日焼け止めの基礎知識|美肌を維持するための選び方&塗り方とは

[PR]
  • ReBON 
  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2018/04/03 最終更新日:2019/04/23

美肌の維持や肌の老化を防ぎ改善するために紫外線対策をしている方は多いでしょう。
紫外線は1年中降り注いでいるので、肌のためには夏だけでなくずっと対策するべきなのです。
日焼け対策として1番メジャーなのが「日焼け止めクリームやジェル」ですね。
ドラッグストアなどでもさまざまな商品が販売されています。

美白を目指す人、シミやそばかすシワなど肌トラブルを防ぎたい人、敏感肌の人など日焼け対策をする理由はさまざまですが、紫外線が肌にもたらす悪い影響はとても大きく、日焼け止めを効果的に使って肌を守ることが重要です。

今回は効果的に紫外線対策をするために、日焼け止めの基礎知識選び方・効果的な使い方・おすすめ商品を紹介します。

なぜ紫外線対策が必要なのか?


面倒臭いならしなければいいじゃん!と思う人もいるかもしれません。
でも、紫外線対策をしないと今すぐに影響が出なくても、あとあと紫外線の影響が出てきて顔がシミだらけになることも。

紫外線はDNAにダメージを与え、傷付いた細胞が変形してシワになったり、肌を守ろうとメラニン色素が大量に作られ黒ずんだ肌に。
日焼けをして肌が黒くなるのはこのメラニン色素によるものです。

また、肌にダメージを与えて乾燥を招き、乾燥から吹き出物や皮脂の過剰分泌を起こしたりなど肌に良いことは何もありません。
だから、美容やエイジングケアの為には紫外線対策が必要なのです。

紫外線と「SPF」「PA」の表記について

紫外線にはA波・B波・C波の3種類あり、それぞれ肌に与える影響が異なるのです。

◆A波(UVA)…シワやたるみなど肌老化の原因になる紫外線です。波長が長く肌の深部まで届き、肌に柔軟性を与えるコラーゲンやエラスチンなどを破壊します。
◆B波(UVB)…メラニン色素を作りだし、シミやそばかすの原因に。主に皮膚の表面の細胞やDNAを傷つけ、赤く炎症し火傷になります。
◆C波(UVC)…とても有害な紫外線で、皮膚がんの原因になると言われています。オゾン層に吸収されていたので地上には届かないとされていましたが、近年オゾン層が破壊され危険性が高まっています。

日焼け止めでよく見かけるSPFPAは、現在主にわたしたちの肌に悪影響を与えているA波とB波の防止度を表わしているものです。
まずSPFですが、主に肌を赤くする日焼けの原因B波を防止している指標で数字が大きければ大きいほどその効果が高くなります。
最大はSPF50+(51より大きい場合+がつきます)と表記されています。

PAはA波を防ぐ指標で、「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階です。
+が多いほど効果が高くなります。
A波は雲や窓も通りぬけるとされていて、室内にいても注意が必要な紫外線です。

日焼け止めアイテムには、これらのSPFやPAなどの表記が必ずされています。
この指標を参考に、季節や行動範囲によって使い分けることが肌のために必要なのです。

日焼け止めの選び方&効果的な塗り方


日焼け止めの選び方効果的な塗り方を紹介します。

「SPF」「PA」が高いものを選べば肌を守れると安心してはいけません。
確かに効果が高いものを選べば紫外線の防止力は高まるのですが、その分肌への負担がかかってしまいます。

生活のシーンに合わせて使い分けましょう。

◆日常生活…【SPF10~20】【PA+~++】
◆スポーツやレジャー…【SPF20~30】【PA++~+++】
◆炎天下に長時間いる場合やマリンスポーツなど…【SPF30~50】【PA+++~++++】

日焼け止めの効果は3~4時間ほどと考えていいでしょう。
長時間効果があると表記されている商品もありますが、皮脂や汗で日焼け止めが取れてしまい効果が薄れることもあるので、3~4時間おきに塗り直すことも大切です。

そしてべったりと塗りこむのでなく、薄く皮膚をカバーするように塗ることが重要。
厚く塗りすぎると肌への負担が大きくなるだけです。
鼻の頭やあごなど少しでっぱった部分には2度塗りをしてカバーするようにしましょう。

また、日差しの強い日や夏しか日焼け止めクリームを塗らないのは危険です。
B波は4月ころから9月末ころまで多く降り注ぎますが、A波は1年中安定して降り注ぎます。
曇りの日も晴れの日の紫外線量の50%前後、大雨でも30%前後あると言われているので、季節や天気によらず1年中紫外線対策が必要ということです。

