避妊薬として用いられる「ピル」。
最近ピルを服用している人が増えていますが、ピルでバストアップの効果を実感したという声もあります。
それは本当なのでしょうか?
そもそも「ピル」ってどんなものなのか詳しく知っていますか?
今回は「ピル」について本当にバストアップにも効果があるのか、気になる副作用などについても調べていきます。
この記事でわかること
そもそもピルって一体どんなものなの?
ピルは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が少量ずつ含まれた薬剤のことで、経口避妊薬と呼ばれています。
ピルを服用するとこの2つのホルモンが脳下垂体に働きかけ卵胞を成熟させるホルモンの分泌を抑えます。
それにより排卵が止まり避妊が可能になるのです。
排卵が止まるのは服用中だけで服用しなくなれば3~4ヶ月ほどで元の状態に戻り、再び自然な排卵が始まるとのこと。
ピルは避妊だけでなく、婦人科系の症状の緩和や生理不順などにも使用されており、さまざまな効果があります。
<ピルの効能>
・月経周期の安定
・月経が軽減される
・PMS(月経前症候群)の改善
・肌荒れの改善
ピルを服用することで本当にバストが大きくなるの?
実際にピルを飲んでバストにハリが出たという人もいるようです。
それはピルに含まれる成分が女性ホルモンに働きかけることが関係しているのではないかと言われています。
しかし服用したすべての人がバストアップの効果があるのではありません。
ピルは本来バストアップのための薬ではないので、確実にバストアップ効果があるとは言い切れないのです。
あくまで、別の目的で飲んだけどバストにもたまたま変化があったということ。
バストアップを目的とするのであれば、バストアップサプリメントがオススメです。
ただし、ピルとバストアップサプリメントの併用はホルモンバランスが崩れる危険があるのでやめましょう。
医師に相談し、適量を摂取するようにしてくださいね。
薬だけに頼るのではなく、バストアップを目指すのであれば普段の下着のサイズなども見直してみましょう。
ブラジャーのサイズが間違っていることがバストアップの妨げになっていることもあります。
また胸の大きい小さいに関わらず、ハリやボリュームのあるバストを維持するのであれば「ナイトブラ」の使用は必須です。
胸が小さいからノーブラで寝ているというアナタは要注意!
寝ている時は胸の形が崩れやすい状態。
ノーブラで寝ることはバストアップどころか、胸の大きさに関係なく乳腺が伸び、形が崩れ、胸が垂れてしまう原因になります。
ピルの副作用ってあるの?
ピルにはいろいろな効能がありましたが、それと同時に副作用にも注意しなければなりません。
個人差がありますが、以下のような副作用がある可能性があります。
・頭痛
・便秘
・むくみ
・イライラ
・ほてり
・発熱
・血圧上昇
・体重の増加
すぐに症状がおさまる場合もあれば、長期的に続く可能性もあります。
何の薬を服用するにもそうですが副作用のことはきちんと理解した上で服用するようにしましょう。
もし上記のような症状が表れた場合はすぐに使用をやめ医師に相談してください。
まとめ~バストアップをしたいなら薬に頼らない方法がオススメです~
結論から言えばバストアップにピルを服用することはオススメできません。
もしバストアップをしたいならストレッチやマッサージなどの方法かバストアップ専用のサプリメントを飲むようにした方が体のためにもいいでしょう。
ピルも正しく服用方法を守っていれば体に害なく使うとこができるので、用法や用量は必ず守ってください。
最近ではネットなどでも購入ができ安く手に入るものもありますが、副作用のリスクや危険性を考え、医師から処方されたピルを服用するようにしましょう。
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