自分に合ったガードルの選び方|種類別の特徴と効果的な履き方を解説

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  • 渡辺有美 
  • 投稿者 : 渡辺有美  
  • 公開日:2019/07/23 最終更新日:2019/07/29

きつい、苦しいと敬遠されやすいガードル。
確かに、ガードルというとボディの締め付けが強く、履いていて疲れるイメージがありますね。

でも、最近はそのようなきついガードルだけでなく、ソフトな履き心地のものもたくさん販売されているんです。

着用感や補正レベルなど、自分の目的にマッチしたタイプを選べば、ガードルは下半身の悩みをうまくカバーしてくれる頼もしい味方になってくれますよ。

この記事では「ガードルの種類」や「サイズの選び方」をはじめ、「効果を引き出す履き方」「ガードルのメンテナンス法」などをくまなくご紹介していきます。

たくさんの種類の中から、自分にぴったりのガードルを見つけられるよう、ぜひ参考にしてください。

ガードルのスタイルアップ効果とは


ガードルには、体のラインを補正してくれる「シェイプアップガードル」から、基礎代謝アップが期待できる「痩せるガードル」まで、さまざまな種類があります。

ここでは、ガードルに期待できる効果について、具体的にご紹介しましょう。

【効果①】お腹痩せ

ガードルは、女性が気になるお腹をカバーして、ウエストをすっきり見せる効果があります。

「ぽっこりお腹が気になって、スキニーやタイトスカートを履けない」という人にはまさに最適。
お腹が引っ込むとスタイルがよく見えるので、体にフィットする洋服も自信を持って着ることができます

【効果②】ヒップアップ

いちばん人に見られやすいという「後ろ姿」。
お尻が下がっていると全身のバランスが悪くなり、足が短く見えて損をしてしまいます。

そんなときはぜひガードルを履きましょう。
お尻の位置をグイっと引き上げるとともに、左右からお尻を引き寄せて小尻メイクができますよ。

何歳からガードルを履けばよいのか迷っている女性も多いようですが、20歳を過ぎたらヒップの下垂がはじまるともいわれています。
ヒップはとくに脂肪が多く垂れやすいので、ガードルでしっかり引き上げましょう!

【効果③】骨盤矯正

ガードルには、骨盤矯正の効果も期待できます。

ガードルの補正力で体の歪みを改善し、骨盤の位置を安定させるので、歪みから生じる肩こりや腰痛が改善することも。
産後の骨盤サポートにもガードルは欠かせません。

【効果④】姿勢改善

ガードルで骨盤が安定すると、自然と姿勢がよくなります。
背筋が伸びるので明るくはつらつとした印象になり、パッと見の雰囲気も若々しくなりますよ。

【効果⑤】基礎代謝アップ

ガードルのなかには、着て歩くだけでカロリーや基礎代謝がアップする商品もあります。
ガードルの構造によりリンパの流れがよくなり、むくみ解消やお腹のダイエット効果も。

また、保温タイプや発熱タイプのガードルなら、冷えやすい下半身を温めることができるので、冷え性が改善されて代謝アップにつながります。
痩せたい人はこのタイプのガードルを選ぶと、よりダイエット効果を高められるのでおすすめです。

ガードルのメリットデメリット

ガードルには女性を美しくするためのメリットがたくさん!
とはいえ、よいことばかりではなく、いくつかマイナス点も存在します。

以下のメリットデメリットをしっかり踏まえ、ガードル選びに生かしていきましょう。

【ガードルを履くメリット】
・お腹・お尻・太ももをスッキリさせて、ボディラインを理想的な形に近づけてくれる
・歪みが矯正されて体が動きやすくなる
・洋服がキレイに着られるようになる
・骨盤の歪み改善に役立ち、姿勢がよくなる
・下半身の冷えを改善できる
【ガードルを履くデメリット】
・補正力の強いガードルは締め付けが強く窮屈に感じる
・サイズが合っていないと血行不良になる恐れがある
・肌に密着するため素材により肌荒れが起こることがある

