胸元が大きく開いた洋服を着るときに、気になるのが「胸の谷間」。
女性にとって、谷間のあるふっくらとしたバストはまさに憧れですね。
でも、ペチャパイだったり離れ乳だったりと、胸元にコンプレックスを抱いている人もたくさんいると思います。
そんな人にぜひ知ってほしいのが「谷間を作るテクニック」。
実は、工夫次第で胸を大きく見せることは十分可能ですし、専用のアイテムを使えば今すぐ谷間を作ることもできちゃうんです。
今回はそんな「胸を盛る方法」や「綺麗な谷間の作り方」をくわしく解説。
谷間が欲しい人や、今よりもっとバストを強調したい人は要チェックです!
この記事でわかること
谷間の作り方【今すぐ谷間を作りたい人向け】
胸の谷間を作るのは、実は意外とかんたんです。
もともと日本人の骨格は、欧米人とは違って横に広い楕円状のため、胸の谷間ができにくいといわれています。
ですが、ブラ選びにこだわったり効果的な手法を使ったりすることで、日本人でも十分キレイな谷間を作ることができますよ。
まずは「とにかく今すぐ谷間を作りたい」という人に向けて、具体的な谷間の作り方をご紹介しましょう。
手持ちのブラで谷間を作る方法
いちばん簡単な谷間の作り方は、手持ちのブラジャーを使う方法です。
実は、間違ったブラジャーの付け方をしている人は意外に多く、そんな人は正しいブラの付け方をマスターするだけで谷間が作れることも。
まずは、基本的なブラの付け方をおさらいしておきましょう。
1.両腕をストラップに通す
2.少し前かがみになってアンダーバストにブラカップ下の位置を合わせ、ホックを留める
3.片胸ずつ背中~脇のお肉をブラカップの中に寄せ集める
4.上体を起こし、ストラップの位置を調整する
背中から脇のお肉をしっかりブラカップの中におさめることで、バストアップはもちろん脇をスッキリ見せる効果も期待できます。
また、ストラップを短めに調整すると、バストが持ち上がって谷間ができやすくなりますよ。
もうひとつ、谷間メイクに効果的なのが「ブラパッド」の使用。
ブラカップの内側にパッドを入れ、胸のボリュームアップとともに谷間を作る方法です。
デコルテにモリっとした自然なふくらみを作れるのがブラパッドの特徴。
もともとブラパッドの役割は、左右のバストの大きさが異なる場合の「調整」がメインなのですが、パッドの厚みの分だけ胸を盛ることができるため、谷間を作るには最適です。
購入時にブラジャーに付属していたパッドでもよいですし、もっと効果を出したい場合はシリコン製のパッドもおすすめです。
靴下を使った谷間の作り方
以前、ネットで話題になったのが「靴下」を使った谷間の作り方。
ブラジャーの中に靴下を入れてバストを盛るという方法です。
やり方は以下のとおり。
2.その上に、少し大きめのブラジャーを重ね付けする
3.靴下を最初のブラジャーの中へ入れる
4.一番上に、サイズのかなり大きめのブラジャー(ワイヤーなし)を付ける
5.アイシャドウなどの化粧品で胸の谷間の影を描く
ブラジャーを3つも重ねるなど、かなり強引なやり方に思えるものの、この方法を考え出した女性の熱意は大いに伝わってきますね。
それだけ女性にとって「おっぱいの見た目は大事」だということ。
誰でも持っている「靴下」を使ってできる方法なので、どれだけ胸がボリュームアップするのか一度試してみるとおもしろいかもしれません。
谷間メイクテープを使った寄せ方
よくグラビアアイドルが撮影で使う手法が、テープを利用した谷間メイク法です。
テープで固定するので寄せ乳効果も抜群!
かんたんに谷間を作ることができます。
胸元が開いた洋服を着る日など「今日はちょっと谷間が欲しいな」と思ったときにすぐに活用できるので便利ですよ。
・医療用かスポーツ用のテープ ※20~30センチのテープ2本
1.片方の胸を反対側の手で中央に向けてグイッと持ち上げる
2.胸の下に横向きにテープを貼る
3.反対側も同じようにテープを貼る
4.2本重なったテープの中央を手でつまむ
防水タイプのテープを使えば水着着用時もOK!
