老化の原因「光老化」のメカニズム|改善&対策方法

[PR]
  • リボン 
  • 投稿者 : リボン  
  • 公開日:2019/04/10 最終更新日:2019/04/15

年齢が上がるとともに目立ってくる、小じわ・シミ・たるみといった老化サイン。

どんなに念入りなエイジングケアをしていても、年を取れば少しずつ肌は衰えてくるものですね。
でも、「やっぱり年齢には勝てないな……」と諦めてしまう前に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。

それは、「光老化」と呼ばれる紫外線の害。

実は、加齢によって進む肌老化は全体の2割程度で、残りの8割はこの「光老化」がもたらすものだといわれています。
そのくらい、肌にとって光老化のダメージは大きいものなのです。

少しでも長く美しい若肌を保つためには、光老化の害を最小限に抑えることが重要!
ぜひこの機会に、光老化の原因や対処法、効果的なケア方法などをチェックしておきましょう。

光老化とは?メカニズムを解説!

光老化とは、日差しを長時間浴びることで肌にダメージが加わり、シミ・シワ・たるみなどの肌変化が生じることをいいます。

つまり、光老化とは「紫外線による肌老化」のこと。

例えば、顔や手の甲など、よく日に当たる部分はシミやシワが生じやすいですが、あまり日に当たらない腕や脚の内側は、白くキレイな肌をしている人が多いですね。

一度できたシミやシワは自力で回復させるのが難しいため、普段からケアをしてトラブルを予防するのが最善の策です。

では、なぜ紫外線を浴びると肌が老化してしまうのでしょうか。

光老化のメカニズムをくわしく見ていきましょう。

光老化が起こるメカニズム

太陽の光には、紫外線・可視光線・赤外線の3種類がありますが、光老化を引き起こすのは主に「紫外線」です。

紫外線は、波長の長さによって、A波・B波・C波に分かれており、肌に悪影響を与えるのはこの中のA波(UVA)とB波(UVB)。

・A波(UVA)

エネルギー自体は強くないものの、照射量が多く真皮にまで届くA波は、皮膚内のコラーゲンやエラスチンを作る繊維芽細胞を傷つけてしまいます。

すると、皮膚はハリや弾力を失い、シワやたるみを引き起こすことに。

またA波は、メラノサイトを活性化させてシミの原因であるメラニンの合成をうながすので、浴び続けることでシミができやすい肌になってしまいます。

・B波(UVB)

B波は真皮にまでは達しませんが、エネルギーが強く肌に与える影響も大きいのが特徴。

日焼けをしたあとに肌が赤くなったり炎症を起こしたりするのは、このB派のしわざです。

B派を長時間浴びるとメラニン色素が大量に生成され、シミやそばかす、色素沈着の元となります。
また、強力なB波によって細胞のDNAが傷つくと、皮膚がんの発生につながることも。

光老化でどんなトラブルが起こるの?

なんの対策もせずに紫外線をたくさん浴びてしまうと、肌はじきに弾力やハリを失い、ゴワゴワとして分厚くなっていきます。

そして、徐々に皮膚の色が濃くなってシミができはじめ、小じわやほうれい線も目立つように。
肌は保湿力を失い、常にカサついて見た目も悪化し、化粧ノリも悪くなっていきます。

このように、光老化が進行すると、女性が憧れる「白く透きとおった肌・うるおい肌・ハリ肌」とはかけ離れた肌になってしまうのです。

光老化は防げるの?

紫外線が肌に与えるダメージはとても深刻。
美肌を維持するためにも、なんとかして光老化を阻止しなければなりませんね。

光老化の影響は、加齢による老化と違い、紫外線の強度や浴びた期間に比例します。
つまり、光老化は本人の対策次第で最小限に抑えることが可能なんです。

そのため、できるだけ早いうちから積極的に紫外線対策をして、太陽光線から肌を守ることが重要!

