美肌成分「ビタミンC誘導体」の絶大効果

  • 公開日:2015/11/12 最終更新日:2018/06/15

ニキビ・美白・エイジングケアなど、マルチな効果が期待されていることから、美肌成分として注目されている「ビタミンC誘導体」。

美容に関する本に書かれていたり、スキンケア化粧品などに「ビタミンC誘導体配合」と書かれていたり、目にする機会が多くなっています。実際に、お肌にはどんな効果があるのでしょうか?

こちらの記事では、「ビタミンC誘導体」について、解説していきます。

ビタミンC誘導体ってどんな成分?

一言でいえば「ビタミンCがお肌に浸透しやすいように生まれた成分」のこと。

ビタミンCがお肌にイイ!ってよく聞きますが、そもそもビタミンCにはどんな効果があるのでしょうか?

ビタミンCとは?


水に溶けやすい水溶性ビタミンの1つ。
化学名では「アスコルビン酸」といい、これは体内で生成されないため、体外から取り入れる必要があります。

野菜やくだものに多く含まれており、普段私たちは毎日の食事の中からビタミンCを摂取しているのです。

ビタミンCが与えるお肌への効果として、大きく分けて2つ。

〇コラーゲンの生成をサポートする

お肌を作るために必要なコラーゲンの生成に大きく関わっています。

ビタミンCを摂取することで、コラーゲンが作られ、お肌が生まれ変わっていくというサイクルが身体の中で起きているのです。
つまり、ビタミンCが不足していると、コラーゲンが作られず、正常なお肌のターンオーバーがされなくなるということ。

正常にターンオーバーされているお肌は、キメ細かくハリがあります。
逆にターンオーバーが正常でないと、シミやシワなどお肌の老化が進み、さらにニキビの原因にもなります。

〇強力な抗酸化作用がある

シミの原因ともいえるメラニンは、酸化酵素から生まれます。
ビタミンCにはその酸化を防ぐ抗酸化作用があるため、メラニンの増加を防ぐことができ、美白効果があるとされています。

このコラーゲン合成のサポートと活性酸素の除去する抗酸化作用の2つの効果で、お肌本来の働きを正常化させているのです。
ビタミンCは美肌づくりにおいて欠かせません。

なぜビタミンCではなく、ビタミンC誘導体?


それはビタミンCの弱点にあります。

・ビタミンC(アスコルビン酸)は分子構造が不安定で壊れやすい
・皮膚は水溶性の物質を弾く作用(バリア機能)が強い

ビタミンCの成分が安定しない上に、お肌に弾かれてしまうダブルパンチです。

「内側から取り入れるしかなかったビタミンCを、外側からもアプローチできるように化粧品に配合できないのか?」
そんな想いから生まれたのが、ビタミンC誘導体という成分です。

美容効果が期待できるビタミンCをお肌に浸透させるために、誘導化することで成分を「安定」したまま、お肌への「吸収力」を高めたのです。
お肌への浸透力は、ビタミンCの20~30倍といわれています。

ビタミンC誘導体の種類と効果


ビタミンC誘導体には、「水溶性」「脂溶性」「水にも油にも溶ける両親媒性」の3種類があります。

〇即効性のある「水溶性ビタミンC誘導体」
短期間で吸収されるため、即効性が高い
水に溶けやすいため、化粧水やローションタイプの化粧品に配合されている場合が多いです。
しかし、皮脂の分泌を抑える作用によって乾燥しやすいデメリットがあります。
乾燥肌にはさらなる乾燥を呼んでしまい、敏感肌には乾燥による刺激で赤みなどの肌トラブルが生じる恐れがあります。

〇持続性のある「脂溶性ビタミンC誘導体」
ビタミンCの浸透力だけでなく、持続性にも優れている
別名ビタミンCエステルとも呼ばれています。
油に溶けやすいため、美容液や保湿クリームなど油分を含む化粧品に高濃度で配合される場合が多く、高濃度であっても肌への刺激も少ないメリットがあります。
安全性が高く、敏感肌にも適しています。
「水溶性ビタミンC誘導体」ほどの即効性はありませんが、肌本来が持っている脂質と馴染みが良いため、じっくり肌の奥深くまで浸透し、真皮で細胞に働きかけます。

〇即効性と浸透力の両方を兼ね備えた「新型ビタミンC誘導体」
従来は「水溶性」と「脂溶性」の2種類であったビタミンC誘導体ですが、新しく「新型ビタミンC誘導体」として登場。ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)ともいわれます。
水分にも油分にもよく馴染み、角質層への浸透力も優れており、その浸透力は従来のおよそ100倍。
肌への刺激や乾燥の心配もなく、保湿力も優秀です。しみやシワ、ハリ、弾力の改善が期待できるため、アンチエイジングとしても注目されています。

どの化粧品に何のビタミンC誘導体含まれているの?


多くの化粧品には、どの成分が配合されているのかわかるように、箱や本体に成分表が記載されています。
基本的に、多く配合されている成分順に書かれています。

化粧品で見かける「ビタミンC配合」とある商品には、成分表のどこかに「アスコルビン酸」と書かれているはず。
ビタミンC誘導体の種類を確認する場合は、成分表からその化学名に注目してみましょう。

<成分表での化学名>
●水溶性ビタミンC誘導体
 →リン酸-Lアスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビルエチル

●脂溶性ビタミンC誘導体
 →テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(テトライソパルミチン酸アスコビル/VC-IP) 、ステアリン酸アスコルビル

●水溶性と油溶性の両方の特性をもつビタミンC誘導体
 →アスコルビン酸-2リン酸-6パルミチン酸(APPS)

APPSの正式名称は「パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム」といいます。

まとめ


ビタミンCはもともと安定性が悪く、化粧品への配合が困難でした。それを誘導体化することで、安定性を良くし、皮膚に浸透しやすくなるように生まれた成分こそが「ビタミンC誘導体」。

ビタミンC誘導体の効果として、「角質層まで浸透する」「安定性があること持続する」働きがあります。

それによって
・コラーゲンの生成を促進し、シワやニキビなどの肌トラブルの改善
・抗酸化作用によって、美肌の大敵の活性酸素を除去してくれる
・メラニン色素を抑制し、シミを防ぐ(美白効果)
などの効果が期待されます。

上手にビタミンC誘導体をスキンケアに取り入れるなら?とお悩みの方には、水溶性ビタミンC誘導体の化粧水やローションタイプがオススメです。
即効性があり、水分が主成分となっているものに配合した方が安定しやすく、肌に馴染みやすくなるからです。

ただし、配合濃度によって肌へ刺激となる場合があります。乾燥肌や敏感肌の方は配合濃度が低い化粧品や敏感肌用の化粧品から試してみましょう。

美肌効果の高いビタミンC誘導体。
美肌になりたい人に必見の美容成分。

ぜひ毎日のスキンケアに取り入れながら、美肌を目指していきましょう!

【あわせて読みたい記事】


関連記事

新着記事

人気記事

ReBON BLOG

PAGE TOP