自分の肌年齢がいったい何歳くらいなのか、気になりませんか?
実際の年齢と肌の年齢は同じではありません。
スキンケアの仕方や食習慣、生活習慣、もともとの肌質などによって、肌年齢は実年齢に関係なく上がったり下がったりします。
できれば、年を重ねても若い肌年齢を維持していきたいですよね。
肌診断を受けると、肌年齢はもちろん、自分の肌に足らないもの、必要なケア、ピッタリな化粧品が見付けやすくなり、今後のエイジングケアに生かしていくことができます。
ここでは肌年齢のさまざまな診断方法を詳しく解説していきたいと思います。
肌年齢とは?
デパートなどの化粧品カウンターで、肌診断を受けた経験がある女性は多いと思います。
では、肌年齢はいったいどうやって計算しているのでしょうか?
一般的な肌診断では「肌の皮脂量・水分量・キメの細かさ・毛穴の状態・ハリや弾力・メラニン量」などの数値を総合的に分析して、最終的な肌年齢がはじき出されます。
若い女性でも、不摂生をしたり寝不足が続いたりすると、肌の状態が悪化して肌年齢が上がってしまいますし、逆に40代50代の女性でも、肌の健康を保っている人は肌診断の数値が良く、肌年齢が実際の年齢よりもグンと若い人もいます。
肌年齢が高いと、顔が全体的にくすんでシワも目立ちやすい傾向に。
一方、肌年齢が若い肌は、内側から潤うようなみずみずしさやもっちりとしたハリと弾力があるのが特徴。
肌年齢は実際の年齢とは関係なく、その人の今の肌の状態をうつし出した数字です。
これからのケア次第でこの数字を変えていくことは決して不可能ではありません。
では早速、肌年齢の診断方法を紹介していきますね。
肌年齢の診断方法
肌年齢を診断する方法はいくつかあります。
①プロに診断してもらう
肌年齢の測定は、デパートの化粧品カウンター等で受けることができます。
大抵は無料で行っているので、好きなコスメブランドのカウンターへ行って肌診断を受けたい旨を伝えてみましょう。
有名メーカーであれば、肌診断サービスを行っているところがほとんどです。
ただ、夕方など混雑する時間帯は受けられないこともあるため、事前に電話で問い合わせてみることをおすすめします。
空いている時間を教えてくれたり、必要なら予約を入れたりしてくれます。
また、公式サイトで予約を受け付けているところもあるので、ぜひチェックしてみましょう。
どのメーカーでも、診断はたいてい以下の手順で行われます。
【診断の流れ】
1.皮膚表面の洗浄(ふき取り)
2.生年月日を入力
3.肌の撮影&測定
4.測定結果の説明
それぞれ専用の肌診断チェッカーを使用し、肌をさまざまな角度から測定していきます。
結果はグラフで視覚化され、自分の測定値と同年齢の平均値が比較できるようになってるところも。
診断にかかる所要時間はメーカーによって異なりますが、おおよそ5分~20分といったところ。
丁寧なカウンセリングをしてくれるメーカーはそれだけ時間が延びるので、予約を入れる際はだいたいの所要時間を聞いておくといいですよ。
②美肌ドックを受ける
皮膚科・美容皮膚科・美容クリニックなどで行っている「美肌ドック」でも、肌年齢を診断することができます。
専用機器を使用してデジタル解析で肌状態を細かく分析し、肉眼では分からないような隠れたシワや、シミの予備軍、毛穴の様子などをクリアに診断することができます。
化粧品カウンターで行う肌診断よりも、さらに精度の高い肌年齢を導き出せるので、肌の状態をリアルに知りたい人、未来の肌トラブルに早くから備えたい人、積極的にエイジングケアに取り組みたい人におすすめ。
シミや小じわなど、すぐに解消したいトラブルがある場合は、その場で治療についての詳しいアドバイスを受けることもできます。
美肌ドックの料金はクリニックによりまちまちですが、安いところでは3000円代から、高いところでは1万円くらいかかるケースもありますので、事前によく確認しておきましょう。
③セルフチェック法「肌チェッカー」
市販されている肌チェッカーを利用すれば、自宅で手軽に肌診断をすることが可能です。
肌チェッカーでは、肌の水分量・油分量・柔軟性・肌質などが素早く測定でき、数日間データを残しておける機種では、肌の移り変わりもチェックできます。