さっそく、光老化を防ぐ方法と注意点を分かりやすく解説していきますね。

今日から意識したい「光老化の改善&対策法」

紫外線は絶えず上から降り注いでいるため、光老化を防ぐには日ごろから念入りにUV対策をおこなうことが大切です。

紫外線の量は4月あたりから急激に増えはじめ、ピークとなるのは5月と7~8月ごろ。
そのため、遅くとも4月からは本格的な光老化対策をはじめましょう。

また、午前10時から午後3時くらいまでは、1日のうちでもっとも紫外線量が多い時間帯。
もしこの時間に外出する場合は、とくに念入りな紫外線対策が必要となります。

光老化を防いで白く透明感のある肌を維持していくために、ぜひ心がけたいケアや対策法、改善策を紹介します。

日焼け止め化粧品を使用する

まずは「日焼け止め化粧品」を使って、肌に受ける紫外線ダメージを減らすことが基本のケア。

紫外線の多い時期は薄着になることが多いので、対策をしないでいると肌が広範囲に日焼けしてしまいます。

肌が露出している部分はしっかり日焼け止めを塗布し、こまめに塗り直しをしましょう。

日焼け止め化粧品には、クリームタイプ、ジェルタイプ、スプレータイプなど、さまざまな種類があるので、シーンに合わせて使いやすいものを選んでくださいね。

また最近は「飲む日焼け止め」といわれる美白サプリメントも人気です。

飲むだけで全身の紫外線対策ができ、日焼け止めを塗る手間も省けるので、非常にお手軽。
紫外線による肌ダメージの修復をサポートしたりメラニンの生成を抑えたりして、光老化を予防します。

日傘や帽子など日焼け止めグッズを活用

日焼け止め対策として、日傘・帽子・サングラス・手袋などの日焼け止めグッズもぜひ積極的に活用しましょう。

UVカット効果の高い「黒色」のアイテムを選べば、より安心です。

ただ、日傘や帽子は上からの紫外線カットには効果的ですが、アスファルトからの照り返しによる日焼けを防ぐことができません。

日焼け対策というと、つい上からの日差しだけに注目してしまいがちですが、気象庁のデータによると紫外線のアスファルトからの照り返しは10%にも及ぶそうです。
決して侮れない数字ですね。

なので、日傘や帽子を使用するときは、合わせて日焼け止め化粧品を併用するのが無難です。

生活習慣を整える

光老化の害を防ぐには、生活習慣の見直しも欠かせません。

肌の健康を守るために、夜更かしは避けて睡眠をたっぷりとるようにしましょう。

また、ストレスは美肌の大敵なので、普段から自分なりのリフレッシュ法で気分転換をはかり、ストレスを溜め込まないようにすることも大切です。

食事で心がけたいのは、ビタミンC の摂取。
抗酸化作用のあるビタミンCは、紫外線によって増える活性酸素を除去したり、シミの原因となるメラニンの合成を抑えたり、肌のダメージ回復に役立ったりと、光老化対策には最適な栄養素です。

日ごろから意識して野菜や果物を食べたりサプリメントを摂取したりして、ビタミンCを体にたっぷり補給しましょう。

ブルーライトに注意!

近年は、パソコンやスマホから発せられる「ブルーライト」が光老化を引き起こすとして問題視されています。

ランコムによる「ブルーライトと肌細胞に関する研究結果」によると、ブルーライトによって肌の色が変化したり色素沈着を起こしたりといった事例が報告されており、ブルーライトがシミやくすみの原因となることが判明しています。

ブルーライトは私たちの生活に非常に身近なもの。
とくにスマホはほとんどの人が毎日使っているうえに、顔に近い場所で使用するため、それだけブルーライトによる光老化の影響を強く受けてしまいます。

スマホやパソコンを使うときは、画面の明るさのトーンを落としたり、ブルーライトカットフィルムを貼ったり、長時間使用を控えたりなど、ブルーライトをなるべく浴びないよう工夫しましょう。

まとめ

光老化は肌状態を著しく悪化させ、シミ・シワ・たるみなどの老化をいっそう促進させてしまいます。

いったん光老化のダメージを受けてしまうと肌を元どおりに回復させるのは大変なので、できるだけ被害を未然に防ぐことが肝心です。

日ごろのUV対策や生活習慣の改善によってできるかぎり光老化を予防し、白くクリアな肌を保っていきましょう。

関連記事

新着記事

人気記事

ReBON BLOG

PAGE TOP