保険適用ニキビ治療の限界って?皮膚科で治療してくれる内容とは

  • 公開日:2017/12/20 最終更新日:2019/03/06

ニキビの治療は保険適用内で受けることができます。
ニキビの悩みがあれば一度皮膚科で相談をし、適切なニキビ治療をした方が早く治すことができるのでおすすめです。
保険適用内で一般的に行われるニキビ治療の方法や、処方薬について説明していきましょう。

また、美容治療などで行われる保険が適用されない治療方法にはどんな治療法があるのでしょう。

ニキビができた!皮膚科と美容皮膚科どちらを受診する?


皮膚科と美容皮膚科、ニキビ治療ができるという点についてはどちらも同じです。
皮膚科は「皮膚トラブルを治す」ことに特化し、美容皮膚科の場合は「皮膚トラブルを治しつつ美肌を目指す」ことができます。

治療方法が異なるため、まず自分は「治したい」だけなのか「美肌になりたい」のか目的をはっきりさせることから始まります。

ニキビ治療には保険適用内でできることがあるので、皮膚科では主に保険適用内の治療を行ってくれるでしょう。
それに対し美容皮膚科ではニキビやニキビ跡をキレイに治す保険適用外の美容目的の治療が主です。
つまり、かかってくる治療費も異なることを概念に置き、どちらを受診するか決める必要があります。

今ある炎症したニキビをとにかく抑えたいというのであれば、まずは皮膚科を受診してみるのがおすすめです。
では、皮膚科で行われる保険適用内の治療はどんな治療があるのでしょうか。

皮膚科での治療「面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)」とは?


保険適用内でできるニキビ治療は、主に薬を使って治す方法とニキビの内容物を押し出す「面皰圧出」が行われます。
面皰圧出とはニキビを潰すということですが、ニキビを潰すと炎症が悪化したりニキビ跡ができやすくなる場合もあります。
しかし、そのようなトラブルになるのは炎症が悪化している黄ニキビや紫ニキビの類で、ニキビの初期症状のうちは面皰圧出が有効な治療方法として用いられています。

面皰圧出はニキビの表面に小さな穴を開けて内容物を押し出すため、周囲の健康な皮膚への負担が最小限ですみます。
ニキビの状態、全体のニキビの数によっては面皰圧出は採用されず、薬を使った治療のみになるケースもあるようです。

ニキビ治療がどのように進んでいくかは実際に皮膚科医に見てもらわないと分からない部分もあるため、詳しくは病院で相談しましょう。

皮膚科のニキビ薬物療法|どんな薬が用いられる?


ニキビ治療において使用されるのは塗り薬と飲み薬の2種類。
主に処方されるのは「ディフェリンゲル」「エピデュオゲル」という塗り薬です。

ディフェリンゲルは毛穴のつまりを解消し、ニキビの回復を促進させる効果や新たにニキビができるのを防ぐアダパレンという有効成分が配合されています。
エピデュオゲルはニキビの予防やニキビの原因のアクネ菌が繁殖するのを防ぐ働きを持つアダパレン、過酸化ベンゾイルという成分を配合しています。
ディフェリンゲルとエピデュオゲルは比較的症状が軽く、重い炎症を起こしていないニキビ治療に使われる塗り薬です。

炎症した赤ニキビ、黄ニキビ、紫ニキビへの効果は薄く、炎症の悪化したニキビには抗生物質を使用する必要があります。
炎症が悪化したニキビには、アクネ菌や雑菌の繁殖を抑制し炎症を速やかに改善していく効果がある「ベピオゲル」「ゼビアックスローション」などの抗生物質が処方されます。

ただし、抗生物質は長期間の使用ができません。
長期間使用すると薬剤に耐性を持つ菌が現れ、薬を使っても効果があまり感じられなくなるおそれがあります。(※ベピオゲルは例外で、耐性菌が生じない抗生物質)
ベピオゲルとゼビアックスローションは一緒に処方されることもあり、その場合は朝にゼビアックローション、夜にベピオゲルを使用することが多いです。

<ニキビ治療薬の副作用>
◆ディフェリンゲル、ベピオゲル、エピデュオゲル
 →ヒリヒリ、乾燥、粉をふく
◆ゼビアックスローション
→乾燥、ヒリヒリ、かゆみ

それぞれの薬にはこのような副作用が出る可能性がありますが、症状が軽い場合は特に薬の使用をやめる必要はありません。
患部が真っ赤になる、発疹、発熱など重い副作用が出る場合は使用をやめ、医師に相談をしてください。

<その他の薬>
薬とは違いますが、皮膚の回復を促進するビタミン剤が処方されます。
こちらは飲み薬で、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンEなどが含まれています。
肌を健やかな状態に保つのに必要な栄養素であるため、より高い治癒効果を得るために処方されるのです。

しかし、保険適用については病院によって異なり、保険適用されることもあれば適用外になる場合もあるため、詳しくは皮膚科に問い合わせてみてください。

保険適用外になるニキビ治療


保険適用外になってしまうのは、美容皮膚科で受けられるレーザー治療ケミカルピーリングイオン導入など美容皮膚科特有の治療法を用いる場合です。
これらの治療法はニキビの改善効果があるのはもちろんですが、美容目的に採用される治療法になるので保険適用外となってしまいます。

美肌目的での治療は原則的に保険適用が認められていません。
なので美容皮膚科での治療は保険適用外で高額な治療費になる可能性があります。

しかし、保険適用外のさまざまな治療法を取り入れることで保険適用内では改善できなかった効果を実感できたり、美肌ケアができる点が美容皮膚科の魅力です。

また、美容皮膚科でも保険適用内の治療をすることが可能です。
保険適用内の治療法を希望する場合、レーザーやピーリングなどは希望せず皮膚科と同じ治療法を取り入れれば、高額な治療費になることはありません。

ニキビ治療において皮膚科と美容皮膚科のどちらを受診してもOKですが、保険適用外の治療も検討している方は始めから美容皮膚科を受診することをおすすめします。

まとめ~保険適用内でできるニキビ治療でニキビ改善を目指そう~


ニキビ治療は保険適用が認められる治療です。
美容目的の方法を採用すれば適用外となってしまいますが、ニキビの治療のみを目的とする方法なら保険適用内となります。

ニキビは放置していても治る場合もありますが、間違ったセルフケアで悪化してしまう恐れもあるので注意が必要です。
ニキビ跡になってしまうと、キレイに治すのはとても難しく時間もかかってしまいます。
皮膚科で症状を悪化させない治療ができるので、ニキビを綺麗に治したいのであれば皮膚科で相談してみるのがおすすめです。

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