まつげ美容液で失明するという噂の真実を調査

  • 公開日:2019/05/09

まつ毛を長くしたり、コシやツヤのある健康的な状態に保つために活用される「まつげ美容液」。

まつエクやまつパーをキレイにつけるためにも、多くの人に愛用されているアイテムですよね。
さまざまなメーカーやブランドから、いろいろな商品が発売されています。

そんな人気アイテムではあるものの、一部で「まつげ美容液で失明する」と噂が流れていることを知っているでしょうか?
安心してまつげ美容液を使用したい人にとって、かなり不安な情報でしょう。

今回の記事では、「まつげ美容液を使うことで失明する可能性はあるのか」という点について解説します。
噂の出所をはじめとして、まつげ美容液の成分や副作用についても紹介します。

既にまつげ美容液を使っている人はもちろん、これから使ってみたいと思っていたあなたも、是非チェックしておいてください。

まつげ美容液で失明するの?

まつげ美容液は、まつ毛に栄養を与え、成長を促進させてくれるアイテムです。
具体的な効果や含有成分は商品によっても変わりますが、丈夫でキレイなまつ毛作りに重宝している人も少なくありません。

そんなまつげ美容液ですが、今のところ失明した実例は報告されていないと言えます。

では、どうして「失明する」という噂が出回ってしまったのでしょうか?

噂の出所はどこ?

「まつげ美容液で失明する」という噂が出回ってしまったのは、美容液に配合されている成分が由来と考えられます。

まつげ美容液に配合されている成分の中には、副作用がある成分も存在しています。
使用することですぐ失明するというわけではありませんが、「副作用がある=失明するかも?」という心配が、この噂に繋がってしまった可能性が高いです。

医薬成分「ビマトプロスト」が原因?

「ビマトプロスト」は、まつげ美容液の人気成分のひとつです。

元々は緑内障の治療に使用されていましたが、多くの患者さんから「まつ毛が伸びた」「まつ毛が増えた」「まつ毛が太くなった」といった声が上がりました。

専門家が調査したところ、ビマトプロストは毛包のプロスタミドαF2という受容体を活性化して、まつ毛の発育を促してくれることがわかり、美容液に発展していったのです。

医療成分を活用しているということから、高い効果が期待できるとして、ビマトプロストを含んだまつげ美容液は人気を博します。
効果を実感できるのが早いと言われ、すぐにまつ毛を伸ばしたい人からも注目されました。

しかし一方で、ビマトプロストには副作用がありました。
個人差はありますが、以下のような症状が報告されています。

・目が充血する
・目がかゆくなる
・目やにが出る
・涙が出る
・異物感がある
・角膜に傷ができる
・目がくぼんだようなる
・目の色素沈着  など

 
副作用の発症率がそこそこ高いことから、リスクがある成分と受け止められることも多く、使用に不安を持つ人も少なくありませんでした。

アメリカ食品医薬品局では、ビマトプロストを含んだコスメについて「過量投与によって薬効が減弱して、視神経を損傷してしまい、視力低下や失明に至る危険性がある」と警告を出したほどです。

これらの副作用が「失明する」というところまで発展して噂になってしまった可能性があります。

まつげ美容液で緑内障になる?

前述したように、ビマトプロストを含有した点眼液は、緑内障の治療薬として用いられていました。
その副作用としてまつ毛が伸びたのですが、この原因と結果が逆に伝わってしまった可能性もあります。

〇「緑内障でビマトプロストを使用する→まつ毛が伸びる」
☓「まつ毛を伸ばすためにビマトプロストを使用する→緑内障になる」

まつげ美容液の回収事例があった?

あるまつげ美容液が、メーカーから自主回収されたことがありました。

前述したアメリカ食品衣料品局が、ビマトプロストの危険性を発表した際です。
大きな事故が報告されたわけではありませんでしたが、副作用の危険性から自主回収をおこないました。

このことは、週刊誌やメディアで取り上げられました。
その際に「まつげ美容液=失明の危険性がある」という書かれ方をしたため、噂が助長されてしまった一面もあるのです。

海外の製品は危険?

