「朝起きたら、まつ毛が折れ曲がっていた」
「まつ毛がバラバラの方向をむいていた」
こんな経験ありませんか?
実はまつ毛にも「寝癖」がつくことがあるんです。
でも、まつ毛は髪の毛と違って治し方が難しいため、時間のない朝は焦ってしまいますよね。
そこで今回は、寝癖のついたまつ毛を綺麗に戻すコツをご紹介します。
まつげに寝癖がつきやすい人、まつ毛の寝癖なおしに時間がかかって悩んでいる人は、ぜひこの記事を読んで、まつ毛に負担をかけず素早く寝癖を治す方法を習得してください。
この記事でわかること
まつ毛に寝癖がつく原因とは
まつげに寝癖がつくのは、なぜでしょうか?
まずは原因からご説明します。
まつげに寝癖がつく原因は、髪の毛と同様、寝ているあいだにまつ毛が圧迫されてしまうことです。
横向きやうつ伏せで寝る人は、枕でまつ毛がつぶされやすく、クセが付きやすいです。
とくに、ふかふかで頭がグッと沈み込むような枕は要注意。
寝ているあいだにまつ毛に何かが触れた状態でいると、長い睡眠中に力がずっとまつ毛に加わることになり、強固な寝癖になってしまうのです。
また、まつ毛が濡れた状態だとさらにクセが付きやすくなります。
寝る直前にまつ毛が濡れていたり、寝ているあいだに涙が出たりして、まつ毛に水分が付着してしまうと、まつ毛が枕に押し付けられた状態で水分が乾いて形が定着してしまうわけです。
なかなか直らない?まつげの寝癖の直し方
まつ毛の寝癖がなかなか直らないのは、何時間もまつ毛が圧迫され続け、クセが強く形づいてしまうこと。
そして、まつ毛は髪の毛のように長さがないので扱いづらいことが原因です。
でも、直し方を工夫すれば、まつ毛の寝癖は意外にかんたん解消します。
しぶといまつ毛の寝癖をすぐ直す方法をお伝えしましょう。
【寝癖の直し方①】水で濡らす
まずは、まつ毛を水で濡らす方法を試してみましょう。
指や綿棒で少量の水をまつ毛に付けて馴染ませます。
その後、コームなどでまつ毛をそっと梳かし、まつ毛の形を整えましょう。
余計な水分は、ティッシュやタオルでやさしくふき取ってください。
【寝癖の直し方②】蒸しタオルを使う
上記の方法でまつ毛の寝癖が解消されない場合は、蒸しタオルを使用しましょう。
水分多めの蒸しタオルを準備し、目元周りにしばらく当てます。
蒸しタオルの熱と蒸気でクセが取れて、まつげ本来の形に戻ります。
【寝癖の直し方③】洗顔をする
蒸しタオルを使っても寝癖が取れないときは、一度洗顔をしましょう。
冷たい水ではなく、ぬるま湯で洗うとより効果的です。
【寝癖の直し方④】ビューラーを使う
まつ毛を濡らしても洗顔をしてもまだ寝癖が残っている……という場合は、ビューラーで寝癖の上からカールをつけて形を整えてみましょう。
まつげに寝癖がつくのを予防する方法
まつ毛の寝癖は思いのほか頑固なので、直すのに苦労することもあります。
すぐに出かけなければならないときは、なかなか直らない寝癖にイライラしてしまう人もいるのではないでしょうか。
普段からまつ毛に寝癖がよく付くという人は、今から説明する「まつ毛の寝癖を予防する方法」をぜひマスターしてください。
【予防法①】寝方を改善する
まつ毛の寝癖予防でいちばん効果的なのは、寝方を直すことです。
先ほどご説明したとおり、まつ毛の寝癖の原因は、枕などでまつ毛に力が加わってしまうこと。
横向きやうつ伏せで寝るクセがあると、まつ毛に寝癖がつきやすいのです。
そこで、なるべくまつ毛が枕で押しつぶされないよう、仰向けで寝るようにしてみましょう。
もし、仰向けで寝るのが難しい場合は、うつ伏せ寝防止にクッションを体の脇に置いたり、抱き枕を利用したりするのもひとつの手段です。
ただ、抱き枕を使う場合は、抱き枕が顔に当たらないように気をつけてください。
抱き枕に顔を押し付けるようにして寝ていると、それがまつ毛の寝癖の原因になってしまいます。
【予防法②】枕を変えてみる
やわらか過ぎる枕は、顔が沈みやすくまつ毛を圧迫してしまうため、まつ毛の寝ぐせ防止という点では、適度な硬さのある枕を使用するのもおすすめです。
硬めの枕の方が、頭をしっかり支えて正しい姿勢を維持しやすいという話もあるので、一度試してみるのもよいかもしれません。
【予防法③】寝る前にまつ毛をよく乾かす
まつ毛が濡れていると寝癖がつきやすいことは、先ほどお話ししましたね。
入浴や洗顔などでまつ毛が濡れている場合は、布団に入る前にまつ毛を完全に乾かすことが大切です。
やわらかいタオルで拭き取ったり、ドライヤーの冷風機能で軽く風を当てて乾かしましょう。
マツエクに寝ぐせがついた時の対処方法
もしマツエクをしている場合、まつ毛の寝癖にはどう対処すればよいのでしょうか。
間違った対処法だとマツエクに悪影響が出てしまう恐れもあるので、マツエクの寝癖は慎重に扱う必要があります。
マツエクに寝癖が付いて、途中で折れてしまったり曲がってしまったりした場合は、まずまつ毛専用のコームでクセのついたマツエクを丁寧に梳かしてみましょう。
マツエクが絡まっているときは、無理に力を入れて梳かしてしまうと、マツエクが取れたり地まつ毛が抜けたりしてしまうので気をつけてください。
根元側からゆっくりと絡まりをほぐすようにコームを入れてブラッシングします。
もしブラッシングをしてもクセが取れないときは、先ほどと同じ要領で水やぬるま湯をエクステによく馴染ませましょう。
濡らしたあとは、タオルでオフしてからドライヤーの冷風を当てて、完全に水気を取ってください。
この状態でまだマツエクのクセがとれていないときは、ビューラーを使ってクセを直しましょう。
ただし、ビューラーでマツエクが取れてしまう可能性もあるので、あまりおすすめできません。
それでも直らなかったら…
ここまでケアをしても、まだマツエクが折れ曲がっていたり方向がバラバラになっていたりしたら、残念ですがそのマツエクはいったん取り外すのがベター。
折れ曲がったマツエクの毛先が目に入るととても危険なので、そのままにしておくのは避けましょう。
形が崩れてしまったマツエクはいったんオフして、新しくつけ直すのがベストです。
マツエクに寝癖が付くのを防ぐには、マツエク専用のコーティング剤を使う手もあります。
マツエク1本1本をコーティングして強化してくれるので、折れたり曲がったりするのをある程度予防してくれますよ。
【まとめ】まつげに寝癖がついても綺麗に直す方法を身につけよう
まつ毛の寝ぐせ直しは、この記事でご紹介したように
・とかす
・濡らす
・蒸らす
・洗う
…などの方法を試してみましょう。
ほとんどの場合は、このやり方で元のキレイな形に戻ります。
朝起きたときに、まつ毛があちこちを向いていたり折れ曲がったりしていても、慌てず丁寧にまつ毛の寝ぐせを修正してくださいね。
【あわせて読みたい記事】