「水着で谷間を作る方法」を探している人は、ぜひ防水テープでこの方法を試してみてください。
シリコンブラ(ヌ―ブラ)を使った谷間のつくりかた
ヌーブラは胸寄せ効果が高いので、谷間作りにピッタリ。
露出度の高い、谷間を魅せる服を着るときに向いています。
肌にピタッとくっ付くので、違和感のない自然な谷間が作れるのがヌーブラのメリット。
また、普通のブラと重ね付けすることで、さらにバストアップ効果が狙えます。
その方法をご紹介しましょう。
2.前かがみになった状態でヌーブラのホックを留める
3.そのままヌーブラの上に普通のブラジャーを付ける
谷間の作り方【バストアップしたい人向け】
ここでは、上でご紹介したような一時的に谷間を作る方法ではなく、バストアップして谷間を作り出すという正攻法をご紹介します。
谷間ができるブラを日常的に使う
身につけるだけで胸がボリュームアップして見える「盛りブラ」は、貧乳や離れ乳で悩んでいる人でもすぐに谷間ができる優秀ブラ。
普通のブラジャーよりも厚めのパッドが入っており、胸をグッと中央に寄せることができます。
また、この盛りブラ同様、お肉を寄せて集める力が強い「育乳ブラ」もおすすめ。
育乳ブラは、胸の脂肪が背中や脇へ流れるのを阻止してお肉をしっかり胸元に固定してくれます。
このような「谷間ができるブラ」を日常的に身につけることによって、バストの横流れを防いで徐々にバストアップ効果が狙えます。
補正下着で谷間を作る方法
キュッと引き締まったウエストに、ヒップアップ効果など、スタイルをよくしたい人が身につける「補正下着」。
非常に強い補正力を持っているので、バストを両脇からぐいっと寄せて谷間を作ることができます。
脂肪は年齢とともに下へと垂れていくので、対策をしないとスタイルは崩れていく一方。
とくに胸は脂肪のかたまりなので、なおさら加齢と重力の影響を受けやすくなります。
体型を維持するには、脂肪の下垂を食い止めて本来の位置に固定させることが重要。
そのサポートをしてくれる力強い味方が、補正下着というわけです。
補正下着は、毎日着用し続けることでボディラインを少しずつ改善する効果が期待できます。
日ごろから補正ブラを身につけていれば、徐々にバストアップして谷間ができる胸元に近づけていくことも夢ではありません。
補正ブラには、通常のブラジャーと同じ形をしているタイプのほか、ビスチェ型やボディスーツ型などの種類があります。
ナイトブラで谷間を作る方法
夜、寝ている間はバストが無防備になってしまうため、胸の脂肪が上下左右に流れやすくなってしまいます。
そのため、エイジング世代に突入したら、夜間のバストケアにも注意を払っていきたいところ。
そのために作られたのが、就寝中のバストを圧力や摩擦といった刺激から守ってくれる「ナイトブラ」。
胸の脂肪が脇や背中へ流れて型崩れを起こさないよう、バストをしっかりホールドして形を整えてくれます。
毎晩着用して寝ると、胸の形が少しずつ改善されて美胸を作っていくことができます。
胸の下垂防止になるので、ハリのあるバストを維持して谷間を作りやすくなりますよ。
筋トレで谷間を作る方法
自力で胸を盛るなら、筋トレをして胸の筋肉を鍛えるのも有効です。
筋肉は「天然の補正下着」といわれており、筋トレで筋肉を鍛えることは、胸はもちろんヒップや太もものラインを矯正するのにも非常に有効です。
筋肉は何歳からでも鍛えた分だけしっかり発達してくれますので、下着の力やテープなどのアイテムに頼るだけでなく、ぜひ筋トレをして自力で谷間が作れるバストの土台づくりをしていきましょう。
バストアップに効果的なのは、「大胸筋」の筋トレ。
おすすめは、「膝付き腕立て伏せ」と「合唱のポーズ」です。
1.両手を肩幅に広げ、膝を付いて足を浮かせ、体を真っ直ぐに保つ
2.腕をゆっくり曲げながら体を下げ、今度はゆっくり腕を伸ばして元の姿勢に戻る
3.10回からスタートし、慣れてきたら10回×3セットをおこなう
※膝を付くと負荷を減らせるため、女性や高齢者におすすめです。
1.胸の前で両手を合わせ、肘を横に張る
2.大胸筋を意識しながら、15秒ほど両手をお互いに強く押し合う
3.5回×3セットをおこなう
※押している間は呼吸を止めないように注意しましょう。
筋肉は、負荷をかけることで少しずつ育っていきますが、効率よく筋肉をつけるにはトレーニング後にしっかり筋肉を休ませることが重要です。
筋トレをしたら、その後2日間は休養にあてるようにしましょう。
マッサージで谷間を作る方法
谷間メイクには、マッサージも効果的です。
バストマッサージの主な目的は「血行促進」と「乳腺への刺激」。
マッサージで血行がよくなると、バストの発達に欠かせない栄養素がしっかり胸まで届くようになります。
また、マッサージでバストに張り巡らされている乳腺に刺激が加わると、女性ホルモンの作用と合わさってハリや弾力がアップ!
