アトピー性皮膚炎の化粧水の選び方&おすすめのスキンケア方法

  • 公開日:2018/06/07 最終更新日:2018/08/21

アトピー性皮膚炎の人にとって、化粧水選びはスキンケアのとても大切な要素。
肌の土台を作る基本となってくれるものだからこそ、慎重に選びたいですよね。

ここでは、アトピー肌とって最適な化粧水の選び方をはじめ、アトピー性皮膚炎についての基礎知識効果的なスキンケア方法も合わせてご紹介します。

デリケートなアトピー性皮膚炎にお悩みの方必見の内容なので、ぜひ参考にしてくださいね。

アトピー肌の化粧水の選び方


◆アトピー肌用化粧水が確実

市販の化粧水には、ありとあらゆる成分が含まれており、アレルギーを引き起こす要因となる成分も多く、最適なものを選ぶのは難しいかもしれません。

そこで、アトピー性皮膚炎の人にはアトピー肌用に開発された化粧水が安心です。
さまざまなメーカーやブランドから販売されており、アレルギーを起こしやすい添加物や成分が排除され、ほとんどのものが無香料です。

アトピー肌専用の化粧水でないものを選ぶ場合には、処方がシンプルで無添加のものがおすすめ。
敏感肌用化粧水などもいいでしょう。

肌の潤いを保つのに効果的なコラーゲン、ヒアルロン酸などの成分が配合されている、保湿効果の高いものにしましょう、
特に、セラミド入りのものは、肌のバリア効果を高めてくれる働きがあり、使い続けることで肌質改善にもつながります。

◆オーガニック化粧水には気を付ける

オーガニックの化粧水は厳しい基準をクリアした自然由来の成分を配合しているなど、肌にやさしいものが多く、一見するとアトピー肌の人にとって良さそうに思えます。

しかし、オーガニック原料にアレルギーを起こしてしまうことがあり、かえって症状が悪化する可能性があります。
花粉症をはじめ、植物にアレルギーのある人は特に注意が必要。
選ぶ時は慎重になりましょう。

◆できるならパッチテストを

アトピー肌専用であったりアレルギーテスト済みの化粧水であっても、アトピー肌の人はどの成分が肌にアレルギーを起こすかわかりません
初めて使う化粧水の場合は、パッチテストを行いましょう。

パッチテストは、二の腕やひじの内側などに少量の化粧水をつけて、その後の肌の様子を見ます。
アレルギーにはすぐに反応が現れる「即時型」と数時間以上たってから現れる「遅延型」の2種類があるので、最低でも半日くらいは放置して様子を見ましょう。

半日後、一日後と時間が経過しても症状が出ない場合は、安心して大丈夫といえます。

アトピー性皮膚炎のスキンケア方法|実践したい3ステップ


【ステップ1】肌を清潔に

アトピー肌の人にとって、皮膚についた汚れはアレルギーを引き起こす可能性のある異物です。
ですから、クレンジングや洗顔でしっかりと汚れを落としていきましょう。

とはいっても、例えば界面活性剤(高級アルコール系、石油系など)の含まれたような刺激の強いものでは、さらに症状を悪化させてしまう可能性があるので、刺激のマイルドなものを選ぶのがおすすめ。

洗顔では、石鹸をふわふわにたっぷりと泡立てて、肌を手でこすらず「泡で洗う」ことがポイントです。
熱いお湯だと肌に必要な油分までとってしまうので、人肌くらいのぬるま湯で流し、タオルは繊維の刺激が直接肌に当たらないように、濡らしてから肌に当てて水分を吸わせるといいですよ。

化粧品も石鹸オフが可能なものなどを使い、極力肌に負担をかけないように心がけましょう。
ファンデーションは肌にやさしいミネラルパウダーファンデがおすすめです。


【ステップ2】とにかく保湿

アトピー肌の人は、皮膚の表面を覆う肌細胞に隙間がたくさんあることで、肌に水分を保持することが難しく、せっかく補った水分も蒸発しやすい状態。
ですから、いかに水分を逃さないかということが大切です。

まずは、たっぷりと肌に化粧水をのせて浸透するまで待ちます
コットンパックをする場合は、オーガニックコットンなど肌にやさしい素材のものを使うといいでしょう。

肌の表面から水分がなくなり、手に肌が吸い付くようになってから、乳液やクリームなど油分を含むものを湿布し、水分の蒸発を防ぐために蓋をします。
化粧水が浸透しないまま、慌てて乳液やクリームを塗ると、水分によってはじかれるためうまく蓋をすることができません。