肌の調子が気になったらその場ですぐにチェックできるので、水分量が足りなかったら化粧水を多めに使う、油分量が少なかったら入念な保湿ケアを行うなど、その日の肌状態に合わせたスキンケアができる点がメリットですね。
種類もたくさんあり、手ごろなものでは2000円代で購入できますので、気になる人はぜひ検討してみてください。
ピピッと肌にあてて3秒で「水分量・油分量・肌質」が測定できる肌チェッカー。
美顔器も販売されている人気のbeluluシリーズで、安心の機能性が人気です。
10回分の測定結果が保存できるから、日々の肌の変化もしっかりチェックできます。
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④セルフチェック方「スマホアプリ」
肌診断のスマホアプリを使えば、自撮りの写真で簡単に肌状態を診断することができます。
肌のキメの状態からキメ年齢を教えてくれたり、分析結果から自分の肌に最適なスキンケア商品を紹介してくれたりなど、うれしい機能を備えたさまざまな肌診断アプリがありますので、興味のある人はぜひ自分に合ったアプリを見つけて利用してみましょう。
ただ、スマホカメラで撮影した写真で診断するため、専用機器を使用した診断よりも精度はかなり劣ります。
もっと正確な診断をしたい場合は、やはり化粧品カウンターの肌診断や専門クリニックの美肌ドックを利用するのがおすすめです。
スマホで簡単に肌測定ができる人気肌チェックアプリ「肌パシャ」。
肌を撮影するだけで水分量・皮脂量・毛穴の状態を分析してくれます。
また、キメ年齢まで測定してくれる本格アプリです。
大手化粧品会社の資生堂からリリースされているとあって、愛用者も急増中!
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肌年齢を若返らせる方法
診断で肌年齢が判明したら、ぜひその診断結果を生かし、肌年齢を若返らせるためのケアを取り入れていきましょう。
肌を若返らせるのに欠かせないのは、何といっても「保湿」です。
【乾燥は肌の大敵!】
若い肌の特徴は、ハリ、弾力、キメの細かさ、みずみずしさなどが挙げられますね。
しかし、人は加齢とともにそれらを失い、肌は徐々にしぼんだようになって、くすみ、シワ、シミ、たるみなどの老化サインが出現してきます。
肌が若さを失ってしぼんでしまう主な原因は、肌の水分量が低下すること。
つまり乾燥です。
肌が乾燥すると、バリア機能が衰えて肌を守る力が弱まり、紫外線ダメージを受けやすくなったり、刺激に敏感に反応したりして、肌の状態を悪化させてしまいます。
また、乾燥は肌のターンオーバーの周期を狂わせ、美肌作りに欠かせないコラーゲンやエラスチンといった美容成分の生成量を減少させるのです。
こうして肌の機能が衰えていくにつれ、シミが浮き出てきたり深いシワが刻まれたりといった肌老化が日に日に色濃くなっていくことに。
乾燥は肌の大敵であり、あらゆる肌トラブルを引き起こす元凶に他なりません。
そのため、若い肌を維持するにはしっかり保湿ケアをして肌にうるおいを補充することが何より重要なのです。
肌がうるおいで満たされれば、バリア機能やターンオーバーの働きが回復して肌に活力がよみがえります。
肌はもっちりとした弾力とみずみずしさを取り戻し、肌年齢は一気に若返ることでしょう。
まとめ~肌年齢診断で自分の肌状況を知ろう~
肌の状態は、加齢はもちろんのこと、空気の乾燥や紫外線などの外的要因、ストレスや生活習慣などの内的要因により、少しずつ変化します。
肌年齢診断を受けて自分の肌状態を客観的に把握することは、今後の肌との付き合い方やスキンケアの見直しに大いに役立ちます。
エイジングケアを効果的に行うためにも知っておきたいポイントです。
肌診断は、自分の肌を見つめ直すいい機会。
5年後10年後の肌のために、自分の肌に足りないものをしっかり補って、美しい肌を維持していきましょう。
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