肌老化5つの原因【乾燥・酸化・光老化・糖化・菲薄化】予防&改善方法を徹底分析

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2017/11/10 最終更新日:2019/03/26

私たちの肌は加齢とともに老化していきますが、年齢が要因ではない原因によっても肌老化が進んでいきます。
それらが重なることで肌は急速に劣化し、顔や表情を老けた印象にしてしまうのです。

年齢を重ねる上で増えてしまうシミやシワ、たるみなど、どうしても全てを阻止することは難しいでしょう。
ですがそれ以外の外的な原因によって進んでしまう肌老化は、毎日の生活のちょっとした意識で予防することができるのです。

今回はいつまでも若々しく美しくいたい女性のために、すぐに実践できる肌老化の予防&改善方法を詳しく紹介します。

肌老化とは?


最近肌色がくすんでいて化粧映えしない。若い頃は似合っていた色の洋服が似合わなくなった気がする…
そんな風に感じたことはありませんか?

年齢を重ねるごとに肌の乾燥が気になったりシミ、シワ、たるみなど若いころには無かった「肌の気になるところ」が増えてきますが、これはただの肌荒れではありません。
肌が老化することによってさまざまなトラブルエイジングサインを引き起こしてしまっている可能性があります。

<肌老化によって起こる肌の変化>
・肌の乾燥が気になる
・小じわが増えた
・ほうれい線が気になる
・顔の輪郭がはっきりしない
・たるみが気になる
・毛穴が目立つ
・毛穴が縦に伸びている
・シミが目立つ
・肌がくすんでいる
・肌がゴワゴワした手触り
・キメが荒く化粧ノリが悪い
・化粧水の浸透が悪い

このようなトラブルに思い当たることはありませんか?
肌老化によってこのような肌の悩みが目立つようになるので、もし項目に当てはまる方は要注意。
すぐにでも原因の特定、対策をしないとどんどん肌の老化が進んでしまいます
また、今は感じていなくても肌老化対策(エイジングケア)は早く始めるにこしたことはありません。
美肌をめざすのであれば知っておきたいのが肌老化の原因。

肌が老化する5大原因と言われているのが【乾燥・酸化・光老化・糖化・菲薄化】です。
つまり、これらを防げば美しい肌を維持できるということ。
それぞれどのように肌に悪影響を与えるのか、そしてこれらを効果的に予防する方法を詳しく紹介します。

肌老化の原因①:乾燥


肌のうるおいは表皮の細胞間脂質のセラミドなどのもともと存在する保湿成分によって守られていて、水分量を保つことで肌を柔軟にしたりバリア機能として働くようになっています。
若い肌はセラミドが豊富に含まれているため、触った時にモチッとやわらかくすべすべです。
赤ちゃんのお肌がモチモチなのはセラミドが豊富だからなんです。

しかし、20歳をピークに急激にセラミドが減少していくとされています。
生活習慣の乱れや女性ホルモンの減少、ストレスなどさまざまな要因が重なることで肌の乾燥も進んでしまうのです。
肌の生まれ変わりであるターンオーバーの働きが低下し、古い角質の蓄積、新しい肌の生成の滞りが起こることで、肌は固くハリや弾力が損なわれたりゴワついた手触り、シワ、シミなどあらゆるエイジングサインに繋ります。
肌の乾燥は全ての肌トラブルに繋がるといっても過言ではないくらい、重大な要因。

もともと肌に存在する保湿成分は加齢や生活習慣、ストレスでも減少するといわれていますが、普段の間違えたスキンケアも大きな原因になりうるため、気をつけなければなりません。
洗顔で擦り洗いをしていたり、使っているお湯が熱すぎる、乳液やクリームを使っていないなどに心当たりがある方は肌の乾燥を起こしているかもしれないのです。

【乾燥対策&改善方法】

肌の乾燥対策は保湿ケアが重要になります。
洗顔後のスキンケアでは化粧水と乳液、クリームはセットで使うようにしましょう。

乾燥する季節に乳液、クリームを使わない方は少ないかもしれませんが、夏は「べたつくのが気持ち悪いから」「湿気があってあんまり乾燥しない」という理由で乳液とクリームを使うのを省いてしまう方もいますよね。
季節関係なく、化粧水をつけたまま乳液やクリームを使わずにいると、化粧水が蒸発するときにもともと肌に存在する水分も道連れにするように一緒に蒸発させてしまうので乾燥が進んでしまいます。
夏は皮脂が気になりますが、その皮脂は乾燥によって肌の防衛反応が働き分泌されている可能性も。

春夏秋冬、スキンケアにおいては化粧水と乳液、クリームはセットで使い肌のうるおいが逃げないようにしっかり保湿をしましょう。
どうしても皮脂やべたつきが気になる方や脂性肌の方はクリームは除いても構いません。(乳液は使うこと)

