クーパー靭帯は伸びたら修復できない?予防・対策方法と美バストの要と言われる理由

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2018/12/18 最終更新日:2019/02/08

ふっくらと丸みを帯びた美しいバストの形を支えているものが、クーパー靭帯

クーパー靭帯の伸びや切断はバストの下垂や離れ乳の原因となりますが、最近では若い女性たちの間にもこのような悩みを抱える人たちが多くなっています。

そこで、クーパー靭帯についての基礎知識伸びる原因について追及し、その予防改善策について解説していきましょう。

クーパー靭帯とは


クーパー靭帯はコラーゲン同士が結びついてできた結合繊維です。

乳房の中に網状に張り巡らされており、その細く枝分かれした1本1本がバストの乳腺や脂肪をつなぎ、ふっくらとした形を支える大切な役割を担います。

クーパー靭帯には伸縮性がなく、一定の距離をつなぐもの。
一度伸びたり切れたりすると元には戻らないので、クーパー靭帯を伸ばさないように気を付けて生活することが美乳を保つカギとなるのです。

クーパー靭帯が伸びる原因


【原因①】加齢
年を重ねるとともに、体の中のコラーゲン生成量は減少していきます。
クーパー靭帯はコラーゲンなどが集まった繊維なので、加齢でコラーゲン不足になると当然クーパー靭帯にも影響し、伸びてきます。

また、皮膚の弾力が低下して伸びやすくなることも下垂や離れ乳を加速させる原因。

皮膚の伸縮性が少なくなってくると、バスト内の脂肪などが皮膚で支えきれなくなり、同じくしてクーパー靭帯も引き伸ばされてしまいます。
加齢に伴って女性ホルモンバランスが変わることもバストの形の変化に影響を与え、乳腺や脂肪の構成比の変化がバストを柔らかくして、下垂させる原因になるのです。

【原因②】大きいバスト
バストが大きく、脂肪などで重さがある人の方が重力によってバストが下垂しやすいので、クーパー靭帯に負担がかかります。

バストが小さい人は、脂肪などが少ない分垂れ下がりにくく、中には年を重ねてもそれほどバストの位置が変わっていないという人もいます。
バストが大きい人の方が、クーパー靭帯が伸びやすいと言えます。

【原因③】運動など生活の中で起こるバストの揺れ
飛んだり走ったりすると、バストが揺れてクーパー靭帯に負担がかかります。

運動によってバストが揺れる時は、バストが上下左右さまざまな方向に動くので、クーパー靭帯にとって大きなストレスとなるのです。

スポーツブラなどでしっかりと固定しないまま長時間運動を続けていると、気づいた時には驚くほどバストが下がっているということにもなりかねません。

【原因④】間違ったバストマッサージ
最近では「美乳」のためのバストマッサージを自分で行うことが流行していますが、このマッサージ方法を間違えるとバストを下垂させる原因になります。

「美バストになりたい」という情熱から気合いが入りすぎるあまり、バストを強く揺さぶってマッサージをしたり、力を込めて握りつぶすようにしたりすることは、クーパー靭帯にとっていいことではありません。

さらに、長時間にわたって間違った方法で繰り返すことでクーパー靭帯を傷つけてしまい、20代など若いうちから垂れ乳になってしまうもとになります。

【原因⑤】妊娠・出産によるバストの大きさの急激な変化
妊娠中、出産には、赤ちゃんの授乳に備えて、普段は細い乳腺が張って肥大化します。
体の血液や水分の量が増えることで、授乳中の女性のバストサイズは2カップくらい上がると言われており、自身でバストを見下ろした時の景色にも違いが出るほど。

このバストの大きさの急激な変化は、当然、クーパー靭帯にも負担をかけ、クーパー靭帯が大きくなった乳房に合わせて引っ張られるように伸びて一生懸命支えます。

授乳を終えて乳腺が萎むと同じようにバストも縮みますが、前述のとおり、クーパー靭帯には伸縮性がありません。
バストの収縮でクーパー靭帯がたわんでしまうようになるため、一気にバストが下がるのです。

クーパー靭帯を守るためにできる4つの対策


【対策①】サイズの合ったブラジャーを着ける
あるアンケートでは「女性の大半は自分に合ったブラジャーを着けていない」という結果がありますが、クーパー靭帯を保護するためには、自分のサイズに合ったブラジャーの着用は必須です。

ブラジャーのカップとバストがマッチしていないと、カップの中でバストが大きく揺れてしまい、クーパー靭帯にストレスがかかってしまいます。

また、加齢によって変化するバストに合わせた下着を着けることも大切。

例えば、20代の女性向けに開発されたブラジャーを40代の女性が着けると、パッドの位置やサポートする機能が合わず、バストがブラジャーにフィットしません。
このことがクーパー靭帯の負担となったり、服を着た時のバストラインが美しく見えなかったりなど、デメリットが多くなります。

【対策②】ナイトブラを装着する
寝ている間のバストはとても無防備。
実はノーブラで寝るということが、クーパー靭帯を伸ばす大きな原因になるのです。

日中であれば、クーパー靭帯に気遣ってバストが揺れないように意識して行動を制限することができますが、就寝中は無意識であるため、寝返りを打つたびに大きく揺れるバストによってクーパー靭帯が伸ばされます

クーパー靭帯の保護のためには、寝ている間のバストの位置をきちんとキープしてくれるナイトブラの着用も必須と言えるでしょう。

【対策③】運動するときにはスポーツブラを
走ったりエクササイズをしたりすると、バストが左右上下に激しく動きます。

スポーツブラは、バストの揺れを最小限に抑えるように作られており、バストの脂肪が脇に流れないように、ほとんどのものがフルカップでバストを丸ごとサポートしてくれるつくりです。

バストが大きければ大きいほど、バストが揺れた時にクーパー靭帯にも大きく負荷がかかって伸びやすいので、特にランニングやエアロビクス、ダンスなどでは着用必須。
運動を始める時にシューズやウェアを揃えると同時に、スポーツブラも購入しましょう。

【対策④】胸の筋肉を鍛える
バストの形を支えているのはクーパー靭帯ですが、同じように大胸筋も土台としてバストを支えています

大胸筋が衰えるとクーパー靭帯を支えることも難しくなるので、バストアップのためには大胸筋を鍛えることが有効です。
腕立て伏せや、胸の前で両手を合わせるようにして中心に向かって力を入れるようにするなど、簡単なエクササイズを毎日続けることで、少しずつ鍛えることができますよ。

大胸筋を鍛えることは、クーパー靭帯やバストを支えるサポートにはなりますが、クーパー靭帯が伸びたのを元に戻す効果はないので、日頃からクーパー靭帯を伸ばさないように気を付けて生活することが大切。

それに加えて、大胸筋を鍛えるエクササイズを行うと効果的です。

まとめ~クーパー靭帯は伸びる前に対策することが大事~


クーパー靭帯は、バストの形を美しく保つためにとても重要なものだということがわかりましたよね。

美バストのためにはバストを激しく揺らさないように、クーパー靭帯に掛かる負担を最小限にすることや、年代に合わせたブラジャーを着けるということも大切。

美しいバストは、若々しさにもつながり、アンチエイジングにも効果的です。
ぴったりと合ったサイズで着用することが最も大切なので、必ず専門店で採寸してもらい、フィッティングをしてから購入するようにしてくださいね。

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