【選び方①】ガードルの種類


自分に合ったガードルを選ぶために、まずはガードルの種類を把握しておきましょう。
ガードルの種類別に特徴と目的を解説していきます。

長さによるガードルの種類

【スタンダードガードル】
股下が4cm~10cmの長さのガードルです。
ヒップアップ効果が高いのが特徴。
太ももの補正はそれほど必要ないけれど、とにかく上向きでカッコいいヒップラインを作りたい!という人に向いています。

【ショートガードル】
股下がほとんどなく、ショーツ感覚で履けるガードル。
丈の短いボトムスを履く場合や、動きやすさ重視の人にぴったりです。

【セミロングガードル】
股下が12cm~14cmのガードル。
太ももの真ん中あたりまで長さがあるので、膝丈スカートなどを履くときに重宝します。
スタンダードガードルより、もう少し太ももの補正力が欲しい人向け。

【ロングガードル】
股下17cm~19cmのガードルです。
ヒップから太もも全体をカバーしてくれるので、スキニーやタイトスカートといったボディラインを強調する服を着る日に最適。
とくに太ももをスッキリさせたいという人は、このロングガードルを選びましょう。

【ハイウエストガードル】
股上が長く、お腹をすっぽり包んでくれるガードル。
ハイウエストでおへその上までカバーできるので、ぽっこりお腹を目立たなくしてウエストラインを引き締めてくれます。
寸胴体型の人や、体のラインが出やすいワンピースを着るときなどにぴったり。
ウエストをすっきりさせたい人には、このハイウエストガードルがイチ押しです。

【ローウエストガードル】
股上が短いので、ローライズのボトムスや着丈の短いトップスを着用するときに役立ちます。
そのぶん、お腹のシェイプアップ効果が薄れるため、お腹よりもヒップや太もものライン補正を重視したい人向けです。

目的に合わせたガードルの種類

【ショーツガードル】
ショーツとして、肌にじかに履ける「一枚履きガードル」です。
暑い季節はショーツとガードルの2枚重ねでは蒸れてしまいがちですが、ショーツガードルなら1枚でヒップアップ効果が得られ、暑苦しさも軽減できます。

【シームレスガードル】
縫い目や切り替え線がないガードルです。
ガードルのラインが表に響かないので、薄い生地や透けやすい色のボトムスを履くときに便利。
すっきりした美しいラインが出るのが特徴です。

【マタニティガードル】
いわゆる「妊婦帯」のこと。
大きくなってきたお腹のサポートや保温を目的として、妊娠5カ月目あたりから装着するのが一般的です。

補正パワーによるガードルの種類

【ハード】
サポート力にすぐれ、お腹やお尻のお肉をしっかり補正してくれます。
ガードルの中ではもっとも美しいボディラインを作れますが、そのぶん締め付けも強いので、脱ぎ履きに手間取ったり窮屈に感じたりする人もいるかもしれません。

【ミディアム】
ハードとライトの中間くらいの補正パワーです。
ハードガードルほどの補正力はありませんが、履き心地とサポート力の両方をほどよく叶えてくれるお役立ちガードルです。

【ライト】
そこそこのサポート力がありながらも、圧迫感が少ないので、非常に履き心地のよいガードルです。
ガードル初心者の人や、締め付け感が苦手な人は、こちらのライトタイプがおすすめです。

【選び方②】ガードルサイズの測り方


ガードルの機能を最大限に引き出すには、自分の体にぴったりなサイズを選ぶことが大事です。
ここではガードルサイズの正しい測り方を説明しましょう。

ガードルサイズを測る道具&準備

【用意するもの】
・メジャー
・全身鏡
【測る部位】
・ウエストサイズ
・ヒップサイズ

正確なボディサイズを測るために、全身が映る鏡の前にまっすぐ立ち、メジャーがボディに水平に当たっているか、たるんでいる部分はないか、しっかり確認しながら計測しましょう。