クリームまで使っても肌の乾燥が気になる方は、保湿効果の高い成分が配合された基礎化粧品を選びましょう。
特にセラミドはおすすめ。
美容液などで補ってあげるのもいいですね。


肌老化の原因②:酸化


酸化とは酸素に触れて化合すること。
りんごが変色したり、鉄がさびるなども酸化の現象です。

わたしたちの肌を酸化させて老化を進行させるのは「活性酸素」という物質が原因になっています。
活性酸素は、体内に侵入するウィルス、細菌を撃退したり外部刺激から私たちの体を守るために働いている必要な物質ではあるのですが、過剰に増えた時が大問題なのです。

体を守るために発生している大切な物質なのに、増え過ぎると正常な細胞まで攻撃してしまうので細胞が老朽化・酸化して肌老化の原因に。
細胞が衰えると代謝も低下するためターンオーバーの働きも低下し、ターンオーバーの乱れによるさまざまな肌トラブルに繋がります。

また、活性酸素が正常な細胞を傷付けるとメラニン細胞が肌を守るためにメラニン色素を作り出します。
メラニン色素は肌を丈夫にする働きがありますが、過剰にメラニン色素が集まってしまうとターンオーバーが追い付かなくなってしまい、シミとして残ることがあるのです。

<活性酸素が増える主な原因>
・ウィルス、細菌の退治
・紫外線
・激しい運動
・喫煙
・飲酒
・暴飲暴食
・ストレス
睡眠不足

【酸化対策&改善方法】

活性酸素は生活習慣紫外線が大きく関わっています。
日頃から紫外線対策をしながら、睡眠を摂る、ストレスを溜めない、飲酒喫煙を控えるなどに気を付けて生活をしましょう。

また、体内に発生した活性酸素は抗酸化作用に優れる食べ物を食べることで除去することができます。
緑黄色野菜などの色の濃い野菜は特に抗酸化作用に優れているので、緑黄色野菜をメインにさまざまな野菜、果物をバランスよく食べましょう。
ビタミンやポリフェノールが含まれた食材を選ぶのがポイントです。
おすすめの食材【ブルーベリー、アサイー、大豆、ブドウ、そば、茶、ニンジン、ほうれん草、モロヘイヤ、春菊、明日葉、パプリカ、アセロラ、ゴーヤ、カボチャ、大根葉など】

肌老化の原因③:光老化


光老化は主に紫外線が原因になって起こる肌の老化現象のひとつです。
紫外線は一年中、季節問わず降り注いでいますが肌に影響する紫外線は大きく分けて「UV-A」「UV-B」の2種類。
肌の日焼けをさせるのがUV-Bで、くすみやシミの原因になる紫外線です。
日焼け止めを塗らないと肌が紫外線から自らを守ろうとして過剰に発生したメラニン色素がターンオーバーが追い付かずに残り、くすみやシミになって残ります。

UV-AはUV-Bよりも肌への影響が大きく、肌の奥深くの真皮層まで届く長い波長の紫外線です。
真皮層に届いてエラスチンやコラーゲンを壊し、肌の保湿機能の低下ハリや弾力を損なうなどの影響が出て肌老化に繋がります。
UV-Aは日傘、窓ガラスなども貫通して入り込んでくるので油断も隙もありません。
光老化においては、UV-BよりもUV-Aに特に注意したいですね。

【光老化対策&改善方法】
光老化の予防、改善には紫外線対策をすることが重要になります。
ただ、日焼け止めならどれを使ってもいいというわけではありません。
日焼け止めには「PA」「SPF」という表記があり、PAはUV-Aの防止効果、SPFはUV-Bの防止効果を表しています。
「PA+」の「+」が多いほどUV-Aを防ぐ効果が高く、SPFの数値が高ければUV-Bを防ぐ効果が高いということ。

ただし、SPFの数値は高いほど紫外線吸収剤が多く含まれているので注意が必要です。
紫外線吸収剤は紫外線が当たると肌の上で化学反応を起こし肌に紫外線が入らないよう働きますが、肌の上で化学反応が起こるということは肌にとって負担になっているということになります。
日常生活であればSPFは15前後のもので十分。
どれだけ太陽を浴びるかで日焼け止めの選び方も変わってくるのです。


肌老化の原因④:糖化


糖化は肌老化の大きな原因になっていて、体の中で当たり前に起きる現象のひとつです。
私たちが毎日食べるものによって体内の糖化が進みます。

ケーキやクッキー、パンなど糖質を含むものを焼いてできる「焼き色」のように、私たちの肌の中で体を構成するたんぱく質と糖質が反応し合い、黄色っぽいくすみを作り出してしまう現象。

