骨ホルモン「オステオカルシン」の増やし方|老け顔・シワ・たるみは骨密度が原因?!

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2018/04/13 最終更新日:2019/02/01

シワやたるみなど、表情に老いを感じさせるのは何が原因だと思いますか?
多くの方は若い頃と比べてコラーゲンや保湿成分が減るからという答えを出すと思いますが、実は「骨密度」も関係しているんです。

「え!骨と肌、どんな関係があるの?」って思いますよね。
実は、骨密度が低いと老け顔になるという研究結果が出ているのです。
美肌維持やエイジングケアのためには外からのケアだけでなく、日頃から骨密度を上げることを意識するのが大切ということ。

老け顔と骨密度の関係性や、骨密度と深い関わりのある骨ホルモン「オステオカルシン」について詳しく紹介しています。
エイジングケアの効果がなかなか現れない、いつまでも若々しくいたいという方は、今回紹介する骨ホルモンを増やす方法を実践してみてください。

その老け顔「骨密度の低下」が原因かも?


老け顔の原因は骨の衰え
シワ、たるみなどのエイジングサインは肌の乾燥や弾力の低下などが主な原因として取り上げられることが多いですが、骨密度の低下により起こっているケースもあります。

骨は顔の筋肉、脂肪、肌などの組織の土台となる部分。
骨密度が低下し土台が萎縮するとその上の脂肪、筋肉、肌がたるみます。
目のくぼみ(眼窩)が広がり、目が落ち窪んで見えるようになるので老け顔の印象がより強くなってしまうのです。

骨密度が下がることで起こるエイジングサイン
◆目が落ち窪んで見える
◆たるみ
◆しわ
◆毛穴の開き(たるむことで毛穴が「縦」に引き伸ばされる)

骨密度が下がる原因
①エストロゲンの減少
エストロゲンは骨を壊す働きと作る働きを持つ細胞の働きのバランスを保ち、骨の新陳代謝を支えています。
「破骨細胞」が骨を壊し、「骨芽細胞」が骨を作り骨の新陳代謝が行われるのです。

女性は年齢を重ねると女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が低下し、破骨細胞と骨芽細胞の働きのバランスが乱れます。
骨を作るよりも骨を壊し吸収する働きの方が早いため、エストロゲンが減少すると骨密度が下がってしまうのです。
特に閉経を迎えた女性はエストロゲンが少なくなるので、閉経後の女性は骨密度の低下に気をつけなければなりません。



②過度なダイエットや生活習慣の乱れ
女性の多くはダイエットの経験があるでしょう。
無理な食事制限をするなどしてカルシウムの摂取量が減り、骨をつくる材料が減ることで骨密度が低下します。

また、カルシウムは血液の凝固、筋肉の収縮、神経にも必要な栄養素です。
カルシウム不足になると骨からカルシウムを補う為に骨がスカスカになってしまいます。

③運動不足
日頃から運動をしていないことも骨密度低下の原因です。
骨を作る骨芽細胞は適度な負荷を与えると活発になるので、運動不足になると骨芽細胞の働きが鈍くなり骨を作る働きが弱くなるので骨密度が下がります。
飲酒や喫煙も骨密度の低下に繋がるおそれがあるので、加齢や閉経など完全に抗えない原因とは違い努力で防げる原因は極力改善できるように意識しましょう。

④加齢
年齢を重ねると腸からカルシウムを吸収する量が減ってしまいます。
体の老化が原因の自然現象なので抗うことは難しいでしょう。

⑤その他
ステロイド薬を長期的に飲んでいる方は骨密度が低下しやすいと言われています。

骨ホルモン「オステオカルシン」とは?


骨ホルモンのオステオカルシンとは骨を作る骨芽細胞によって分泌されるホルモンのことです。
骨に含まれる非コラーゲン性タンパク質の25%を占め、臓器の働きを活性化する効果や代謝の調節、骨を作る働きを促進する効果があります。

骨の形成に関わることから、オステオカルシンが少ないと骨密度が低下する傾向にあり骨の健康に深い関わりがあるとされています。

骨ホルモン「オステオカルシン」を増やす方法


オステオカルシンは骨芽細胞が分泌するホルモンなので、骨芽細胞の働きを活性化させる必要があります。

骨芽細胞を活性化させるためにはウォーキングなどの運動をするのがおすすめですが、オステオカルシンを効率的に増やすには動きをつけた動作で体全体の骨に振動や刺激を与えるのが効果的です。
その方法は簡単!

<骨ホルモンを増やす運動>
つま先立ちをして一気にストンと元に戻る運動です。
姿勢をまっすぐにして地面からかかとを浮かせてつま先立ちになり、その状態からストンとかかとを元に戻しましょう。
かかとから伝わる刺激が骨に伝わっていきます。

回数は1日30回以上が目安ですが、この運動はふくらはぎの筋肉を使うので慣れない方が行うと筋肉痛になる可能性があります。
最初は少なめの回数から始め、徐々に回数を増やしてください。

こんなことで骨密度の低下を招く!対策方法


運動不足
「骨密度が下がる原因」でも紹介しましたが日常的な運動不足は骨密度の低下を招きます。

骨を作る骨芽細胞は運動の負荷で活性化するので、日常的に運動不足になっていると骨を作る働きが疎かになるからです。
これを防ぐためにはウォーキングが有効とされています。
骨芽細胞は「垂直方向の力」が加わるとより活性化するので、重力がかかり縦方向に刺激が加わるウォーキングは骨密度を上げる効果に期待できるのです。

食生活の乱れ
偏食、過度な食事制限などで栄養が偏っていると骨を作るための栄養が十分に補えません。
骨を作るのに欠かせないカルシウムや、効率よくカルシウムを吸収させるためのビタミンDタンパク質、骨にカルシウムが定着するのを助けるビタミンKを積極的に取り入れましょう。

カルシウム:桜えび、チーズ、しらす、ワカサギ、シシャモ、牛乳、ひじきなど
ビタミンD:あんきも、イワシ、しらす、イクラ、鮭、ニシンなど
ビタミンK:納豆、シソ、モロヘイヤ、パセリ、春菊、カブの葉、ほうれん草など
タンパク質:牛肉、鶏肉、豚肉、マグロ、しらす、大豆製品など

女性ホルモンの減少
エストロゲンは骨の新陳代謝のバランスを整えるのに不可欠。
男性は女性よりも女性ホルモンの減少が緩やかなのでエストロゲンの減少による骨密度の低下は起こしにくいものですが、女性は年齢を重ねるとその影響を受けやすくなります。

女性ホルモンの減少を緩やかにするためにはエストロゲンの働きに似た大豆イソフラボンの摂取はもちろん、ホルモン分泌を促すビタミンE、ホルモンバランスを整えるビタミンB群、ホルモンの材料になるタンパク質を積極的に取り入れましょう。

ビタミンB群:カツオ、マグロ、牛や鶏、豚のレバーなど
ビタミンE:ブロッコリー、ほうれん草、パプリカ、かぼちゃなど色の濃い緑黄色野菜

まとめ~骨ホルモンで骨密度を上げて老け顔対策~


たるみやシワなどのエイジングサインと骨密度が関係していたなんてすごく意外でしたよね。
老け顔対策には骨密度を高く保つことがとても大切なので、これからはスキンケアコスメだけでなく、骨にも注目してエイジングケアに励んでいきましょう。

今回ご紹介した骨ホルモンについては、NHK「あさイチ」やBSプレミアム「美と若さの新常識」でも特集されるほど注目されています。
気になる方は要チェックですよ!

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