背中の贅肉(ハミ肉)は太ってみえたり老けて見えたりしてしまう邪魔な存在ですよね。
ダイエットに励む女性はもちろん、もともと華奢な女性でも背中の贅肉が気になるという声をよく聞きます。
多くの女性を悩ます背中の贅肉を自力で落とす方法はあるのでしょうか?
今回は背中の贅肉&ハミ肉を落とすマッサージやトレーニング方法をご紹介!
背中の贅肉が気になっているあなたも、後ろ姿がぐっと素敵な美ボディに近付けるかも?!
背中の贅肉を落とすマッサージ&トレーニング方法
美ボディやダイエットは1日にしてならず!!
背中の贅肉・ハミ肉も、日々のコツコツしたマッサージやトレーニングで解消しましょう。
タオルを使って僧帽筋力UP
背中の上部にある僧帽筋を鍛えることは、肩甲骨周りをすっきりさせ、背中の見た目の印象を大きく変えてくれる効果があります。
また、体の真横に両腕を上向きに90度に曲げて構え、両手を前にして広げながら、両腕を後ろに引いて戻すことをゆっくりと繰り返すこともおすすめです。
どちらも1セット10回(10往復)として、1日のうちの好きな時間に2~3セットを行うことを毎日続けるといいでしょう。
デスクワークの時間が長く、長時間パソコンのモニターとにらめっこしているような人は、僧帽筋が緊張して肩こりを引き起こしていることもあるので、血流を良くするストレッチ効果もあり、背中の新陳代謝が上がることで脂肪が燃焼しやすくなります。
広背筋トレーニング
広背筋は、上半身で最大の筋肉と言われ、トレーニングをすることで背中とわき腹の贅肉解消に効果があります。
8カウントの間に起き上がって元のうつ伏せ姿勢に戻るということを5回から10回繰り返しましょう。
うつぶせのまま両腕と両足を上に持ち上げて、スーパーマンのような姿勢を作ることも効果的なトレーニングになります。
この姿勢では、広背筋の他、ヒップの筋肉にも負荷がかかるので、ウエストからヒップにかけての引き締めにも役立ちますよ。
背肉解消ヨガ
全身の筋肉を使うヨガはダイエットはもちろん、背中の贅肉にも効果的!
特に背筋を使うヨガポーズは、ハミ肉解消におすすめです。
背肉解消におすすめのヨガポーズを紹介します。
足を軽く広げてうつ伏せになります。
両手を肩の下あたりについて、胸を床から離すイメージで反らすように手で押しながら上体だけを起こします。
呼吸をしながら20秒前後キープして、戻します。
四つん這いの姿勢になったら、お腹を覗き込むように背中をまるめます。
次に天井を見るように背中をそらします。
これを交互にゆっくり繰り返しましょう。
背中の贅肉&ハミ肉対策方法とは
背中に贅肉やハミ肉がついてしまう原因は普段の生活習慣にあることがほとんど。
私生活を見直して、背中に贅肉がつきにくい環境に整えましょう。
姿勢を整える
背筋を伸ばして姿勢を良くすることは、思っている以上に背中の筋肉を使います。
姿勢の悪い人は、背中が丸まっていることに加え、肩が内側に入ってすぼまっており、筋肉の緩んだ状態。
そこで、背中を伸ばして、胸を張り両肩を広げることを意識するように姿勢を正して、筋肉に負荷をかけましょう。
毎日いい姿勢を心掛けることが自然とエクササイズになり、続けることでいつの間にか背中のラインがすっきりとしたことを感じられるようになるでしょう。
姿勢をよくすると背肉だけでなく、全身のダイエットにも効果的◎
姿勢美人は印象も良くなっていいことずくめです。
サイズの合ったブラジャーを着ける
胸に合わないブラジャー(下着)は、ハミ肉や贅肉をつくる大きな原因です。
サイズが合っていないブラをつけることで、胸の肉が脇に流れ、そのまま背中に贅肉となって定着します。
ブラジャーの背中のホックの上にハミ肉が乗っている人は要注意!