ウエストの測り方
ウエストは、メジャーを当てる位置が少しズレるだけでも大きく計測サイズが変わってきてしまうので要注意。

測る位置は「ウエストがいちばんくびれている部分」です。
お腹の力を抜き、自然な状態で測りましょう。

ヒップの測り方
ヒップサイズは「お尻のいちばん盛り上がっている部分」を測ります。
ヒップを測るときはメジャーがズレやすいので、きちんと水平に測れているか鏡で念入りにチェックしましょう。

ガードルサイズ表記と自分のサイズ
ガードルのサイズ表記は、おおよそ以下のようになっています。

■58(S)……W55~61/H79~89
■64(M)……W61~67/H83~93
■70(L)……W67~73/H86~96
■76(LL)……W73~79/H89~99
※W→ウエスト/H→ヒップ

自分のウエストとヒップに当てはまるサイズを選びましょう。
ただし、もしウエストとヒップがそれぞれ別サイズに該当する場合は、大きいサイズの方へ合わせるようにします。

自分のサイズがわかったら、最後に必ず試着をして着用感を確認してください。

ガードルの試着時のチェックポイント

・ウエストや股部分が必要以上に食い込んでいないか
・ヒップの形がきれいに整っているか
・裾がずり上がってこないか
・裾の長さは理想とマッチしているか

このような点をしっかりチェックしましょう。

【選び方③】人気ガードルブランド&おすすめショップ

ここでは、女性に人気のガードル取り扱いブランドをいくつかピックアップし、それぞれのおおよその価格帯と特徴をご紹介します。

ワコール


人気・品質ともに、日本のトップといえる女性下着メーカー「ワコール」。
商品は非常にクオリティが高く、比較的高めの価格設定になっていますが、姉妹ブランドの「ウィング」など低価格のシリーズもあります。

ガードルは、3000円前後で買える手ごろな商品から、20000円近くする高価な商品までピンキリ。
とくにマタニティシリーズが人気です。

トリンプ


国内ではワコールと人気を二分する下着ブランドの「トリンプ」。

ワコールに比べて価格帯が低めなうえに、デパートやショッピングモール、ベルメゾンなどの通販でも取り扱いがあり、非常に購入しやすい点がメリットです。
シンプルなデザインが多いので、派手な装飾が苦手な人にもおすすめ。

ガードルの値段は、5000円前後~10000円くらいで、とくに5000円~7000円の商品を多く取り扱っています。

bloom(ブルーム)

高品質・高機能を誇る日本の下着メーカー「bloom(ブルーム)」。
オレンジ・ワイン・グレーなどの独自カラーと上品な装飾が美しく、身につけるだけで気分が高揚するような人気の下着ブランドです。

値段は、10000円台~20000円台と、ガードルとしては高めの価格設定ですが、セールになると70%オフなど非常にお得に購入できることもあります。

ユニクロ

ユニクロのガードル(ボディシェイパー)は、「スムースタイプ」と「サポートタイプ」の2種類。

「スムース」はお腹まわりをスッキリなめらかに、「サポート」はぽっこりお腹を引き締めてくれます。
薄くて伸びがよく、ストレスフリーな履き心地だと評判です。

お値段は、どちらも990円(税別)。

しまむら

しまむらでもブラジャーやボディスーツなどの補正下着を数多く取り揃えています。

ガードルは、「らくうすシェイプ」シリーズと、補正インナーの「ショートガードル」があり、プチプラなのに補正力がしっかりしていると口コミでも高評価。
サイズもM~5Lと、大きいサイズまでしっかり揃っています。

