまざまな刺激をブロックしてくれるのですが、荒れていることで細胞の間に隙間ができ、紫外線や乾燥した風、花粉をはじめとしたアレルゲン物質などの外部刺激をダイレクトに受けやすくなります。
また、角質細胞の隙間から水分が蒸発しやすくなることでさらなる乾燥を招き、バリア機能がどんどん低下していく悪循環を導きます。

【大切なのは「負担をかけない」こと】
敏感肌を改善するためには、まずスキンケアで保湿を心掛けることが大切。
刺激の少ない敏感肌用の化粧水も販売されています。
肌のコンディションを整えるため、生活習慣や食生活も改める必要があるでしょう。

メイクアップで気を付けたいことは、できるだけ肌への負担をかけないことです。
ファンデーションブラシやスポンジを清潔に保つことも重要。
ファンデーションと皮脂が混ざり合うことで雑菌が湧きやすく、それがさらなる肌荒れを招くことがあるので、使う度に洗うのが理想です。
最近では、敏感肌にも使える肌にやさしいファンデーションが増えており、敏感肌特有の肌トラブルに怯えてメイクをすることができなかった女性たちに多く愛用されています。

【敏感肌こそメイクで肌を保護】
敏感肌の人の中には、ファンデーションなどの化粧品が刺激になり、赤みやかゆみを招く人も多いでしょう。
しかし、だからと言ってノーメイクのまま外に出歩くことは、さらなる肌状態の悪化を招き、いつまでも悩みが尽きないスパイラルに陥ってしまいます。
ノンケミカルの下地やファンデーションで、素肌の上に薄くベールをかけるようにメイクをすれば、外部刺激からのダメージをやわらげ、スキンケアにも役立ちます。

特にひどい炎症が起きていない限り、敏感肌の人も普段からメイクをすることがおすすめ。
このことが、かえって美肌への近道となるのです。
大切なのはファンデーションなどのベースメイクアイテムの選び方です。

敏感肌のファンデーションの選び方


実際にファンデーションを選ぶ時のポイントには、どのようなものがあるのでしょうか。
購入の際にチェックしたいポイントについてまとめました。

【油分の少ないものを選ぶ】
一般的なリキッドファンデやクリームファンデは油分が多く、肌への負担が大きいので避ける方が賢明でしょう。
肌や毛穴への密着度が高いので、クレンジングをした後の化粧残りが多いことや、防腐剤などの添加物が多く含まれているため、敏感肌にはおすすめできません。
ファンデーションを選ぶならタッチの軽いルースやパウダーのものにしましょう。

【クレンジング不要もしくは簡単にメイク落としができるもの】
クレンジングによる肌への摩擦は、思っている以上に肌ダメージになります。
特に敏感肌である場合、赤みやひりつきはもちろん、摩擦などのダメージから肌の防御反応としてメラニン色素が生成されやすく、黒ずみの原因にもなりかねません。
クレンジング剤の成分も、敏感肌には相当な刺激物。
ただでさえ潤い不足の肌から水分や皮脂を奪い取ってしまい、さらなる乾燥を招きます。
石鹸やぬるま湯だけで落ちるような、簡単にメイク落としができるものは、肌への負担を最小限に抑えることができます。

【無添加処方】
ファンデーションに含まれる防腐剤や紫外線吸収剤などのケミカル成分は、肌トラブルやアレルギーを起こす原因となり、敏感肌にとって重いダメージとなります。
化学的な成分を使っていない無添加のものであれば、肌への負担を最小限にとどめてくれる他、美容液成分や保湿成分の入ったものはスキンケア感覚で使うことができるでしょう。

【保湿効果のあるもの】
敏感肌の人のほとんどは乾燥肌だと言われています。
メイクをする前に、化粧水や乳液、下地でしっかりと保湿スキンケアをすることは、敏感肌のメイクにおいて基本中の基本ですが、さらに、ファンデーションに保湿効果があれば、肌のコンディションはより良くなります。

敏感肌の人におすすめのファンデーションとは


ここではさっそく購入を検討している人に向けて、ファンデーションの種類を挙げてお勧めのポイントをご紹介していきましょう。

【普段使いならミネラルファンデ】
ミネラルファンデとは、天然の鉱物(ミネラル)を原料に作られたものでルースファンデーションの一種です。
石鹸で洗顔するだけでメイクが落ちるものが多く、中には、クレンジング剤が必要なものもありますが、一般的なファンデーションより落ちやすいので、肌への摩擦など負担が少なく毛穴に残りにくいのが特徴。
付けたまま眠ることができるものがあるほどで、多くの敏感肌の方に愛用されています。
ミネラルファンデーションは、一般的なパウダーファンデーションやリキッドファンデーションに比べてカバー力が劣るので、自然に仕上げたい人におすすめ。
通勤や通学、買い物など、日常のナチュラルメイクにぴったりのメイクアップアイテムです。

【きちんと仕上げる日はパウダーファンデ】
仕事での大切なプレゼンやイベント、気合を入れたいデートなど、しっかりとメイクをしたい日には、パウダーファンデーションを使いましょう。
いつも使っているミネラルファンデやルースファンデとミックスさせて使うのもいいですよ。
敏感肌用のものや無添加のものを選ぶと安心です。
最近は上記で紹介したミネラルでできたカバー力のあるパウダーファンデーションも販売されています。

【リキッドファンデも敏感肌用ならOK】
一般的なリキッドファンデは、油分や高い密着度、防腐剤などの添加物が敏感肌への大きな負担となりますが、敏感肌のために作られたものであれば安心して使うことができます。
無鉱物、パラベン、紫外線吸収剤などの科学的な成分を使っていなど、肌質に合わせた特別な処方になっているのが特徴。
リキッドファンデなのでクレンジングは必要ですが、カバー力とつやのある仕上がりは、リキッドならではの魅力ですよ。
【おすすめ敏感肌用BBクリーム↓】

まとめ ~敏感肌でも使えるファンデはたくさんある~


敏感肌の人の中には、なかなか肌に合うファンデーションが見つからず、ベースメイクをあきらめてしまっている人も多くいます。
しかし適切なファンデーションを選べば十分に美肌を作ることができるのです。

肌にやさしいミネラルファンデをはじめ、肌への負担が比較的少ないパウダーファンデや、敏感肌用に開発されたものなど、TPOに合わせて数種類を使い分けるというのもおすすめです。
ぜひご紹介の内容を参考に、自分に最適な敏感肌ファンデーションを見つけてくださいね。

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