まつげ育毛剤の正体って?美容液との違いや効果を解説

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2018/03/09 最終更新日:2019/03/19

目元は私たちの見た目の美しさや年齢の印象を大きく左右する重要なパーツ。
まつ毛が美しいと、自然と表情まできれいに見えますよね。
まつげメイクはメイクアップの要ともいえるポイントで、その仕上がりは元のまつげの状態がいいことでより良いものとなります。

自まつ毛のケアのために、最近特に注目されているのがまつげ育毛剤です。
ですがまつげ育毛剤は、効果が高い反面、副作用などのリスクがあるのも事実。

まつげケアアイテムとして定番となっているまつげ美容液との違いなども挙げながら、まつげ育毛剤に関するさまざまな情報を紹介します。

まつげ育毛剤とは


本来、まつげ育毛剤は緑内障など眼病の治療のための薬を使っている患者さんが、副作用としてまつげが伸びたことから始まったものです。
点眼薬に含まれる、ビマトプロストなどのプロスタグランジン系製剤の効果が、まつげの成長期を伸ばし太く・濃いまつ毛に導きます。

一般的に、年齢が高くなる程効果が現れやすいと言われ、約4カ月以上継続して使うことで多くの人が効果を実感することができると言われていまうs。

まつげ育毛剤とまつげ美容液の違い


まつげ育毛剤は、まつげ美容液とは目的や効果など、いろいろな点で違いがあります。
具体的に見ていきましょう。

目的が違う
まつげ美容液はまつげを美しく保つということを目的にしており、保湿成分や栄養成分が主です。
「育毛効果」と謳ったものも多いのですが、まつげを健康な状態に導くことで、次の毛が生えてきやすいコンディションに整えるためのものなので、直接「発毛」に関わる細胞に働きかける成分は含まれていません。

まつげ育毛剤は医薬品です。
まつげを育て、増やすことが目的なので、美容液のようなケア成分は入っておらず、パッケージも点眼薬のような見た目のものが大半です。

入っている成分が違う
まつげ美容液は、まつ毛を健康に保つためのペプチドや保湿成分、日々のメイクやビューラーによるダメージをリペアするための美容成分が主成分です。

まつげ育毛剤にはビマトプロストなどの医薬品成分が含まれており、毛の発毛や成長に関わる毛包に直接働きかけます。
もとは、眼病治療のための成分であるため、長期間の使用は想定されておらず、間違えた使い方をすると副作用の悪影響を受ける可能性があります。

効果が違う
まつげ美容液はドラッグストアやバラエティショップなど、どんなところでも手に入れることができる手軽さがメリットですが、誰でも購入できる分、育毛に関する成分はマイルド。

まつげ育毛剤は専門知識を持った医師の処方によって手にすることができるものなので、その分成分の作用も強く、育毛効果が高いと言えます。

副作用の可能性がある
まつげ育毛剤に含まれているビマトプロストなどプロスタグランジン系の製剤には、副作用があることが報告されています。
最も多いのが、まぶたなど目の周りの色素沈着

使っている期間中は茶色っぽくなるとか、黒ずんだような状態になり、使用を止めると徐々に元に戻ります。
充血かゆみもよくある副作用です。

眼瞼溝深化や黒目の部分が広がったようになる虹彩色素過剰などの症状を訴える人もおり、まつげ育毛剤の使用には慎重になることが必要です。
以上を感じた時には、すぐに眼科医など専門の医師に相談しましょう。

美容目的ならまずは「まつげ美容液」がおすすめ
上記で紹介したように、まつげ育毛剤は強い成分が使用され副作用の可能性もあります。

まつ毛が少なかったり、抜けてしまう、短いなどの原因はさまざまですが、まつげ美容液で栄養を与えてあげることで、まつ毛が正常に成長し、結果的に増毛や長くなったなどの効果を実感できている方が多いのです。

まずはまつ毛の環境を整えてあげることが大切。
保湿成分やまつ毛を強く育てるサポート成分が配合された「まつげ美容液」でまつ毛ケアをしてから「まつげ育毛剤」の使用を検討してみるのがいいでしょう。

まつげ育毛剤の種類


ルミガン
ルミガンは緑内障や高眼圧症の治療に使われる点眼薬です。
薬の副作用としてまつげが濃く伸びてきたことで、美容に効果があることが発見され、まつげ育毛剤として使われるようになりました。

このルミガンをまつ毛用に使いやすくしたのが「グラッシュビスタ」です。
それまでは「ラティース」として発売されていたもので、まつ毛に湿布しやすいよう専用のアプリケーターが付いており、ピンポイントでまつげに有効成分を届けることができます。

ケアプロスト
ケアプロストはルミガンのジェネリック医薬品として発売されたものです。
ルミガンは新薬として先発医薬品の特許があるため高価ですが、その特許が切れてから後発医薬品として発売されたケアプロストは、ルミガンに比べて2割から3割安い価格で購入することができます。

効果は、ルミガンとほとんど同じ。
1日1回塗るだけの簡単なケア方法でありながら効果が高いと人気のまつげ育毛剤です。

アヴァンセ
アヴァンセはパッケージに「薬用育毛料」と書いてあり、一見すると他のまつげ育毛剤のような医薬品ですが、まつ毛美容液に分類されます。

美容成分として含まれるパンテトン酸誘導体の細胞分裂を活性化させる作用で、毛の発育や生成に効果があります。
無香料・無着色・オイルフリーなので、マツエクをしている人も使うことができ、美容液でありながら育毛効果が期待できると人気です。

まつ毛育毛剤はどこで買える?購入方法


まつげ育毛剤は、日本では医師による処方を受ける必要がある医薬品に認定されているため、眼科や美容皮膚科などの医療機関で購入します。

ただし、美容目的での購入の場合は自由診療となるため、保険が適用されず、診察代も薬代も全額自費負担となるのでとして費用が高額になる可能性があることを覚えておきましょう。

最近ではインターネット通販で国内の販売業者から購入するなど、個人輸入でまつげ育毛剤を購入する人も多くなっています。
しかし、まつげ育毛剤は医薬品ですから、医師の判断を仰がずに使うことは危険です。

薬による副作用が起こる可能性もあり、実際に目にトラブルが起きて通院することになってしまったという人もいます。

また、まつげ育毛剤の人気の高まりに目を付けた悪徳業者が、偽物を輸入して販売しているという事例もあります。
さまざまなリスクを考えると、インターネット通販を使った購入は控えるのがベター。
きちんと、医師の処方を受けてくださいね。

まとめ~まつげ育毛剤のメリットデメリットを把握しよう~


医薬品として、まつ毛の育毛に抜群の効果があるとされるまつげ育毛剤。
まつげを美しくキープするためのまつげ美容液とは一線を画し、医師の処方が必要な分、効果を実感している人が多くいます。

ただし、副作用も報告されているのでその使用には慎重になることが必要
メリットもあればデメリットもあるのです。

個人輸入や代行サイトで購入する人も増えていますが、取引でのトラブルのみならず、中には偽物もあり、深刻な目のトラブルに発展するケースもあるので、必ず医師による診察と処方を受てくださいね。

まずはまつげ美容液を使って目元の環境を整えてあげてから、それでも物足りなければ使用を検討してみてもいいかもしれません。

まつ毛が健康だと目の輝きが増し、表情が美しく見えるもの。
正しい知識を持ってアイケアを行っていきましょう。

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