日焼け止めスプレーの正しい使い方|UV効果や肌への負担を解説

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2018/04/16 最終更新日:2019/08/05

さまざまなUVケアアイテムがあるなか「日焼け止めスプレー(UVスプレー)」は外出先でも手軽に紫外線対策ができると人気です。

シューっと噴きつけるだけなので、メイクの上から塗り直しをするのにも非常に便利ですね。

でも、日焼け止めスプレーは使い方に少々コツがいるのをご存じでしょうか?
正しい使い方をしないと十分な効果が得られませんし、ときには肌に過剰な刺激を与えてしまう場合もあるので注意が必要です。

ここでは日焼け止めスプレーの正しい使い方気になる肌への負担について、わかりやすく説明していきます。

日焼け止めスプレーとは?メリット&デメリット


液状の日焼け止めをスプレー状にし、肌に噴きつけて使用する日焼け止めスプレー。
缶の中身を勢いよく噴射させるガスタイプと、霧状にして噴きかけるミストタイプの2種類があります。

一般的にガスタイプはボディへの使用が多く、顔に使う場合は比較的肌にやさしいミストタイプが向くとされています。

日焼け止めスプレーのメリット
日焼け止めスプレーの優れたところは、手の届かない背中などもしっかりUVケアができること、メイクの上からも使用可能という点でしょう。
液状の日焼け止めは手が届かない場所には塗ることができませんが、スプレータイプなら肌から離れた場所からもシュッとひと噴きでOK。
また、クリームタイプやジェルタイプの日焼け止めはベタつきやすいため、不快感を持つ人も多いと思いますが、スプレータイプはサラッとした軽い着け心地のものが多く、ベタつきはさほど気になりません。

さらに、液状の日焼け止めではなかなか難しい髪の毛のUVケアも、スプレー式ならかんたん!
髪も紫外線の害を受けますので、しっかりUV対策を行う必要があります。
髪の毛にはスプレータイプ一択といっても良いでしょう。

そして、スプレータイプは何より手軽。
数秒でかなりの広範囲に噴きかけることができるため、ちょっとしたスキマ時間にササッと付け直すのにピッタリです。

日焼け止めスプレーのデメリット
逆にデメリットは、手で直接塗る液状の日焼け止めに比べどうしてもムラになりやすい点でしょう。
これは、スプレーが噴出する際の密度が一定でなく、濃くつく箇所と薄づきになる箇所ができてしまうせいです。

また、スプレータイプは効果の持続力が弱く、汗などで落ちやすいというデメリットもあります。
心配な人は、例えば日焼け止めサプリメントなどと併用して、体の外側と内側の両方からUVケアをしていくとより安心ですね。

スプレーは噴射時にかなり広範囲に飛ぶため、使用するときは近くに人がいないか、スプレーがかかって危険なものはないかをよく確認する必要があります。

例えば、電車での移動中に車内で使ったり、人混みの中で使ったりするのはNG。
使用する場所に配慮しないといけない点は、デメリットと言えるかもしれません。

日焼け止めスプレーの正しい使い方


まず、使用する前に顔用かボディ用かを必ずチェックし、商品説明をしっかり読んで使用法を確認してください。
ここでは日焼け止めスプレーの基本的な使い方を説明します。

体に使用する場合

1.スプレー缶をよく振り、肌から15センチほど離れた場所からスプレーを噴きつけます。
2.塗りムラを避けるため、薬剤が乾かないうちに手でよく馴染ませます。
3.体は広範囲なため、腕や脚などのパーツごとに「スプレーをする→手で馴染ませる」という手順を踏みましょう。
4.首の後ろや足の甲などは、うっかり塗り忘れてしまいがちな場所ですので注意してください。

顔に使用する場合
顔に直接スプレーする場合は、「顔用」の日焼け止めスプレーを必ず使いましょう。
ボディ用は噴射の勢いが強く、顔に噴きかけると刺激となり肌トラブルの元になるので避けてください。

1.まず、塗りムラができないように少し顎を上げて斜め上を向きましょう。
2.スプレー缶をよく振り、目と口をしっかり閉じて、顔から15センチほど離れた場所から顔全体に円を描くように2周ほど回しかけます。
3.次に、額→鼻→顎の順に、左右にジグザグ状にスプレーします。
4.最後に、両手でやさしく肌に馴染ませます。