お値段は、「らくうすシェイプ5分丈ボトム」が780円(税込)、「ショートガードル」が980円(税込)。

ガードルの効果的な履き方・使い方


ガードルの履き方にはコツがあります。
補正効果をしっかり得るためにも、ぜひ正しい履き方・使い方をマスターしてください。

ガードルの効果的な履き方

1.ガードルの両端に手をかけ、ヒップの中央くらいまでの布をグッとつかむ
2.手につかんだまま片足ずつ入れ、ウエストまでガードルを引き上げる
3.ガードルの前後をもち、鏡を見ながら中央の位置を合わせて再度引き上げる
4.後ろからガードルに手を入れ、膝裏からお尻の肉を持ち上げてヒップラインを整える
5.前からガードルに手を入れ、お腹の肉を引き上げてラインを整える
6.裾のシワやめくれを整える
7.最後にもう一度ウエストの位置を調整する
8.屈伸運動や足を上げるなど、少し下半身を動かしてみて、違和感がないかチェックする

ガードルの使い方
ガードル着用の際は、ガードルの下にショーツを履くのが一般的です。

もしショーツの線がアウターに響く場合は、シームレスショーツとの重ね履きや、一枚履きの「ショーツガードル」を着用するのがおすすめ。
蒸れやすい夏は、ショーツガードルを好んで着用する人が多いようです。

ガードルは洗濯していい?メンテナンス方法


ガードルの生地は伸縮性が高く補正力もあり、すこし特殊です。

そのため、間違った洗濯方法で洗ってしまうと、ガードルが傷んでせっかくの補正効果が薄れてしまうリスクも……。

ガードルを長持ちさせるためにも、ぜひ正しいメンテナンス方法を知っておきましょう。

ガードルの洗濯頻度
基本的には「使用したらすぐに洗う」というのが正解です。

ショーツの上に履く場合は、「直接肌に触れないから何度か履いてから洗濯すればいいのでは?」と思いがちですが、ガードルを長持ちさせるには使用するたびに洗うのが効果的です。

ガードルの正しい洗濯方法
まずは、洗濯前に必ずガードルの洗濯表示を確認しましょう。

洗濯表示は、タグに書かれているケースや、直接ガードルの生地にプリントされているケースがあります。
洗濯表示により、手洗いなのか、洗濯機で洗えるのか、洗う強さはどのくらいが適しているのか、漂白剤は使えるのか、などをくわしく知ることができます。

洗濯機で洗う場合は、必ず下着用のネットに入れて洗ってください。
ほかの洗濯物と絡み合ったり、ホックやボタンなどの出っ張りに引っかかったりして、生地が傷んだり装飾のレースがほつれたりといったトラブルを避けることができます。

ガードルは非常に繊細な下着なので、取扱いには十分注意しましょう。

ガードルの寿命って?買い替え時期
ガードルの寿命は、着用頻度・洗濯の仕方・干し方によっても変わってきます。

・破れ、ほつれ
・型崩れ
・補正パワーの低下

こんな症状が出てきたら、買い替えのサイン

破れたりほつれたりした場合はもちろん、サポート力が落ちて体型の補正力が弱まってきた場合も、そろそろ新しいガードルへの買い替え時期です。

また、体型が変わってこれまでのガードルが体に合わなくなったときは、サイズの見直しをしましょう。

体に合わないガードルを履いていると、ボディラインが崩れるだけでなく、血行不良などのトラブルを起こす危険もあります。

ガードルがゆるくなったり、逆に、度を越してキツくなったりした場合は、サイズが合っていない可能性が高いです。
あらためてウエストとヒップのサイズを測り直し、今の体型にジャストなサイズのガードルを購入しましょう。

【まとめ】自分に合ったガードルを選んで効果的に活用しよう


今回ご紹介したように、ガードルは形状や補正力のレベルなど、さまざまな種類があります。

自分に合ったガードルを選べば、体型の難をうまくカバーして、すっきりとスタイルアップできますよ。

年齢を重ねても洋服を素敵に着こなすために、ぜひこの記事を参考に体のラインをいちばん美しく見せてくれるガードルを手に入れてくださいね。

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