最近、オールインワンジェル(ゲル)を使う人が増えているようです。
1本で肌のお手入れが済んでしまうオールインワンは、とても画期的なスキンケア!
とはいえ、これまで化粧水・乳液・クリームと、化粧品をライン使いしてきた人はオールインワンジェルにすこし不安を感じるかもしれません。
「普通のライン使いの化粧品に比べて効果が薄いんじゃないの?」
「年齢肌のエイジングケアは十分にできるんだろうか?」
こうした不安に駆られ、興味はあるけどなかなか手を出せないという人もいるのではないでしょうか。
今回はそのような人に向け、オールインワンジェルのくわしい説明と、「オールインワンのメリット・デメリット」をわかりやすく解説していきます。
オールインワンジェルとは?
オールインワンジェルというのは1本で、化粧水・乳液・クリーム・美容液などと同等のスキンケア効果が得られる化粧品のことです。
これまでの一般的なスキンケアは、まず化粧水で水分を補充し、乳液でうるおいを閉じ込めて、クリームや美容液で保湿や美容効果を高めるといったお手入れが主流でしたね。
でも、オールインワンジェルは複数のスキンケア効果を1本に閉じ込めてあるので、フルのお手入れを非常に手軽に行うことができます。
オールインワンジェルは「ジェル状」の商品が多く、さっぱりした使い心地のものから、濃厚なテクスチャでしっかり潤いを補充するものまで、さまざまな使用感のものがあります。
また、乾燥予防を目的としたもの、敏感肌の人でも使える低刺激のもの、エイジングケアができるものなど、目的別にいろいろな種類があるので、きちんと自分の肌に合う商品を選ぶのがポイント。
「オールインワンジェルだけで、本当に肌に必要なスキンケアができるの?」という不安に対しては、自分の肌タイプにマッチする商品を選ぶことで、必要十分なケアをすることが可能になりますので安心してください。
ではさっそく、オールインワンジェルのメリットとデメリットを具体的に見ていきましょう。
オールインワンジェルのデメリット
まずは一般的によくいわれる「オールインワンジェルのデメリット」を紹介します。
ただ、中には当てはまらない商品もあるので、参考程度に読んでいただければと思います。
デメリット①その日の肌状態に合わせたケアができない
オールインワンジェルは1本ですべてのスキンケアができるのが最大のメリットですが、逆にこの点がデメリットにもなります。
それは、その日の肌状態や季節によってスキンケアの調整ができないこと。
例えば、乾燥する冬と湿度の高い夏では肌の状態は大きく異なりますね。
冬は高い保湿効果が必要でも、夏はサラッとした使用感が好まれます。
従来のスキンケアなら、たっぷり保湿をしたい冬はクリームの量を増やしたり夏の日焼けのあとは化粧水をたっぷり使ったりなど、肌状態に合わせてこまかい調整ができますが、オールインワンジェルは肌状態にかかわらず年間を通して同じスキンケアをすることになります。
この点が、季節によってスキンケアを変えたい人などにはデメリットに感じることもあるようです。
ですが、季節によって仕上がりの異なるオールインワンジェルを選ぶこともできます。
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デメリット②スキンケアに物足りなさを感じる
女性であれば、お気に入りコスメをいくつも使用して毎日丁寧にスキンケアをおこなうことが、リラクゼーションや癒しのひと時となっている場合もあるでしょう。
また、普段から時間をかけてじっくり肌のお手入れをしているような人は、オールインワンのシンプルなケアに不安を感じてしまうかもしれません。
「お手入れをしている」という実感をあまり持てず、スキンケアに物足りなさを感じてしまう点は、オールインワンのデメリットといえるでしょう。
ただ、上でも述べたように、スキンケアのやり過ぎによる過剰な摩擦は肌にとっていいことではありません。
肌のことを思えば、例えばオールインワンジェルで日ごろの肌刺激を抑えながら、週末などに高級美容液やパックなどのスペシャルケアをおこなうという方法はいかがでしょうか?