メイクの上から使用する場合
顔用の日焼け止めスプレーは、メイクの上から使用することもできます。
顔の場合と同じ手順で付けましょう。

塗り直しにとても便利なので、外出時には日焼け止めスプレーをバッグに入れておくと重宝します。

日焼け止めは1度塗ったからといって効果がずっと持続するわけではありません。
こまめに塗り直しをすると、安定したUVカット効果が得られますよ。

髪の毛に使用する場合
髪の毛のUVケアには、スプレータイプが大活躍します。
最近はヘアケア用の日焼け止めスプレーも多く発売されているので、髪用に1本持っておくと安心です。
以下のような手順で使用しましょう。

1.最初に軽くブラッシングをします。
2.スプレー缶をよく振り、髪から15センチほど離して全体に行き渡るように噴きかけます。
3.再度ブラッシングをして、薬剤を髪全体に馴染ませます。
4.日の当たりやすい頭頂部はとくに念入りにケアしましょう。

日焼け止めスプレーを使用する際の注意点


火気・高温に注意
「火気と高温に注意」と但し書きがある日焼け止めスプレーは可燃性であるため、火の近くで使用するのは厳禁です。

夏のレジャーでバーベキューなどに行く際は十分注意してください。
同様に、直射日光が当たる場所に置いたり、車の中に置きっぱなしにするのもたいへん危険なので避けましょう。

凍傷に注意
同じ箇所に3秒以上当て続けたり、至近距離から噴きつけたりすると凍傷になる恐れがあります。
安全のために「同じ個所に3秒以上当てない」「肌から15センチ以上離して使用する」というルールを必ず守ってください。

まぶたや粘膜などに付かないように注意する
まぶたや粘膜は非常にデリケートなため、薬剤がつかないように注意しましょう。

また、刺激の強い製品も多いため、まぶたや粘膜を避けると同時に噴射された薬剤を吸い込まないように気を付けてください。
閉め切った狭い場所で使うのは危険なので、なるべく換気の良い場所や広いスペースで使うようにしましょう。

傷がある箇所には使用を避ける
皮膚に傷がある場合は、その部分を避けて使用してください。
絆創膏を貼ったり、傷の部分を指で隠したりして薬剤がつかないように工夫しましょう。

日焼け止めスプレーの選び方


日焼け止めスプレーを選ぶ際に注目したいポイントは「UVカット機能」「安全性」です。
しっかりしたUVカット効果を得ようとすると、どうしても刺激が強くなりがちなので、機能と安全性のどちらを重視するか自分の肌とよく相談して決めましょう。

UVカット機能重視の人であれば、SPF値やPA値の高いものを選ぶことでより強固なUVケアができます。
とくにレジャーで屋外に出かける時は普段よりも強い日差しを浴びることになるため、強めの日焼け止めでしっかりカバーしたいですね。

逆に、機能面より安全面を重視したい人は、紫外線吸収剤が含まれていないものやノンケミカル製品など、できるだけ肌にやさしいものを選びましょう。
とくに、敏感肌や肌の荒れやすい人は、無香料・無着色・パラベンフリー・ノンアルコールなど、成分の安全性にこだわった製品がおすすめです。
こういった製品は石けんで楽に落とせるため、洗顔にも負担がかかりません。

ただ、低刺激のものは効果が弱くなりがちなので、重ね付けやこまめな塗り直しをしたり、日焼け止めサプリメントを併用してUVカット効果を補うのがおすすめです。

まとめ~日焼け止めスプレーを正しく使って効果的なUVケアを~


数ある日焼け止めの中でも、日焼け止めスプレーは非常に使い勝手に優れているため、日常使いにおすすめです。

紫外線はしっかり対策しないと必ず肌に何かしらの悪影響を及ぼします。
とくに、エイジング世代の女性にとって紫外線の害はとても深刻。

手軽な日焼け止めスプレーなら、これまで面倒で紫外線対策はあまりやってこなかったという人もそれほど抵抗なく使えるかと思います。

UVカットはエイジングケアの基本
まずは日常のUVケアに、日焼け止めスプレーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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