糖質と体内のたんぱく質が結びつくと、「AGEs(終末糖化産物)」という劣化したたんぱく質に変わります。
これが老化を進める原因とされているのです。
日頃から糖質を多く含むものをたくさん食べているとそれだけ多くのAGEsが発生し、糖化は加速し肌をどんどんくすませてしまうでしょう。
AGEsは肌だけでなく、脳梗塞や心筋梗塞などの一因となり健康にも影響を及ぼすので増やさないよう気をつけなければなりません。

<肌糖化チェック>
・肌の透明感が無く、くすんでいる
・黄色っぽいようなくすみ方をしている
・肌の弾力、ハリがない
・シワ、シミが増えた
・口角が下がっている(たるみ)
・肌や唇がカサカサしている
・肌のキメが粗い

このような肌の悩みがある方は「肌糖化」が進んでいる可能性があります。

【糖化対策&改善方法】

糖質はエネルギーになるので完全に摂取を断つことは決してしないでください。
糖質を摂取するのが問題なのではなく「摂り過ぎ」が問題になるので、毎日の食事の中で糖質の多いものをたくさん食べたり、甘いおやつやジュースの頻繁な摂取で血糖値が高くなる状態が続かない食生活をしましょう。

また、食生活に気を付けていても、食材や調理法によってもAGEsを摂取してしまうことがあります。
食材を焼くと食材のたんぱく質と糖が反応してAGEsになるので、元々焼かれている食材にはAGEsが含まれているものと思ってください。

普段の調理法では「焼くより茹でる、蒸す」という調理法を取り入れることで「焼き色」を付けないのでAGEsの摂取を減らすことができるでしょう。
例えば鶏肉なら、蒸し鶏と唐揚げで比べると唐揚げは10倍も多くのAGEsを含みます。

肌老化の原因⑤:菲薄化(ひはくか)


菲薄化は「皮膚が薄くなる」状態のことです。
年齢を重ねるとコラーゲンやエラスチンが減少し、肌を作りだす働きが低下するため皮膚は薄くなってしまいます。

加齢による菲薄化も原因ですが、最近では比較的若い世代でも菲薄化が目立つようになっていると言われています。
その原因は間違ったスキンケア。
もちろん年齢を重ねた方も間違えたケアをしていればさらに菲薄化は進行するので注意が必要です。

菲薄化を進行させるスキンケアでまず考えられるのはピーリング
ピーリングは角質を強制的に落とし、ターンオーバーを早める効果があります。
古い角質が溜まっている時に行うと肌がツルツルになって化粧水の浸透が良くなり、化粧ノリもよくなる人気のお手入れです。
最近では一般的なケアになりましたが、週に何度も行っているとどんどん角質が落とされ、まだ未熟な肌が表面に上がってきてしまいます。
未熟な薄い肌はバリア機能が弱く、乾燥しやすい、敏感肌、赤みなどのトラブルを起こしてしまうのです。
菲薄化肌は一見ツルツルで輝き綺麗なように見えますが、よく見ると表面にキメがなく、ビニールのような質感なので「ビニール肌」とも呼ばれています。

ピーリングだけでなく、洗浄力の強いクレンジングや洗顔料の使いすぎや肌摩擦などでも菲薄化は進行します。

【菲薄化対策&改善方法】

間違えたスキンケアで菲薄化が起こっている場合、日ごろのスキンケアを見直す必要があります。

・洗顔をする時にゴシゴシ洗っている
・タオルでゴシゴシ水気を拭いている
・週に2回以上のピーリングを行っている
・ピーリング作用のある洗顔料を日常的に使っている
・スクラブ入りの洗顔料を使っている
・お湯が熱すぎる

今までピーリングをしていた方で、これからもピーリングケアは全くやめることができないという場合はまず肌を回復させてからピーリングを再開するようにしてください。
また、ピーリングは週に1回の使用で十分です。

菲薄化した肌は皮膚が薄く、うるおいが逃げやすい状態。
しかも敏感な肌質になっているので、通常の化粧水ではヒリヒリしたり肌荒れを起こしてしまうこともあります。
もし、普通肌用の化粧水が肌に合わなかった場合は敏感肌用の基礎化粧品を使うようにしましょう。
敏感肌用のものは保湿成分が豊富に含まれ低刺激処方になっているので、バリア機能が低下し弱った菲薄化肌にはぴったりです。

まとめ~肌老化を加速させる原因から肌を守ろう~


肌老化を進行させる原因というのは色々あったんですね。
それぞれの原因に合った予防・改善方法を取り入れることで効果的な対策をしていくことができるでしょう。
美肌をつくるのは毎日の積み重ね。
徹底したエイジングケアを実践したいという方はぜひ参考にして、1つ1つ意識していきましょう。

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