ファンデーションを塗るときにはスポンジパフ、ブラシ、手で塗るなどいろいろな方法がありますが、シリコンパフも最近は使っている人が増えてきました!
「シリコンパフはまだ使ったことがないから正しく使えるか心配」
そう思っていませんか?
こちらの記事では、シリコンパフがどんなアイテムでどんなメリット・デメリットがあるのかをご紹介しています♪
シリコンパフの使い方を覚えて、最高の美肌の仕上がりを目指しましょう!
シリコンパフってどんなアイテム?
シリコンパフとは、その名前の通りシリコンでできたパフのことです。
リキッドタイプのファンデーションを塗る目的で使われるアイテムですが、特徴的なのはスポンジパフのような手触りではなく、シリコン製ならではの「ツルツル」「プニプニ」と、グミのような感触です。
百貨店やドラッグストアなどの化粧品コーナーでもシリコンパフは売っているし、最近はダイソーやセリアなどの100円ショップでも購入できます。
ダイソー、セリアでも大人気の商品で、売り切れているのを見たこともあります!
では、シリコンパフがどんなアイテムなのかわかったところで、メリットやデメリットを見てみましょう。
シリコンパフのメリットとデメリット
シリコンパフのメリット
①ファンデーションがパフにほとんど吸収されない
シリコンは耐水性が高く、メイクをしているときにファンデーションがパフにほとんど吸収されません。
スポンジパフを使うと、ファンデーションが吸収されてしまってファンデーションが多く必要になったりしませんか?
初めてシリコンパフを使うと、いつもどれだけ多くファンデーションを使っていたのかはっきり分かります!
スポンジパフを使う要領でファンデーションを出すと、シリコンパフではファンデーションが多すぎて塗りすぎ感が出たり、ムラになってしまうことも。
「少ないかな?」と思う量で十分。無駄にファンデーションを使うことがなくなるので、ファンデーションの節約ができコスパが良いんですよ。
②衛生的で肌荒れの原因になりにくい
スポンジパフって使い捨てにしている人もいますが、何回か使いますよね。
なのでスポンジパフ専用の洗剤なども売っています。
でも、洗うのが面倒で1週間洗わずに使っていた…なんてこと、ないですか?
洗わずに使い続けたスポンジパフには雑菌がうようよ。
そんな雑菌だらけのパフを使っていたら、肌に雑菌を塗りつけているようなもの。
吹き出物やニキビの原因になってしまうこともよくあります。
一方、シリコンパフは耐水性が高く水を吸収しないので、水洗いができます。
水を吸収しにくい素材なので、水洗いをしたあとはさっと水気を拭くだけでお手入れができ、毎回清潔な状態のパフを使えるんです。
衛生を保てるというのもシリコンパフのメリットです。
シリコンパフのデメリット
①慣れないと逆に残念な仕上がりになってしまうことも
シリコンパフは使い方にコツがあり、初めてシリコンパフを使うと慣れていないこともあってうまくファンデーションを肌になじませられず、ヨレてしまったりムラになってしまうことがあります。
表面がツルツルしているので、ファンデーションが密着しにくいのが原因です。
私も「最近シリコンパフが流行っているから」という理由でダイソーとセリアで探して買ってみたのですが、ファンデーションがうまく乗らないし、普段のメイクよりも毛穴やキメのあらさが目立つ結果になってしまったことがあります…。
コツが分かれば変な仕上がりにはほとんどならないんですけどね。
②小鼻、目元などの細かい部分に塗りにくい
シリコンパフは柔らかいですが、小鼻や目元に塗る時に折り曲げると表面がパンッと張るので固くなってしまいます。
スポンジパフと比べると細かい部分に塗りにくく、凹凸にフィットしにくいので細かい部分には使いにくいというデメリットも。
③商品によってはニオイが気になることも
シリコン製のシリコンパフはものによってはシリコンのニオイが強い場合があります。
使っているうちにだんだんニオイは薄れてきますが、新品のシリコンパフはニオイがきつい場合もあるので注意です。
「このメーカーのシリコンパフはニオイがきつくて気分が悪くなるな…」という場合は、別のシリコンパフを購入してみてくださいね。
シリコンパフの基本の使い方と注意ポイント
シリコンパフの基本的な使い方をおさえて、ナチュラルで毛穴レスの美肌をつくりましょう!
スポンジパフのときよりも少なくてOK。スポンジパフで使う量の3分の1~2くらいで様子をみてください。
②直接シリコンパフにファンデーションをつけて肌に塗っても、肌に点々とファンデーションを置いてからシリコンパフで伸ばしてもOK。
③顔の内側から外側に向かってシリコンパフをスッスッと滑らせ、全体に伸ばします。
④シリコンパフで肌を軽く叩き、パッティングして毛穴にファンデーションを入れ込むイメージで押し込んできます。
シリコンパフを肌に滑らすだけでは「スジ」「ムラ」になりやすいのですが、パッティングの作業をするだけで綺麗に仕上がりますし、毛穴レスの肌も演出できるんですよ!
【注意点】
(しずく型のシリコンパフはしずくの先端が細かい部分に塗りやすいのでおすすめ)
・いつもの感じでファンデーションを塗ると塗りすぎになって仕上がりが汚くなってしまう。(ファンデーションは少量でOK)
・「シリコンパフは清潔」と言われるが、毎回洗っていないと清潔ではない
シリコンパフのお手入れ方法
使い終わったシリコンパフは、中性洗剤を使って優しくこすり洗いをします。
洗い終わったシリコンパフは清潔なタオルやペーパーで水気を拭き取り、付属のケースや普段使用している入れ物などにしまって保管してください。
シリコンパフの使い方~応用編~
シリコンパフはファンデーションを塗るためだけのアイテムにするのはもったいない!
実は、こんな使い方もできちゃうんですよ。
クリームチークを塗る時に使う
シリコンパフにクリームチークを少量つけ、手の甲で均一に伸ばし余分な分を取り除いてから頬にポンポンと叩いてぼかしていきます。
ふんわり、ナチュラルな血色のいい頬に仕上がりますよ♪
余分なチークは手の甲で除いておくのがうまく仕上がるコツです。
スキンケアに使う
美容液、乳液、クリームなどの基礎化粧品をのばすときや、パッティングに使用します。
スキンケア用に別でシリコンパフを一つ用意しておくといいですよ。
また、シリコンパフを冷蔵庫で冷やしておくと毛穴の引き締めにも効果を期待できますよ。
まとめ
シリコンパフは使い方にコツがあり、慣れていないと「難しい」と感じてしまうこともありますが、慣れれば化粧品の出費を抑えられるし、肌も綺麗に仕上がるし、応用した使い方もあるのでとってもおすすめのアイテムです!
化粧品メーカーから発売されているものから、100円ショップで手軽に手に入れられるものもあるので、ぜひお好みのシリコンパフを探してみてくださいね♪