マツエクグルーのアレルギー反応とは?目が荒れてしまった時の対応と治し方

  • 公開日:2018/01/17

自分のまつ毛に人工的なまつげを1本ずつ付け足していくまつ毛エクステ、通称「マツエク」
すっぴんでも目元の印象がハッキリとして美しく、メイク時間が短くなることや目元部分の化粧直しをしなくていいなどメリットが多いことから、幅広い年代の方に愛されています。

はじめは単なるブームだったマツエクも今では定番化し、「マツエクなしではいられない」と定期的にメンテナンスに通う人も多くいます。
しかし、施術を受ける人の数が増えた一方で、マツエクをすることによるトラブルも増えているのです。
ここではマツエクによるアレルギー反応について取り上げ、その症状や対応の仕方や治し方まで詳しく説明していきます。

マツエクアレルギーの原因は


マツエクアレルギーの原因にはさまざまありますが、最も多いのが人口毛を付ける時の接着剤であるグルーです。
マツエクに使われるグルーには「エチルシアノアクリレート」「ブチルシアノアクリレート」の大きく分けて2種類があります。

エチルシアノアクリレートは、接着力が強く装着後のお手入れ次第で長持ちしやすいグルーです。
硬めの仕上がりで、海外製のものに多くあります。
ブチルシアノアクリレートは、接着力はエチルシアノアクリレートに比べて劣るものの、柔らかな質感で自然に仕上がり、日本製の商品も多いのが特徴です。
どちらのグルーも、アレルギーの原因となるホルムアルデヒドが放散されますが、エチルシアノアクリレートの方が放散量が多く、アレルギー症状を引き起こしやすいと言われています。

ブチルシアノアクリレートは、歯科などの医療現場で使用されることもあり、ホルムアルデヒドの放散量が比較的少なくアレルギー症状も起こりにくいグルーですが、敏感な人は発症してしまい、必ずしもアレルギーが起こらないというものではありせん。

春や秋など、花粉の飛ぶ時期にもアレルギー症状が起こりやすいと言われます。
肌や目の周辺の粘膜が敏感になっている時なので、いつもであればマツエクをしても何の症状も出ないのに、この時期にだけ発症してしまうという人も。
生理中、妊娠中や出産後などの女性ホルモンがアンバランスな時期や、過度のストレスや不規則な生活、寝不足などが体の抵抗力を弱め、マツエクアレルギーの引き金となる事もあるのです。

マツエクアレルギーの症状とは


マツエクアレルギーを発症すると、目のかゆみ目の充血瞼や目の周辺の腫れ涙・目やにが多くなることなど不快な症状が現れます。

その他まつ毛が抜け落ちることや、目の中にごろごろとした違和感を感じること、くしゃみや鼻水、のどの痛みなど、目以外の箇所でもアレルギー反応が現れることも。
ひどくなると、腫れや充血によって目が開かない、角膜が傷つき視界が遮られるなど、日常生活に支障をきたすようになります。
最悪の場合は、視力の低下を引き起こし、取り返しがつかなくなる深刻なケースも。
このようになると、病院で医師の診察を受け、場合によっては薬の処方をしてもらうことが必要です。

アレルギー反応にはどう対処したらいいの?


マツエクの施術をしている最中や、施術後、目に違和感を感じた場合は、担当の方にすぐに伝えましょう。
症状が軽ければ様子を見ることがありますが、どんどんひどくなる場合にはその場ですべてを外してもらい、眼科などで専門医の診察を受けることをおすすめします。
市販のアレルギー用目薬で対処する人もいますが、きちんと原因を突き詰めそれに合った目薬を処方してもらうことが完治への近道です。

マツエクをつける時には、まつ毛の根元から一定の間隔をあけてグルーを接着しますが、アレルギー反応の起きやすい人はグルーをつける位置を目から少し離すことで症状が改善することもあります。
マツエクを付けた後、コーティング剤を塗ることも有効です。
装着後は、約48時間ホルムアルデヒドが放散されます。
時間が経ち、しっかりとグルーが硬化すれば放散量が減ってきますが、コーティングをすることでホルムアルデヒドの放散を抑え、グルーを早く乾かす効果があり、ひどいアレルギー症状が起こるのを防ぎます。
サロンによって、コーティング剤が有料の場合と無料の場合がありますので、施術前のカウンセリングで確認してみましょう。

最近では、アレルギー症状を引き起こす人が多くいることを受け、グルーをより安全性の高いものにしようという動きがあります。
純国産でアレルギーテスト済みのものや、抗菌剤を主成分にしたものなどアレルギー症状を引き起こす可能性のある瞳にも安心して使うとができるようなものが発売され、マツエク業界全体がアレルギー防止のための取り組みを始めています。

アレルギーが心配な人は、お店でどのようなグルーを使っているのかスタッフの方に質問してみてください。
初めてマツエクに挑戦する方や訪れたことのないサロンで施術を受ける方は、パッチテストをしてみてもいいでしょう。
数本のまつ毛にお試しでマツエクを装着し、数時間~数日過ごして大丈夫であれば安心して施術を受けることができます。

実際にマツエクをするまでに時間はかかりますが、アレルギー反応を引き起こしてしまっては症状の辛さに耐えなけらば行けないばかりか、しばらくメイクもマツエクもすることができなくなるので、慎重になることでトラブルを未然に防ぐことができます。

マツエクアレルギーの治し方


マツエクアレルギーを発症したら、まずは病院で医師の診察を受けましょう。
施術を受けたサロンに連絡することも大切ですが、マツエクの施術者はエステティシャンであり、医療の専門家ではありません。
何らかのアドバイスは貰えるかもしれませんが、根本的な解決とはならないので病院で診てもらう方が安心です。

病院では、症状に合わせて目薬や飲み薬などを処方してくれます。
治療期間は人によって異なりますが、数週間と長期間にわたり続くこともあるので、根気強く治療に専念しましょう。

グルーが原因である場合、一度マツエクアレルギーを引き起こしてしまうと、グルーの成分や放散されるホルムアルデヒドをアレルゲン物質として体が反応してしまうので、完全に防ぐことは難しいかもしれません。

しかし、グルーの種類を変えることや、グルーの接着位置を目から離すなどで症状が起こりにくくなることもあります。
花粉症などすでに何らかのアレルギー症状のある方は、肌が敏感になる春や秋などの季節の変わり目にはマツエクを避けるなどの対策が有効。
花粉症の症状が治まった頃に再開しましょう。

ホルモンバランスの乱れや不規則な生活習慣、寝不足などは、日々の生活のサイクルを見直すことで自律神経が整って健康になり、トラブルを起こしにくい体を作ってくれます。

また、中には、アレルギーだと思っていたのに、実はスタッフの方の技術不足が原因だったという場合も。
例えば、適切な位置にマツエクが付いておらず、瞼や目の周辺にマツエクが突き刺さることが刺激となって赤みや腫れなど目のトラブルになり、通うサロンを替えたところ改善したというケースもあるのです。

まとめ~アレルギーが発症したら適切な処置を~


大人気のマツエクですが、アレルギー反応を引き起こしてしまうとつらい症状に悩まされ、せっかくのメイクやおしゃれが楽しめなくなってしまいます。
だからこそ、マツエクアレルギーの原因や症状などリスクをよく知ることで、トラブルを未然に防ぐことは大切なこと。

症状が現れた時には、自己判断で解決しようとするのではなく必ず医師など専門の方に相談してくださいね。

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