潰しちゃダメ!膿んだニキビの正しい対処方法&予防法

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2018/01/15

ニキビが進行して膿んでしまうと、ジンジンと痛み出して見た目も悪くなってくるので「ちゃんとキレイに治るのだろうか…?」と不安になりますよね。
膿んだニキビは「黄色ニキビ」と呼ばれ、ニキビが悪化した最終段階の状態です。

この時点でニキビを必要以上にいじったり潰したりするのはとっても危険!
ここでのケアの仕方がニキビがキレイに治るかニキビ跡として残ってしまうかの分かれ道です。

今回はニキビが膿んでしまう理由、黄色ニキビの正しい対処方法、そしてニキビを作らないための予防方法をわかりやすく解説していきます。
ニキビ治療の正しい知識を身に付けて、ニキビをさらに悪化させることのないよう丁寧にケアしていきましょう。

なぜニキビが膿んでしまうの?


ニキビができる原因は、おもに以下の2点。

1.皮脂が過剰に分泌されて毛穴に皮脂や汚れがたまってしまう
2.角質が厚くなり毛穴の出口が詰まってしまう

皮脂や汚れはアクネ菌のエサとなるため、アクネ菌がどんどん増えてニキビが発生してしまいます。
この段階を白ニキビと言います。
たまった皮脂が酸化すると黒ニキビに進行し、さらに進むと毛穴の中で炎症が起こってニキビが赤く腫れてしまいます。これが赤ニキビです。
ここで適切なケアをせずにニキビをこじらせてしまうと、今度は毛穴周辺に白血球が集まってアクネ菌を攻撃しはじめます。
悪化して膿が発生すると「膿疱」と呼ばれる黄色ニキビに。

黄色ニキビは色素沈着やクレーターが残りやすくなるため、ニキビができたらなるべく早い段階で進行を食い止めるのが理想です。
とは言え、もし膿のたまる黄色ニキビになってしまったら、どうすれば被害を最小限に抑えることができるのでしょうか?
その具体的な方法を見ていきましょう。

膿んだニキビは潰してもいい?


膿を持ったニキビができると見た目にも目立つため、鏡を見るたびについ潰してしまいたくなりますよね。
でも、炎症を起こしたニキビを潰すのはぜったいにやめましょう

ニキビを潰すと毛穴に雑菌が入って、さらにひどく化膿してしまう恐れがあります。
膿が発生しているということは、ニキビがかなり重症化している証拠。
無理やり潰してしまうと、色素沈着やクレーターの痕が残ってしまう可能性が濃厚です。

ニキビをいじり過ぎたり、ゴシゴシと力を入れて洗顔したりといったことも避けましょう。
炎症を起こしたニキビはできるだけ触らず、早めに適切なケアをすることが重要です。

黄色ニキビの対処方法


膿んでしまった黄色ニキビはかなり炎症が進んだ状態なので、自己判断でケアをするのは避けて皮膚科を受診するのが望ましいです。
皮膚科では、炎症を止めるために抗生物質やステロイド剤を用いた治療を行い、最短でニキビを治していきます。
ニキビ跡やクレーターになるのを防ぐには、早急に炎症を鎮めることが肝心。
皮膚科ならニキビの状態に合わせて最適な治療を行ってくれますので、安心して任せられますよ。

また、ニキビができてしまったら以下のことに注意してください。

・膿んだニキビをつぶさない
・ニキビを手で触らない(手には雑菌がいっぱいです)
・スキンケアやメイクで必要以上の刺激を与えない
・髪の毛がニキビ部分に触れないようにする
・油分の多い化粧品は控える

大切なのは、ニキビをできるかぎり刺激しないことです。
そして、リキッドファンデーションやクリームファンデーションなどの油性のメイク品、オイル美容液などの油分の多い化粧品は、毛穴を塞ぎやすいためなるべく使用を控えましょう。