カップにしっかり胸がおさまり、脇にお肉が流れない自分のサイズに合うブラジャーを着用しましょう。
カップやアンダーが自分の体やバストにしっかりフィットしているかどうか、締め付けがきつすぎないかなど、実際の着け心地を確認するためにも、下着の専門店でフィッティングしてから購入することをおすすめします。
スタッフの方にバストを測ってもらい、正確なサイズを知るということも大切。
朝や夕方など測る時間帯や生理前などの体調によってサイズが微妙に違うことが多くありますが、専門家であればそういった事情も考慮してブラジャー選びのアドバイスをしてくれますよ。
ナイトブラの着用
仰向けになったり、寝返りを打って横になったりと、寝ている間はバストが色々な方向に移動します。
バストの位置が定まっていないと胸の脂肪が脇や背中に流れて背中の贅肉になってしまうことも!
背肉対策をするのなら就寝前にナイトブラを着けることがおすすめです。
ナイトブラは、寝ている間でも苦しくないように設計されており、バストの脂肪や位置をしっかりとキープしておくことができるようにフルカップでバストを包み込むようなデザインになっています。
ナイトブラの着用でバストの形をきれいに保つことができ、バストアップだけでなくハミ肉防止にも役立ちますよ。
背中に贅肉が付いてしまう原因
背筋の衰えが最も大きな原因
姿勢は、背筋によって支えられています。
背筋は背中をまっすぐ伸ばすために必要な筋肉で、背中の上部で背骨に沿ったように中央にある「僧帽筋」と、脇の下から腰のあたりにかけて大きな三角形のように広がる「広背筋」が主なもの。
これらの背筋が衰えていると、背中のラインもぼんやりとたるんだようになり、柔らかでプニプニの贅肉・ハミ肉を生み出す原因となります。
猫背でさらに背筋が衰える
最近では、長時間のデスクワークや運動不足などで、若くても背筋力がない人が増加。
背筋がないと、背中をピンと伸ばしているよりも丸めるようにする姿勢の方が楽なので、自然と猫背になってしまいます。
すると余計に背筋を使わないようになり、さらにおなかの肉もたるんで上半身のスタイルが崩れ、いわゆる「おばさん体型」まっしぐら。
背中を伸ばさない悪い姿勢に慣れてしまうとどんどん背筋が衰え、背中のたるみが加速してしまうのです。
加齢による皮膚や脂肪のたるみ
年を取ると顔にしわやたるみが現れるように、背中の皮膚にもたるみが起こります。
加齢によって筋力が衰えることから背中のラインにも締まりがなくなり、さらに、新陳代謝が低下することで脂肪を蓄えやすくなることも背肉のたるみを生む原因。
加齢による体の変化は避けられないことなので、ハミ肉対策のためにエクササイズやトレーニングで筋力をアップさせて引き締めるための努力が必要です。
合わないブラジャーを着けている
アンダーがきつすぎるとかカップが合わないなど、自分のサイズに合わないブラジャーを着けていることは、脇肉や背中の贅肉を生み出す原因です。
特にカップサイズが合っていないと、ブラジャーの中に胸の脂肪がぴったりと収まらず、背中やわき腹に流れてしまいます。
近頃人気のノンワイヤーブラやカップ付きキャミソールもバストをサポートする力が弱いため、脂肪が他の部分に流れてラインのたるみを引き起こしやすくするというリスクが…
背肉やハミ肉を気にする人こそ、自分に合ったサイズのブラジャーを着けることが大切なのです。
まとめ~贅肉のない背中美人を目指そう~
背中の贅肉をすっきりさせるためには、普段の生活でいい姿勢を心掛けたり、ブラジャーサイズを見直したりすることはもちろん、背筋を鍛えるためのマッサージやトレーニングをすることが解決への近道です。
毎日の積み重ねが無駄な贅肉のない美しい背中のラインを作り、見た目の若々しさやエイジングケアにもつながります。
また、結婚式を控える花嫁さんも背中のラインは気にしたいポイント。
ウエディングドレスを着る時は、背中の贅肉をなくてスッキリとした背中美人になりたいですよね。
ドレスを堂々と着れるように、今から背中の贅肉対策をはじめましょう。
ぜひご紹介の内容を参考に、毎日の努力を続けてくださいね。
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