1年中肌に塗ると考えたら、できるだけ肌に負担のないものを選びたいですよね。

ホワイティシモ 薬用UVブロック シールドホワイトプラス

ポーラの美白ベーシックケアシリーズ「ホワイティシモ」の日焼け止めです。
SPF50・PA++++の高いUVカット効果だけでなく、美白有効成分「ビタミンC誘導体」や保湿成分「ブライトカプセル」「S-ヒアルロン酸」などを配合しスキンケア効果も。
高UVなのに軽いつけ心地で、しっとり感が長時間続くと好評です。
汗や水に強いウォータープルーフなので、安心して思いっきりレジャーを楽しめます。

11-2

肌に塗るタイプの日焼け止め!種類別の特徴


【クリームタイプ】
一般的に多いのがクリームタイプ。
保湿効果が他のものより高く、付け心地がいいのが特徴です。

【ジェルタイプ】
さっぱり軽い付け心地で、伸びがいいものが多いです。
透明なものもあり、白浮きしにくいのが特徴。

【スプレータイプ】
メイクの上から使えるのがメリット。
手では塗りにくい背中などにも使いやすく、まんべんなく塗ることができます。

【パウダータイプ】
こちらもメイクの上から使えるタイプです。
他のものと比べると取れやすいですが、肌に優しく小まめに塗り直ししやすいのがメリット。

日焼け止めの気になること!Q&A


【Q1:日焼け止めの使用期限は?】
基本的に未開封のもので3年開封済のもので1年以内に使いきるのがベターだと言われています。
なので1年前の日焼け止めが使えるかどうかという点では、判断が難しいところ。
色の変色やニオイの変化を確認して、使うようにしましょう。
高い効果を期待したいのであれば、1年以内に使い切るのがベストです。
無添加処方のものであれば、さらに短く6ヵ月以内に使い切りましょう。
大容量のものを購入するより、使いきれる大きさのものを選ぶのも手ですね。

【Q2:ノンケミカル処方とは?】
日焼け止めに配合されている紫外線防止成分は主に「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」の2種類に分けられます。
紫外線吸収剤は紫外線を吸収して、熱などの弱いエネルギーに変換することで、肌への影響を防ぎます。
白浮きしにくく、汗や水に強いことから日焼け止めアイテムに多様されていますが、紫外線を吸収することで敏感肌には刺激を感じる場合があり、気をつけなければなりません。
この紫外線吸収剤のことを「ケミカル」と呼びます。

一方紫外線散乱剤のことを「ノンケミカル」と呼びます。
紫外線散乱剤は、紫外線が肌に浸透しないように、肌の上で遮る壁となって跳ね返す役割があります。
紫外線を反射・散乱させるベールをつくるような感覚です。
肌への刺激が少ないとされていて、敏感肌の方は紫外線散乱剤を使ったいわゆる「ノンケミカル処方」のものを選ぶのがおすすめと言えます。

最近はただ紫外線から肌を守るだけでなく、肌に優しい日焼け止めの需要が高まりノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)の日焼け止めアイテムが増えているのです。

【Q3:日焼け止めを綺麗に落とす方法は?】
日焼け止めが肌に残ったままになると、毛穴に詰まり炎症したり肌荒れの原因にもなりかねません。
なので毎日の洗顔や入浴でしっかり落とすことが大切です。
日焼け止めクリームは種類によって落とし方もさまざま。
最近は石鹸で落とせるものが増えてきており、パッケージにも「石鹸で落とせる」と記載があるでしょう。
まれに「お湯で落とせる」というアイテムもあるようですが、毛穴まで入り込んだものをお湯だけで完全に落としきるには難しいので、石鹸の使用がおすすめです。
しっかり泡立てた石鹸で落とし忘れがないよう、日焼け止めを使用した部分をまんべんなく洗いましょう。

ウォータープルーフのものなど、クレンジングが必要なものもあります。
わすれがちですが、ボディに使用した場合もクレンジングを使ってしっかり落とすようにしましょう。

日焼け止めを購入したら、どうやって落とすのかパッケージをチェックするのを忘れずに!
SPFやPAが高いものでも石鹸で落とせるものもあるので、肌が敏感な方はクレンジングで肌の負担にならないよう石鹸でオフできる日焼け止めを選ぶのがおすすめです。

