敏感肌の原因はアレルギーかも?!アレルギー性敏感肌を改善する方法

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2017/11/06 最終更新日:2018/10/12

肌に合う基礎化粧品がなかなか見つからなかったり、ちょっとした刺激で簡単に肌が荒れてしまうのは「敏感肌だから」だと思っていませんか?
実は肌荒れしやすいのは単なる敏感肌ではなくアレルギーが原因になっているのかもしれません。

スキンケアをきちんとしているのに改善しない場合、アレルギーの可能性があるのでアレルギーの場合の対処方法を取り入れる必要があります。
また、主に考えられるアレルゲンはどのようなものがあるのでしょうか?
気がつきにくいアレルギー性敏感肌について、詳しく紹介します。

敏感肌とアレルギー性敏感肌の違い・見分け方は?


◆敏感肌とは
敏感肌は空気の乾燥や間違えたスキンケア、加齢、ストレスなどが原因になって起こるものです。
肌のバリア機能が低下することで紫外線や外部からの刺激に過剰に反応してしまい、肌荒れやヒリヒリとした痛みを起こします。
普通は肌のバリアが働いてはじき返してくれるような異物、刺激を内部に通してしまうため、肌の中で炎症が起こり赤み、かゆみ、湿疹など敏感肌特有の症状が発症するのです。

◆アレルギー性敏感肌とは
アレルギー性敏感肌も敏感肌と同じようにバリア機能の低下によって肌内部で炎症を起こす症状があるのですが、バリア機能の低下や症状の悪化に何らかのアレルゲンが原因となっていることがあります。

空気中や基礎化粧品、食べ物に含まれるアレルゲンが肌についたり体内に入りアレルギー反応が起こると、肌の炎症、湿疹、かぶれなどが引き起こります。
特定の化粧品を使うと肌がヒリヒリしたり、花粉量が多くなる時期になると肌荒れをする、特定の食べ物を食べると肌がかゆくなるなどの症状が特徴です。

敏感肌とアレルギー性敏感肌は症状が非常によく似ており、自分は普通の敏感肌なのかアレルギー性敏感肌なのか見分けるのが難しいと感じる方も多いと思いますが、以下の項目と自分をチェックしてみてください。
こちらの項目はアレルギー性敏感肌の特徴です。
当てはまる数が多い場合、単なる敏感肌ではなくアレルギー性敏感肌の可能性が高いでしょう。

<アレルギー性敏感肌チェックリスト>
・両親のどちらか、またはどちらもアレルギー体質である
・今は治っているがアトピー性皮膚炎を患ったことがある
・アトピー性皮膚炎である
・花粉の多い時期は肌がかゆくなる
・黄砂が多い時期は肌がかゆくなる
・搔きむしるほどかゆい
・目のまわり、首にかゆみ、赤みが出る
・化学繊維の衣服が触れるとかゆい
・食べ物のアレルギーがある
・化粧品を使うと肌がかゆくなったり荒れる
・動物を飼っている
・もとから何らかのアレルギーがある
・症状が出た時のかゆみ、赤みが酷い
・顔だけでなく、体にもかゆみが出る

どんなものがアレルゲンになっている?


アレルギー性敏感肌による肌荒れを起こすアレルゲンは主に化粧品成分、ほこり(ハウスダスト)、花粉、食べ物だと言われています。
これらのアレルゲンのうち複数がアレルギー性敏感肌の原因になっている場合もありますし、どれか一つだけという場合もあるのです。

化粧品の場合、化粧品にはさまざまな成分が使われているので知らないうちのアレルギー反応が出てしまう原因になりやすいと言われています。
防腐剤着色料香料パラベン鉱物油などの添加物が特にアレルゲンになりやすいので注意が必要です。
ただ、人によってアレルゲンになる物質はさまざまで、その数も人によって違います。

