ヘアスタイルを整えるとき、必ずといっていいほど使うブラシ。
ブラッシングはただヘアスタイルを整えるだけだと思っていませんか?
ブラッシングは美髪作りの基本中の基本とも言われています。
ブラッシングの正しい方法を知れば今日からでも美髪を作ることができるのです!
ブラッシングの効果とは?
ブラッシングは乱れた髪を整えるだけのものと思っている方は多いと思います。
毎日何気なくしているブラッシングには様々な効果があるのです。
〇髪と頭皮を清潔にできる効果
髪の毛はいつも空気に触れていて、顔や手のようにいつでも洗うことができないので空気中のホコリや汚れ、そして整髪料などがたくさん付着しています。
そこでブラッシングをすることでホコリや汚れ、抜けた髪の毛などを落としてくれるのです。
〇薄毛の改善
薄毛の原因は様々ありますが、髪の毛の成長に必要な栄養分がしっかりと頭皮まで行き渡っていないことで、髪が細くなったり抜けたりするのが主な原因と考えられています。
ブラッシングをすると頭皮に適度な刺激を与え、頭皮をマッサージしたのと同じ効果があり、血行が良くなることで髪の発育を促し育毛効果も期待できるのです。
〇潤い効果
私たちの頭皮からは皮脂が出ています。
これには潤い成分があるため、ブラッシングをすることで根本から毛先へと皮脂を髪全体に行き渡らせることで髪の毛が潤い、ツヤが生まれるのです。
正しいブラッシングの方法と注意点
ブラッシングといっても、ただ力任せにブラッシングするだけではかえって髪を痛めることになってしまいます。
毎日行うブラッシングだからこそ正しい方法で行い、美髪をめざしましょう。
<正しいブラッシングの方法>
・まずは毛先から
いきなり頭頂部からブラッシングしてしまうと毛先が絡まりやすくなり髪の毛を痛めてしまうので「まずは下から」。
毛先からといて、頭頂部をとくようにしましょう。
・頭皮を刺激し角質オフ&血行促進
髪の毛のほつれが取れたら地肌に対して斜め45°にブラシを入れ、頭皮の汚れを掻き出すように髪をとかしていきます。
・下から上へのブラッシングを
次にえりあしから頭頂部に向かっていくように下から上へとかし、頭皮を刺激します。
ブラッシングで髪の汚れなどが落ちると、シャンプーがより効果的になります。
つまり、髪を洗って乾かした後だけではなく、シャンプー前にブラッシングするのがオススメです。
<ブラッシングの注意点>
・髪がひどく痛んでいるときは注意が必要
パーマやカラーなどで髪がひどく痛んでいる場合は、ブラッシングをしても切れ毛を招いたりしてしまうのでブラッシングは控えた方がいいでしょう。
・ブラッシングに適したブラシを使うこと
ブラッシングに適したブラシを使わないと髪に悪影響を与えてしまいます。
・濡れた髪をブラッシングするのはNG
濡れた状態の髪の毛はキューティクルが剥がれやすくなっています。
そんな状態でブラッシングをすると当然髪は痛んでしまうので、ドライヤーで乾かしてからするようにしてください。
ブラッシングに適したヘアブラシってあるの?
上記でも書きましたが、ブラッシングに適したブラシがあります。
ブラシにもいろいろなタイプがあり、そのタイプ別で自分に合った良質なブラシを選び、使うようにしましょう。
〇猪毛のブラシ
材質的に考えると弾力性のある太い毛が特徴のブラシなので、髪の毛が多くても根本まで届くので髪の毛が太い人、髪の量が多い人にオススメです。
ブラシでしっかり頭皮マッサージをしたいという人にもいいでしょう。
ブラシの毛に水分と油分を含んでいるので静電気が起こりにくため、切れ毛を防ぐことができます。
〇豚毛
ブラシの毛が柔らかいため髪の毛が細く柔らかい人にオススメです。
猪毛より細く柔らかいので、髪の毛の摩擦を軽減してくれます。
〇軟豚毛
柔らかい白豚毛と黒豚毛が混ざっている軟豚毛はとても柔らかいので髪の毛の柔らかい人、肌が弱い人、毛が少ない人でも安心して使えるのでオススメです。
柄の部分が木製の動物毛のブラシなら、静電気も起きずらいので切れ毛の心配もありません。
以上は髪質別でのブラシを紹介しましたが、用途によってブラシを使い分けることも美しい髪を保つコツです。
髪の毛のもつれやホコリや汚れを取るためのブラシは「クッションブラシ」というものがオススメ。
クッション性が高く、頭に沿ってときやすいようにボリュームがでています。
髪をまとめるときなどにも便利なブラシです。
ゆるいウェーブヘアの人には、
・ドライヤーをかけるときにはブローブラシを。
・ウェーブをつけるためにはロールブラシ
を使うのがオススメです。
まとめ~毎日のブラッシングで自分の髪を育て美髪にしよう~
ブラッシングにはこんなにも美髪に関わる効果があるのです。
髪が痛んだらまずはシャンプーやトリートメントを考えるという方は多いと思いますが、それよりも簡単に行えるブラッシングから見直してみませんか。
正しいブラッシングを身に付ければ自分の髪を美しく保つことができます。
毎日のブラッシングを見直し、正しいブラッシングで美髪を手に入れましょう。
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