ほんの数分待つだけで、スキンケアの仕上がりにも違いが現れます。

【ステップ3】ダメージを防ぐ

アトピー肌にとって、最も大きなダメージの一つが紫外線
天気のいい日もそうでない日も、一年を通して紫外線対策を行いましょう。

日焼け止めクリームは紫外線吸収剤不使用のものは肌への刺激が少なく、アレルギーテスト済みのものはアトピー肌の人にも比較的安心して使うことができます。
ただし、日焼け止めに関しても、一度パッチテストを行ってから使う方が安心です。

焼けたくないからとSPF/PAなどが強いものをやみくもに選ぶのも危険です。
SPFは高いほど紫外線を防止する効果も高いですが、その分肌への負担となります。

日焼け止めサプリメントなどと併用し、肌に刺激を与えすぎないよう使い分けましょう。

きちんと知っておきたい!アトピー性皮膚炎について


◆アトピー性皮膚炎は皮膚の病気

アトピー性皮膚炎は、肌のかゆみを伴う湿疹が繰り返し現れる皮膚の病気です。

肌の滑らかさや水分を保ってバリア機能を高めてくれるタンパク質に「フィラグリン」というものがありますが、アトピー性皮膚炎の患者は、フィラグリンが変異し、低下している状態。

フィラグリンの働きによって保たれるはずのバリア機能が正常に機能しないため、肌の表面は隙間だらけで、紫外線や異物など外からの刺激を肌細胞にダイレクトに受けやすくなっています。

かゆみから肌を引っ掻くことで出血し、炎症が広まると、薬の飲用や湿布が必要になることも。

肌の湿疹や痒みが悪い状態と落ち着く時期を繰り返しながらなかなか完治せず、慢性的であるのが特徴で、発症してからこのような状態が6カ月以上続くことが病気の判断の目安と言われています。

肌の不快感が続くようであれば、一度専門医を受診してみましょう。

◆アトピー性皮膚炎の原因は

アトピー性皮膚炎の原因の一つは、生まれ持った体質や遺伝によるもの。

また、花粉症や食物アレルギーなど何らかのアレルギーを抱えている人には、アトピー性皮膚炎が発症しやすいと言えます。
ダニやカビ、ほこりなどの多い環境で生活していることも、症状の引き金に。

その他、不規則な生活やアンバランスな食生活が自律神経のバランスを崩して免疫力を下げ、ただでさえ低下しているバリア機能がさらに弱って症状が現れやすくなることもあるのです。
ストレスの多い生活は、免疫力を下げるだけではなく、血行をも妨げ、血流の悪化がさらなる肌の乾燥を招きます。

アトピー性皮膚炎は、体質や遺伝的要因、環境的要因などさまざまなものが絡み合って発症するもので、引き金となる原因は人それぞれ
改善するには、スキンケアも大切ですが、日常生活を見直すことも同じくらい大切なことです。

◆アトピー性皮膚炎と敏感肌の違いはアレルギー反応の有無

アトピー肌と敏感肌は肌のバリア機能が弱った状態であることが共通点ですが、決定的な違いはアレルギー反応があるか、ないかということ。

化粧水をはじめとしたスキンケア化粧品や日焼け止め、ファンデーションなどのコスメなどを塗った途端にピリピリとしたかゆみや赤みだけではなく、湿疹や腫れが現れるのであれば、アトピー性皮膚炎の可能性が高いでしょう。

また、敏感肌は主に顔を中心に乾燥やかゆみなどの症状が出るのに対し、アトピー性皮膚炎では、顔以外に首や背中、おなかや腕の関節など、主に上半身の広い範囲に現れます
症状が現れるゾーンにも注目して見極めましょう。

まとめ~手の込んだスキンケアはNG!シンプルケアが一番~


アトピー肌の人にとって特に大切なのは「保湿」「刺激から肌を守る」という2点。

弱っているバリア機能を高めるために、自分に合った化粧水を選ぶというのはスキンケアの基礎であり、健やかな肌を目指すために大切なことです。

保湿効果を高めるため、洗顔やスキンケアの時に肌を摩擦しないとか、日焼け止めで紫外線からガードするなど、日頃のケアも重要なポイント。
アトピー肌の人は、スキンケアに時間をかけるよりも、いいものを見つけて簡単にスキンケアを済ませる方法がおすすめです。

アトピー肌も、スキンケア次第で滑らかなしっとり肌に改善し、続けることでアンチエイジング効果にもつながります。
ぜひご紹介の方法を参考に、最適な化粧水を見つけてくださいね。

【あわせて読みたい記事】


関連記事

新着記事

人気記事

ReBON BLOG

PAGE TOP