まつげ美容液に限らず、日本国内では許可されていない成分が、海外製品には含まれていることがあります。

中には高いメリットも期待できる商品もあり、個人輸入で使用する人も少なくありません。
まつげ美容液についても、「海外製品の方が効果が高い」として個人輸入物に手を出すケースがありました。

しかし、認可されていない成分はリスクも高い傾向にあります。
たとえ未認可の成分ではなくても、海外製品は刺激が強いため、日本人の体質に合わないこともあります。

海外製品を使用して、目やまつ毛に何らかの副作用が発生したエピソードが、失明の危険性という噂を助長してしまった可能性もあり得ます。

絶対に失明するわけではない?

ここまでで解説したように、まつげ美容液を使用することで、必ず失明してしまうというわけではありません。

しかし、含有成分によっては副作用がありえるため、目の健康を考えて使用する必要があります。
失明とまではいかなくとも、何らかのデメリットが発生する可能性があるため、適切な商品を正しく使用するべきだと言えるでしょう。

まつげ美容液で失明しないためには?

まつげ美容液を使用することで、必ずしも失明するわけではないことは伝わったでしょうか。

しかし、含有成分によっては副作用もあります。
まつ毛という特性上、目の周りのデリケートな皮膚や粘膜にも近いため、使用方法によっては目の安全性が損なわれる危険性は、十分にあり得ます。

失明をはじめとしたリスクをできるだけ回避するためには、どういった使用方法が適切なのでしょうか。

必ずパッチテストをする

まつげ美容液をいきなりまつ毛に使用するのではなく、まずは他のパーツでパッチテストをするようにしましょう。

これは国内産で安全性が高いとされる製品の場合にも言えることです。どんな製品であっても、あなたの肌質や体質に必ず合うとは限りません。

まずはヒジの内側に塗ってみて、1~2日間放置しておきましょう。
何の異常もなければ、次はまつ毛の方に使っても構いません。

かゆみやかぶれ、赤みなどが発生した場合は使用を中止し、大きな変化があった場合は皮膚科の検診を受けるようにしてください。
突然アレルギーになってしまう人もいます。

目が清潔な状態で使用する

まつ毛が清潔な状態で使用しないと、目に異物が入り込んでしまい、かゆみや炎症、異物感に繋がってしまうことがあります。
メイクや汚れをしっかり落として、何もつけていない状態でまつ毛美容液を使用しましょう。

美容液を塗るチップやブラシも、清潔な状態を保てるようにしてください。液体やジェルという性質上、雑菌が発生しやすいためこまめな手入れが重要です。
清潔な状態で使用した方が、まつ毛への美容効果も発揮されやすくなるはずです。

また、コンタクトレンズを外してから美容液を使うのもポイントです。
レンズに傷がついたり、雑菌が入ったりする危険性があります。

使用量・使用方法を守る

適切な使用量や使用方法は、まつげ美容液によって異なります。
それぞれの商品で指示されているルールは、必ず守って使用するようにしてください。

回数や量のルールは、つい破ってしまう人が多いです。
まつ毛を少しでも早く伸ばしたいという気持ちが先走ってしまうのでしょう。トラブルに発展しやすいので気を付けてください。

粗悪品に注意する

有名なコスメは、類似品や粗悪品が出回っていることがあります。

まつげ美容液の場合も、悪質な業者が報告されています。十分な効果が期待できないばかりか、含有成分によって目の健康を損なってしまう危険性もあるので十分に気を付けてください。

きちんと正規品を手に入れるためには、公式サイトから購入すると良いでしょう。
格安の通販を使用して、粗悪品を手にしてしまったケースは珍しくありません。

まとめ

今回の記事では、まつげ美容液による失明の危険性について解説しました。

まつげ美容液を使用したからといって、必ず失明するわけではありません。
噂の出所は、含有成分の副作用や、過去の商品回収例などでしょう。
適切な商品を、用法・用量を守って使用している分には、失明のリスクを心配する必要はありません。

ただし、安全にまつげ美容液を活用するために、正しい使用方法は把握しておきましょう。
あなたの肌質や体質に合った商品を選び、不安があれば専門家の診察を受けるようにしてください。

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