アレルギー反応は特定の物質を体が「有害」とみなすと排除するために免疫機能が過剰に働きアレルギー反応が起こり、肌にかゆみや湿疹、赤みなどの症状を引き起こします。
アレルゲンになるものは数多くあり、人によって反応する物質は違うので今回紹介したもの以外のものが原因になっている場合も。

よくアレルギーを起こす物質が必ずしもアレルゲンになっているということはないので、肌に酷い炎症やかゆみなどが起こる場合はそのままにせず、病院で詳しい検査をしたり治療を始めることをおすすめします。

確実に見分けるなら病院で検査を


アレルゲンの特定は病院で行う検査で可能です。
血液検査が一般的によく採用されている検査方法で、アレルゲンに対する抗体の数値からどれだけ反応するかを調べます。
特に反応する物質がアレルゲンとして特定できるのです。

また、パッチテストもよく行われる検査の1つ。
肌に原因と考えられる物質を置き、反応の有無を調べる検査です。
パッチテストは皮膚にアレルゲン物質を少量注射し反応を見るテストなどもありますが、方法は病院や医師によって異なるので詳細は医師に相談してください。

アレルギー性敏感肌の対処方法


①アレルゲンを避ける
肌荒れの原因であるアレルゲンが判明している場合、アレルゲンを避ける生活をすることが1番です。
例えば、症状を起こす食べ物を避ける、特定の成分が含まれる化粧品を避ける、肌をあまり露出しない恰好をして花粉から肌を守るなどが有効でしょう。
まずは自分が何のアレルギーを持っているのか調べて把握することが大切です。

②無添加・敏感肌用化粧品で保湿ケア
普通肌用の化粧品は敏感肌の人には少し強い成分が使われていたり濃度が濃い場合があり、ヒリヒリ、かゆみを起こすことがあるので、マイルドな成分や量の敏感肌用の化粧品をおすすめします。
添加物は肌荒れ、アレルギー症状のもとになるので無添加のものを選んでください。

肌の乾燥はバリア機能の低下を招くので、しっかり保湿して肌のうるおいを維持することが大切。
ただ、それでも体調や時期によっては突然荒れるようになってしまうこともあります。
今まで大丈夫だった化粧品が急に合わなくなった場合は使用するのをやめ、体調が回復するのを待ってからもう一度使ってみてください。
どうしても合わない場合は別の化粧品に変えましょう。

③化粧品を使ったら肌荒れした場合
化粧品を使って肌荒れを起こした場合は顔を洗って肌についた化粧品を落としてください。
症状の程度によっては肌荒れの原因になった化粧品を持参の上、皮膚科を受診しましょう。

④こまめな掃除
花粉やほこり(ハウスダスト)が原因になって肌がかゆくなる場合はこまめな掃除をして室内の清潔を保つのが効果的です。
ほこりが溜まりやすい場所は特に重点的に行いましょう。
人の動きの多い日中はほこりが舞い上がるため、なるべく朝に掃除しておくことをおすすめします。
掃除中はマスクや手袋をしてほこりを吸わないようにするなど、なるべく肌につかないようにしましょう。

⑤規則正しい生活
生活習慣の乱れがあると肌のバリア機能を落とす原因になります。
寝ている間にダメージを受けた肌が修復されるので、寝不足になっていると肌荒れの回復が遅くなるとも言われているのです。
野菜、魚、肉をバランス良く食べ体調を整えることで肌も強くなります。
規則正しい生活は美肌維持、エイジングケアにも大切なことです。


まとめ~アレルギーが原因で肌が敏感になっている可能性を知ろう~


敏感肌とアレルギー性敏感肌はとてもよく似ていますが、アレルギー性敏感肌の場合アレルゲンを特定しなければ改善は難しいでしょう。
敏感肌にしては症状が重い、スキンケアを続けているのになかなか改善されないという場合には一度病院で詳しく検査をしてみてください。
肌荒れの原因となるアレルゲンを特定すれば対処ができるので、長年改善しなかった敏感肌改善への近道になるでしょう。

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