年齢を増すごとに肌は摩擦に弱くなっていきますから、ケア自体はシンプルに、かつ肌に必要なものはしっかり補えるスキンケアを意識していきましょう。
デメリット③乾燥肌の人には保湿が足りない場合も
オールインワンジェルは1本でも十分な保湿ケアができる商品がほとんどです。
しかし、極度の乾燥肌の人はうるおい不足を感じてしまう場合もあるので、デメリットとし考えられることも。
確かに、乾燥肌向けの濃厚なクリームなどに比べれば、単体では保湿力が劣ってしまう点は否めません。
ただ、オールインワンジェルにもセラミド、ヒアルロン酸、エラスチンなどの保湿成分がたっぷり配合された乾燥対策のオールインワンジェルもあります!
商品情報をよくチェックして保湿力に優れた商品を選んだり、とくに乾燥の気になる日は上からクリームやオイルを重ね付けしたりすれば、十分な保湿対策ができますよ。
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オールインワンジェルのメリット
デメリットについてご紹介しましたが、オールインワンジェルには数々のメリットがあります。
これらは、ほかのコスメでは得られないオールインワンならではの利点なので、ぜひチェックしておきましょう!
メリット①肌への刺激が少ない
スキンケアで大切なのは、「できるだけ肌に刺激を与えない」ということです。
肌はとても繊細なため、ちょっとした刺激に敏感に反応して、肌荒れを起こしてしまうこともめずらしくありません。
とくに、洗顔時やタオルオフ時に顔をゴシゴシこすったり、スキンケアやメイクで何度も肌へ摩擦を加えたりすると、バリア機能が壊れて肌の健康を害してしまいます。
すると、肌ダメージが少しずつ蓄積してシワやたるみ、くすみの原因になってしまうことも。
普通のお手入れの場合、化粧水・乳液・クリーム・美容液など、いくつもの工程が必要になるため、そのたびに肌に摩擦を加えることになってしまいますね。
一方、ワンステップでお手入れが済んでしまうオールインワンジェルなら、肌への刺激を大幅に減らすことができます。
メリット②時短になる
スキンケアは、しっかりおこなうとなると意外に時間をとりますね。
忙しい朝、時間に追われながらのお手入れにストレスを感じることはありませんか?
その点、オールインワンジェルならパっとひと塗りでスキンケアが完了するので、時間を大きく節約することができます。
今はあらゆる場面で「時短テク」が話題になっていますが、オールインワンジェルを使えばスキンケアも時短可能!
そのぶん髪のお手入れやメイクにもっと時間をかけることもできますよ。
メリット③外出時にラク
旅行やスポーツ施設に行く際など、自分の化粧品を持参するケースがあるかと思いますが、化粧品ボトルはかさばるのでいくつも持ち運ぶのは大変です。
わざわざお出かけのためにミニセットを購入する人もいるようですが、余計な出費はもったいないですね。
でも、オールインワンジェルなら持っていくのはたったの1本。
かさを取らず、荷物も軽く、ストレスフリーで持ち運びができますよ。
メリット④コスパがいい
化粧品の値段にはピンからキリまでありますが、それなりの年齢になって配合成分にもこだわり始めると、化粧品にかかる予算は跳ね上がってしまいますね。
とくにエイジングケア化粧品は高価なものが多いので、ラインで揃えるとなると大変です。
でも、オールインワンジェルなら1つのアイテムを購入すればOKなので、たとえ1本の価格が高めだとしても総トータルでは圧倒的におトク。
お金は大切ですから、節約できる部分はカットして賢くやり繰りしたいですね。
まとめ~オールインワンジェルにはデメリットを上回るメリットがたくさん~
オールインワンジェルは今もっとも注目度の高い人気スキンケアアイテム。
オールインワンジェルのデメリットをいくつかご紹介しましたが、これはオールインワンジェルの選び方で解決できるデメリットだと思います。
メリットには、手軽さ、時短、低刺激、コスパの高さとなど優れた点がたくさんありますし、なによりも肌への負担を減らすことができるのでエイジングケアにもピッタリです。
スキンケアに時間をかけたくない人、肌への負担を減らしたい人、化粧品代を節約したい人、敏感肌の人などは、ぜひ一度オールインワンジェルを検討してみてくださいね。
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