ニキビの予防方法


ニキビはいったんできてしまうと治すのがとても厄介です。
悪化するとニキビ跡が残ってしまう恐れもあるため、できるだけ普段からニキビができないようなケアを心がけましょう。
そのために、日常生活の中でできるニキビをつくらないために気を付けたい予防方法を以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

◆ポイントは洗顔
ニキビを作らないためには、余分な皮脂や汚れをしっかり落とすことが重要。
ニキビ予防としてまず一番に取りかかりたいのは「正しい洗顔」です。

洗顔料を使用する洗顔は、1日2回。朝と夜が基本です。
強い摩擦は避け、洗顔料をたっぷり泡立てて肌に刺激を与えないように洗いましょう。
1日に何度も洗うと必要な皮脂や水分まで取り除いて肌を乾燥させてしまうため、危機を察した皮膚がよけいに皮脂を分泌してしまいます。
洗顔のし過ぎはトラブルのもと。
朝と夜の1日2回、ふわふわの泡でやさしい洗顔を心がけてください。


◆ニキビ予防化粧品を使用する
ニキビ肌用に作られたニキビケア化粧品なら、お肌のお手入れをしながらニキビの予防が可能です。
今はさまざまなニキビケア化粧品があり、それぞれニキビ予防の観点から独自の製法で工夫して作られています。
普段からニキビのできやすい人は、皮脂を抑える効果、ニキビの炎症を鎮める効果、アクネ菌の殺菌効果、角質をやわらかくする作用のある成分を含んだニキビケア化粧品を使用してみましょう。

◆ノンコメドジェニック化粧品を利用する
ニキビの原因であるアクネ菌は、油分をエサにして増殖します。
しかし「ノンコメドジェニック化粧品」はアクネ菌のエサになりにくい油分を使用していたり、ニキビの原因になりにくい成分を使っているのでニキビ予防に効果的。

ノンコメドジェニック化粧品は毛穴が詰まりにくいのが特徴で、基礎化粧品の他に下地やファンデーションなどのメイク品もあります。
目印は「ノンコメドジェニックテスト済み」という記載。
ニキビのできやすい人が化粧品を選ぶ際には、この表示がある商品を選ぶのもひとつの手段です。

◆生活習慣を整える
ニキビを予防するには、しっかり睡眠をとって免疫力をアップさせることが大切です。
睡眠不足になると免疫力や抵抗力が低下するので、肌は荒れがちになりニキビもできやすくなってしまいます。
できるだけ規則正しい生活を送ることで、肌のターンオーバーのサイクルも整いやすくなり、肌トラブルを起こしにくい元気な肌を保つことができるでしょう。
お肌の状態は、その人の体の状態を表しているとも言えます。
そのため、まずは生活習慣の見直しをして、体が健やかでいられるような毎日を過ごしましょう。

◆食習慣を改善する
食事とニキビには密接な関係があります。
食事の内容によってニキビができやすくなったり、また逆にできにくくなったりします。
ニキビを作らないためには、動物性脂肪や糖質の摂り過ぎはなるべく控えるようにしましょう。
特にスナック菓子や、ケーキなどの甘いスイーツはニキビの大敵です。
また、香辛料などの刺激物、カフェインのとり過ぎ、アルコールの飲み過ぎもよくありません。

ニキビ予防のためには、栄養バランスにすぐれた食事をすることが非常に大切です。
ビタミンやミネラルは美しい肌作りには欠かせない栄養素。
さらに適量の食物繊維をとって便秘を改善することで、ニキビができにくい体質を目指していきましょう。
バランスの良い食事は肌の活力をアップさせて、トラブルから肌を守ります。
ぜひ食習慣を改善して健康な肌作りをしていきましょう。

まとめ~膿んだニキビは正しい対処方で跡に残さないようにしよう~


顔にできるニキビは女性にとって大きな悩みですね。
ニキビが膿んでしまうと不安になると思いますが、適切なケアを行うことでニキビ跡が残る危険を減らすことが可能です。
この記事に書かれていることを参考に、ぜひ正しい対処方法で膿んだニキビをキレイに治していきしょう。

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