自宅で手軽にワンランク上のスキンケアができる美顔器。
最近はいろいろな種類の機器が発売されており、口コミ・レビューサイトは賑わっています。
しかし、ニキビができやすく荒れやすい肌質だと美顔器を使っても大丈夫なの?と心配ですよね。
でもニキビ肌の方でも使える美顔器もあるんです!
今回はニキビ肌でもOKの美顔器の選び方と改善効果に期待ができる使い方を詳しく紹介します。
この記事でわかること
ニキビもOK!美顔器はこんな肌悩みにも使えます
・生理前になるとニキビができる
・慢性的にどこかに必ずニキビがある
・ニキビ跡が悩み
・赤みのあるニキビ跡がある
・肌が脂っぽい
・毛穴づまりで黒ずみ、角栓が多い
ニキビができやすい肌質だと「美顔器を当てることそのものが刺激になってあまり良くないのでは…」と、不安になってしまうこともありますが、肌質が不安定な方でも美顔器は使えます。
注意したいのは美顔器の選び方と使い方なのです。
※炎症しているニキビは、炎症が落ち着いてから使用しましょう!
【自分の肌に合った美顔器を知りたい方はこちら↓】
ニキビ肌に使える美顔器と効果について
ニキビ肌を改善していくには食生活や生活習慣の改善も必要になりますが、美顔器を正しく使えば効果的にニキビの予防・改善に期待できます。
では、改善を目指すための美顔器の選び方をご紹介しますね。
①保湿作用があるものを選ぶ
ニキビ肌の方は油分と水分のバランスが悪いことや、肌の内側に潤いの足りないインナードライ肌、乾燥が原因になっているケースが多いので、肌に潤いを与えて水分量を増やし肌質の安定化をはかるのが予防と改善にいいとされています。
水分量の多い肌はバリア機能も高いので、刺激によるニキビや肌荒れの予防にも効果的です。
保湿効果の高い美顔器がこちらの2つです。
【イオン導入美顔器】
肌に当てることで微弱な電流を流し、肌のバリア機能を一時的に弱めて美容成分が肌の奥まで届くようにする効果があります。
日頃のスキンケアでは届けられない美容成分もしっかり肌の奥に届け、内側から肌質を改善していくことができるのです。
特にビタミンC誘導体との相性がよく、保湿しながら美白効果やニキビ跡の改善に効果を期待できます。
【スチーム美顔器】
粒子の細かい水蒸気を発生させ、肌に浴びることで奥まで水分を与えて潤わせることができる美顔器です。
スチームは温かい蒸気や冷たい蒸気に切り替えることができるものや、アロマオイルを足してリラックス効果も得られるタイプもあります。
ニキビは肌の乾燥によってできてしまうこともあり、肌を十分に保湿することはニキビケアにも繋がるのです。
スチーム美顔器には片手で使えるハンディタイプ、机に置いて使う据え置き型があります。
②原因菌を取り除く&炎症を抑える美顔器を選ぶ
ニキビ予防と改善には肌質を安定させる保湿が欠かせませんが、原因菌の殺菌もニキビ予防や改善に効果的です。
その効果を発揮するのがこちらの美顔器です。
【LED美顔器】
青、赤、黄色などに発光するLEDの光の力で肌に働きかける美顔器です。
それぞれ色によって効果、効能が異なりニキビの予防や改善にも期待ができる人気の美顔器です。
光を発しますが紫外線、赤外線は含まれていないので肌に浴びても悪影響を与えることはありません。
特にニキビには青色のLEDが効果的だと言われています。
・ニキビの原因菌(アクネ菌)の殺菌
・ニキビの炎症を鎮める
・皮脂量のコントロール
これらの「ニキビの原因菌を取り除く&炎症を鎮める効果」で予防や治療、悪化を防ぐ効果に期待ができます。
ニキビを改善に導く美顔器の使い方
イオン導入美顔器
イオン導入美顔器を使うときはコットンやフェイスマスクを用意してください。
コットン、フェイスマスクに美容液を染み込ませて肌に付け、コットン・フェイスマスク越しにイオン導入美顔器を当てます。
美容液はコットンやフェイスマスクがひたひたになるくらい、ケチらずに染み込ませるのがポイントです。
ただし、コラーゲンやヒアルロン酸は成分の粒子が大きく浸透しにくいのでイオン導入美顔器には向いていません。
イオン導入美顔器を使うタイミングはお風呂上がりや洗顔後です。
微弱な電流を流すので毎日のように使用すると刺激になってニキビを悪化させる可能性があるため、週に1~2回程度使用してください。
スチーム美顔器
スチーム美顔器は洗顔前に使う方法や洗顔後の保湿に使う方法があります。
クレンジング、洗顔前に使用することで蒸気が汚れを柔らかくして浮かし、汚れが落ちやすくなる効果が。
頑固な汚れも落としやすくなり毛穴づまりが予防できるので、ニキビの予防や改善に期待ができます。
また、洗顔後の使用は保湿効果に期待できます。
細かい水蒸気が肌に浸透して内側から潤いで満たします。
LED美顔器
LED美顔器は光を肌に当てるだけなので特別な使い方はありません。
洗顔前、洗顔後、メイクをした後などいつでも使えるのが特徴です。
ニキビ肌が気になる方は青色を選び1回につき10~20分ほど光を照射してください。
ニキビ肌で美顔器を使う場合の注意点
■ニキビが炎症を起こしている時は美顔器の使用をストップしてください。
ニキビの炎症が収まってから使用を再開するようにしましょう。
■美顔器でお手入れ後は、たっぷりの化粧水でケアしたあと乳液やクリームを必ず使用してください。
水分を肌に与えたあと、乳液やクリームを付けずにいるとせっかく与えた水分が蒸発して乾燥を招き、ニキビの悪化に繋がります。
まとめ~正しく選んでニキビ改善にも美顔器ケアを取り入れよう~
ニキビがあると美顔器を使うのをためらってしまいますが、ニキビ肌に使える美顔器を選び上手に使えばニキビの予防や改善効果に期待ができます。
もちろん肌に合う合わないもありますし、炎症を起こしているニキビがあるデリケートなお肌には美顔器の使用を控えた方がいい場合もあります。
様子を見ながら過剰なケアを避け、ご自身のお肌に丁度いいペースで美肌ケアしてあげてくださいね。
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