目元は、その人の見た目の第一印象を大きく左右する重要なパーツ。
くるんと上向きのまつげは表情を明るく見せてくれます。
素敵な目元を作ってくれることに加え、毎日のアイメイクの手間を省くことができるまつ毛パーマは、サロンに行かなくても自分ですることができます。
難しいと思われがちな「セルフまつ毛パーマ」も、コツを抑えることができれば簡単!
そこで、まつ毛パーマをセルフでする手順や、うまく仕上げるためのポイントをご紹介します。
この記事でわかること
知っておきたいセルフまつ毛パーマのメリットとデメリット
まつ毛パーマを始める前にチェックしておきたいメリットとデメリットについてご紹介しましょう。
セルフまつ毛パーマのメリット
まつ毛パーマをセルフで行うことの最大のメリットは、手軽さです。
わざわざサロンを予約して通う必要がないことや自分の好きな時間にできるので、毎日を忙しく過ごす人にはぴったり。
また、リーズナブルであるということもポイントです。
サロンに行ってまつ毛パーマをすると、3,000円~6,000円くらいかかることが一般的ですが、これをセルフで行うと、1回当たりの費用は数百円程度。
使う道具や薬剤の種類にもよりますが、いずれにしても1回あたり1,000円かからないくらいで仕上げることができ、安く済ませることができます。
セルフまつ毛パーマのデメリット
目元部分は面積が小さく、粘膜に近い場所であることからとても気を遣う部位です。
まつ毛パーマはサロンで施術してもらう場合、資格を持ったアイリストでないとできないというほど専門知識と技術力を要するもの。
特に初めて行う人にとっては難しく、パーマ液や道具が目に入った時に炎症を起こしトラブルに発展する可能性も否めません。
ですから、自分なりにやり方のコツをつかむまでにある程度時間がかかることを理解しておきましょう。
セルフまつ毛パーマに必要な用品と道具とは?
まつ毛専用パーマ液(クリーム)
まつ毛パーマでは専用のパーマ液が必要で、パーマ液は、液状のものとクリーム状のものがあります。
いずれも、1液と2液の2種類があり、それぞれを順番につけていきます。
たまに髪の毛のパーマ液を使おうとする人がいますが、万が一目に入った場合など大きなトラブルの元になるので、必ずまつげ専用のものを使うようにしてください。
まつ毛カール用ロットorまつ毛カール用ビューラー
まつ毛にカールをつけるためのものには、ロットとビューラーの2種類があります。
カール用のロットにはいくつかの種類があるので、まつ毛の長さや好みのカールに合わせて選びましょう。
ビューラー式は、クリップのように挟むだけで簡単にカールを付けられるもので、挟み具合でカールを決めることができるので、特に種類はありません。
まつ毛用ブラシ
まつげ用ブラシは、アイブロウ用のブラシでも代用できますが、清潔なものを使うようにしてください。
コットン・綿棒
コットンや綿棒は、自宅にあるものでOK。
パーマ液のふき取りやまつ毛の位置の微調整などに使います。
初めてまつ毛パーマをする人は、パーマ液やロット、ブラシなどがセットになったキットを購入することがおすすめ。
数種類のロットが入っているものもあり、これだけで基本の一式を手軽に揃えることができます。
まつ毛パーマをセルフでする方法
セルフまつ毛パーマの基本的なやり方を紹介します。
使用する薬剤などによって方法は変わってくるので、必ず指示に従って行うようにしてくださいね。
1.目元をきれいにする
セルフでまつ毛パーマをする前には、洗顔料を使って顔や目元をきれいにしてから行います。
目の周りのクリームやアイメイクが残ったままだと、パーマ液の効果が十分に出ないことがあるので注意しましょう。
2.ロットorビューラーをセット
まつ毛をカールさせるために、ロットにまつ毛を巻き付けます。
予め、ロットにまつ毛を固定するための専用グルーを塗っておくとスムーズ。
ロットの中には、専用グルーを使わなくてもまつげが貼りつくように加工されたものもあるので、好みで選びましょう。
ビューラー式の場合は、まつげを根元から挟み、カールする角度を決めます。
3.パーマ液をつける
前述のとおり、パーマ液には1液と2液の2種類があるので、まず1液から塗っていきます。
10分前後時間をおいてから、水に浸したコットンや綿棒で十分に拭き取り、今度は2液を塗ります。
再度、10分前後放置し、コットンでしっかりと拭き取って完成です。
パーマ液を湿布しておく時間は、液(クリーム)の種類によって違いがあるので、必ず説明書を読んで確認し、それぞれに適した時間内で仕上げるようにしましょう。
時間が足りなければカール不足、長時間放置すれば縮れたり傷んでしまったりする原因になります。
セルフまつ毛パーマを失敗しないためのコツ
【ロット式の場合】
毛先までまっすぐ貼りつくようにロットにしっかりとグルーを塗っておきましょう。
パーマ液(クリーム)は、毛先まで塗らず、毛先を残して全体の3分の2程度にとどめるのがコツ。
毛先まで塗ってしまうと、縮れ毛の原因になり、仕上がりにも悪影響です。
【ビューラー式の場合】
あまりに根元から挟んでしまうと不自然に折れ曲がったようなカールになるので、適度に根元から離すことで自然な仕上がりになりますよ。
ダメージケアにはまつ毛美容液がおすすめ!
まつ毛パーマは、どんなに丁寧に行ったとしてもまつ毛へのダメージがあるので、アフターケアが欠かせません。
そこで、まつ毛パーマ後のお手入れにおすすめなのが、まつ毛美容液です。
まつ毛美容液は、まつ毛の表面を保護するヒアルロン酸などの保湿成分が入っており、しっとりと滑らかなまつげに整えてくれる作用があります。
また、傷んだ毛を修復してくれるパンテノールや加水分解シルクなどの成分は、パーマ後のダメージを受けたまつ毛におすすめの成分。
アフターケアを万全にすることでまつげが健康になり、カールの持ちがよくなります。
まとめ~自宅で気軽にできるセルフまつ毛パーマを始めよう~
サロンに行かなくても、自宅でパーマをすることができると便利ですよね。
まつげパーマをセルフですることにはたくさんのメリットがありますが、同時にリスクも潜んでいます。
自分でまつ毛パーマをして起こったトラブルは自己責任になるということを理解し、万が一、目や目の周りに赤みや痛みが起こった場合には、必ず専門医を受診するようにしましょう。
まつ毛が上向きにカールした目元は、表情を若々しく見せてくれる効果があるのでアンチエイジング対策としてもいいですね。
あなたも自宅でセルフまつ毛パーマを始めてみませんか。
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