マッサージをすることで、バストアップにとてもよい環境が整うのです。
かんたんなマッサージなので、ぜひ今日からでも取り組んでみてください。
2.反対側も同様におこなう
3.両手を広げてそれぞれ胸の脇に当て、背中~脇のお肉をバスト中央に引き寄せるようにマッサージする
4.胸下に手を当て、バストを下から上へすくい上げるようにマッサージする
5.バストの上部分に指を当て、鎖骨へ向けて上になぞるようにマッサージする
6.鎖骨の下に指を当て、鎖骨中央から端へ向けてなぞるようにマッサージする(右手で左側を、左手で右側をマッサージする)
※あまり力を込め過ぎず、軽い力でおこなうのがコツです。
バストサイズに合ったおすすめの谷間の寄せ方
効率的に胸の谷間を作っていくために、サイズ別におすすめの方法をご紹介します。
AカップBカップCカップ【小胸だけど谷間をつくりたい】
A~Cカップの場合、普通にブラジャーを付けるだけでは谷間を作るのは難しいでしょう。
とくにAカップ・Bカップの人は、そもそも胸の脂肪が少ないため、そのままではバストを寄せることも盛ることも厳しいかと思います。
ただ、やり方次第でAカップ・Bカップの人でも谷間を作ることは不可能ではありません。
Aカップ・Bカップの人におすすめの方法は、以下の2点です。
【パッドを入れる】
谷間づくりに最適なのがパッドです。
とくに「レモン型パッド」と呼ばれるハーフパッドは、バストアップと同時に胸を中央に寄せることができるので、A・Bカップの女性でも谷間を作りやすいというメリットがあります。
コツは、胸の外側寄りにパッドを入れること。
いろいろな入れ方を試してみて、いちばん胸を盛れる絶好のスポットを探しましょう。
【ヌーブラを付ける】
ナチュラルな谷間を作りたいなら、ヌーブラもおすすめです。
谷間の寄せ方のポイントは、両胸の外側寄りにブラを貼ること。
そうすることによって、胸の端からグッとお肉を寄せて、丸みのあるバストを作ることができます。
一方、Cカップの人は胸の脂肪はそれなりにあるものの、谷間を作るには足りなかったり、あるいは両胸が離れていたりして、谷間ができにくい人もいます。
ですが、Cカップほどの脂肪量があれば、ブラを見直すだけで谷間がかんたんに作れることも。
Cカップの人はまず、谷間を作りやすい「盛りブラ」を試してみるのがおすすめです。
また、中央に寄せる力の強い「ヌーブラ」も、Cカップの胸なら十分キレイな谷間を作れるでしょう。
DカップEカップFカップ【胸はあるのに谷間ができない】
D~Fカップの場合は、とくに谷間を意識しなくても自然に胸が寄って谷間ができる人が多いのですが、なかには十分な胸の大きさがあるにもかかわらず谷間ができない人もいます。
その原因として考えられるのが、ブラジャーの付け方を間違えていたりサイズが合っていなかったりするケース。
Dカップ以上の胸があるのに谷間ができないという人は、まず「ブラの付け方を見直す」、「サイズがきちんと合っているか確認する」という2点をチェックしてみましょう。
そのほかには、離れ乳、胸の下垂、クーパー靭帯の伸びなどが考えられます。
この場合は、補正下着を日常使いしてバストラインを整えたり、ナイトブラを着用して脂肪流れを防いだりするのが効果的。
もともとこのサイズの人は、胸の脂肪は十分な量がありますので、これらのアイテムで胸の形を整えていけば自然に谷間ができることが多いです。
もちろん、パッドでバストを持ち上げたり、ヌーブラでお肉を寄せたりする方法もおすすめ。
Dカップ以上なら、サイズアップは必要ありませんが、下垂や離れ乳対策にはパッドやヌーブラが威力を発揮してくれます。
綺麗な谷間を作りたい!谷間があるとこんな印象
胸の谷間は、女性らしさの象徴。
同性の目にも異性の目にも、とても魅力的に映るものです。
女性目線の印象!谷間があることでのメリット
よく「胸の大きさなんて関係ない」「胸より性格の方が大事」などといわれますが、それでもやっぱり胸の形や大きさが気になってしまうのが女性というものです。
女性らしい丸みのあるバストや胸の谷間は、とても魅惑的ですよね。
胸元を強調した洋服や水着をステキに着こなすことができます。
盛りブラや育乳ブラなどの人気を見ても、多くの女性が谷間のある豊かなバストに憧れていることがわかりますね。
胸に自信が持てるというのは、女性にとって非常に大きなメリットなのです。
男性目線の印象!谷間があると魅力的?
ふっくらとした豊かなバストは母性の象徴といわれ、男性を大いに魅了します。
男性は本能的に女性のバストに引き寄せられ、より大きな胸に憧れるもの。
胸元からのぞく谷間はもちろんのこと、洋服に浮き出るバストラインに思わず目が行ってしまうという男性は多いでしょう。
女性が、男性の厚い胸板や腕の筋肉にドキッとするのと同じように、男性は女性のバストに女らしさや色気を感じているのです。
【まとめ】谷間を作るには上手は寄せ方をマスター&デイリーケアも忘れずに
バストは、やり方次第で大きく見せたり盛ったりすることが可能です。
胸が大きければ大きいほどいいとは限りませんが、胸に自信が持てるようになって気持ちが前向きになれるなら、試してみる価値は大いにあるでしょう。
記事でご紹介した「ブラを正しく付ける」「補正下着やナイトブラで胸の下垂・横流れを防ぐ」「大胸筋を鍛える」などのメソッドは、谷間メイクだけでなく、どれも若々しい美乳を保っていくのに欠かせないバストケアです。
谷間づくりの方法をマスターすると同時に、ぜひ日ごろからこのようなバストケアに励んでいきましょう。
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