メイクする時の日焼け止めを塗るタイミング


メイクをする時に迷ってしまう日焼け止めを塗るタイミング。
基本的な順番は以下の通り。

基礎化粧品(化粧水・乳液など)→日焼け止め→化粧下地→ファンデーションです。

日焼け止めと化粧下地を塗る順番に迷われる方も多いようですが、化粧下地は肌の色むらを整え、ファンデーションを密着させる役割があります。
なのでファンデーションをぬる直前に使うのがベストです。
日焼け止めは化粧下地の前に使いましょう。
ただし、スプレータイプやパウダータイプはメイクの上からも使うことができ、順番は種類によって異なります。

最近はメイクコスメにも日焼け止め効果が備わっているものが多いですね。
日焼け止めは重ねれば効果が高まるという訳ではないので、例えばベースメイクのアイテムに日焼け止め機能があれば別で塗る必要はありません。
普段からメイクをするという方は、日焼け止め効果のあるファンデーションなどを選んで肌を守りましょう!

【美肌効果もありながら紫外線対策もばっちり!美容液ファンデーションはこちら↓】

日焼け止めのメリット&デメリット

日焼け止めクリームは上記で紹介したように紫外線から肌を守る重要な役割を担っています。
日常から駆使して日焼けしないよう対策することは美肌ケアの基本とも言えるのです。
日焼け止めは皮膚に降り注ぐ紫外線を防ぐというメリットがありますが、もちろんデメリットも。

<メリット>
・数値の高い日焼け止めは紫外線カット効果が強く紫外線の強い時期に活躍する
・化粧下地の効果があるものもある
・紫外線を直接防ぎシミやしわを防ぐ
<デメリット>
・数値の高い日焼け止めは肌に負担がかかる
・塗り残しができることがある
・目から入る紫外線は防げない(塗れない)
・塗り直しが必要

SPFやPAの数値が低いものは肌に負担が少ないですが紫外線を防ぐ力は弱く短時間で塗りなおす必要があり、数値が高いものは肌にかかる負担は高いものの効果が高く長時間持続します。
紫外線吸収剤など肌に負担や刺激を与える成分が含まれている商品が多いため、肌が弱い方や敏感肌の方はトラブルを起こしやすく注意して使う必要があり、選び方も気をつけていきたいところ。
肌への負担も考えながら、指数が異なるものやノンケミカルなど複数のものを使い分けるといいですね。

どうしても日焼け止めクリームが肌に合わないという方もいます。
また、日焼け止めクリームだけでは効果が物足りない!本気で美白を目指したい!という方におすすめなのが「飲む日焼け止めサプリメント」です。

飲む日焼け止めは塗る日焼け止めのように、肌に降り注ぐ紫外線を防ぐものではありません。
紫外線の肌への侵入を防ぐことはできませんが、紫外線によるダメージを軽減させる働きがあります。
紫外線ダメージを防いだり軽減せずそのまま受けると、シミ・そばかす・しわ・乾燥・ガン・ニキビなどさまざまなトラブルを起こします。
老化現象の進行を早めたり、最悪の場合皮膚ガンを起こすなど紫外線ダメージは計り知れません。

飲む日焼け止めは紫外線から受けたダメージを軽減することでこれらトラブルを防ぎ、塗る日焼け止めでは対応できない目へのダメージ、塗り忘れをサポートしてくれるのです。

<メリット>
・飲むだけで紫外線ダメージを軽減できる
・塗る手間がなく、朝飲むだけで簡単に紫外線対策ができる
・目から入る紫外線ダメージも軽減できる
<デメリット>
・紫外線そのものをカットする力はない
・妊娠中、授乳中、持病がある場合は服用は控えた方がいい

最近は日焼け止めクリームと飲む日焼け止めサプリを併用する方も増えているのだそう。
飲む日焼け止めサプリメントもさまざまな種類が販売されていますが、体内に入れるものなので効果の高い成分が配合された安全なものを選んでくださいね。

まとめ~日焼け止めを使い分けて美肌を目指そう~

毎日の紫外線対策が美肌へと繋がります。
飲む日焼け止めも塗る日焼け止めもそれぞれ役割があるので、「絶対に焼きたくない!」という方は併用がおすすめ
また、生活スタイルや肌への負担、使いやすさなどで選んでもいいでしょう。
今回ご紹介した以外にも「日焼け止め以外にできる紫外線対策」などもあるので参考にしてください。

【あわせて読みたい記事】



関連記事

新着記事

人気記事

ReBON BLOG

PAGE TOP