女性なら1度はもう少し胸が大きかったらな…なんて思ったことはありませんか?
下着などでいくらでも大きく見せることはできますが、やっぱりそのままで勝負したいですよね!
バストアップの効果が期待できると胸のサイズに悩む女性の間で話題になっている「プエラリア」を知っていますか?
副作用があると言われているプエラリアの効果と真実についてお話していきます!
この記事でわかること
プエラリアミリフィカの正体とは?
タイ北部やミャンマーの山岳地帯などに自生する、マメ科クズ属の希少植物。
別名白ガウクルアと呼ばれています。
サプリメントやクリームに使われるのは根っこの部分で女性ホルモンに似た作用を持つ植物性エストロゲン・イソフラボンが含まれており、タイでは美容に効果が期待されると古くから使用されてきました。
そのことから、バストアップや美肌効果、若返りなど女性に嬉しい効果があるとして注目されているのですが、その効果は医薬的には認められていません。
その根っこに薬効成分が蓄積するのではなく、ある一定の時期に成分が増えるのが特徴。
立研究開発法人「医薬基盤・健康・栄養研究所」によると、プエラリアに含まれる成分は、産地や収穫時期、植物の年齢などでばらつきがあることが報告されています。
バストアップに効果があると言われているのはなぜ?
女性の胸は、9割の脂肪と1割の乳腺組織で構成されています。
バストアップに大切なのは乳腺を発達させること。
乳腺が発達することで胸の脂肪が増え、バストアップにつながる仕組みです。
女性ホルモンの一種エストロゲンは乳腺を発達させる働きがあります。
そのことから、エストロゲンによく似た成分の植物性エストロゲンを含んでいるプエラリアを摂取することでバストアップ効果が期待できると言われています。
それだけじゃなく女性らしいふっくらと丸みを帯びたカラダにしてくれたり、肌のキメを整え、更年期障害なども改善してくれる女性に嬉しい働きもあるのだそう。
そしてバストアップと同時に始めたいのが、きれいなバストを維持するためのケア。
せっかくバストアップしたのなら、きれいなバストをずっとキープしたいですよね。
そこでおすすめなのは、就寝時につける「ナイトブラ(夜用ブラ)」。
ナイトブラとは、つけて就寝することで睡眠中にバストが横に流れてしまい、垂れ胸や離れ胸といったバスト崩れを防いでくれるブラジャーなのです。
バストは20歳半ばから崩れてくる危険性があるので、早めに習慣にすることが大切ですよ。
プエラリアの摂取による副作用はあるの?
以下がプエラリアの副作用と言われている症状です。
・吐き気
・生理不順、不正出血
・肌荒れ
・更年期障害
・乳ガン(必ずしもなるという根拠はない)
・不妊
・太りやすくなる
日本ではサプリなどで販売されることが多いプエラリアですが、韓国や欧州連合はこの成分をサプリにすることや販売を禁止しています。
原産国タイでは1日摂取量を100mg未満と定めている一方、日本でのサプリに使う際の含有量に規制はありません。
そのため、プエラリアが多く含まれるサプリなどで過剰に摂取してしまい、ホルモンバランスが崩れてしまうと上記のような副作用が出る可能性もあります。
1日の摂取量は100mg~400mgと言われていて、これ以上摂取できてしまうサプリメントを飲むのは避けた方がいいですね。
また、摂取するタイミングも重要です。
エストロゲンが1番多く分泌される卵胞期(生理終了後の約1週間~10日間)に摂取するのがいいとされています。
この時期にエストロゲンと同様の作用効果を持つプエラリアの摂取は、バストアップに効果的なタイミングと言えるでしょう。
まとめ~メリット・デメリットをしっかり理解してプエラリアといい関係を~
ここまでプエラリアの効果と副作用についてお話してきました。
メリットもあればデメリットもあるのは当然ですが、少し不安になってしまった方もいるのではないでしょうか。
自分の大切なカラダに取り入れるものが安全かどうか、まず疑いの目で見ることはとても大切なことです。
適切なタイミングで摂取してもリスクがゼロになるわけではないので、副作用の危険から安易な摂取はおすすめできません。
バストアップのためにできるケアは他にもたくさんあるので、そちらも参考に美バストをつくっていきましょう。
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