妊娠中の肌荒れがひどいとお悩みの妊婦さんへ|原因・改善方法をご紹介

  • 公開日:2019/05/07 最終更新日:2019/05/08

女性は、妊娠出産にともないホルモンバランスが大きく変化するため、体にさまざまな変化が訪れます。

なかでも、とくに女性にとって深刻なのが、妊娠初期にあらわれやすい肌荒れ・乾燥・ニキビなどの肌トラブル

妊娠にともなう症状なので仕方のない面もあるとはいえ、できればトラブルを防いで妊娠中もキレイな肌でいたいですよね。

そこで今回は、妊娠中の肌荒れで悩んでいる女性に向けて、妊娠中の肌荒れの原因や改善方法をご紹介します。
美肌づくりにも役立つ知識ばかりなので、ぜひこの機会にノウハウを習得しておきましょう!

妊娠中に肌荒れが起こる原因


妊娠をするとこれまで肌トラブルとは無縁だった女性でも、肌になにかしらの異常が生じる可能性があります。
なぜ妊娠中に肌荒れが起こりやすいのか、その原因を解説します。

原因①ホルモンバランスの変化
妊娠中のお肌は、ホルモンバランスの変化によって非常に不安定になります。

女性ホルモンとは「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類のホルモンのこと。
このふたつのホルモンはそれぞれ別の役割を持ち、どちらのホルモンが分泌されているかで女性の心と体には異なる変化が起こります。

エストロゲンとは、いわゆる「女性らしさ」の元となるホルモン。
つやつやな髪、ハリのあるバスト、キメの整った美しい肌は、エストロゲンの作用によってもたらされます。
美容のためにはなくてはならないホルモンですね。

一方、プロゲステロンは妊娠出産を支えるホルモン
妊娠をするとこのプロゲステロンの分泌量が増え、子宮内膜に厚みをもたせたり乳腺を発達させ母乳の準備をしたりして、お母さんになるための体づくりをします。

どちらも女性の体にとって非常に大切なホルモンですが、実はプロゲステロンの方は女性の心身にあまりうれしくない変化をもたらすこともあるのです。

たとえば、妊娠中や生理中には、胸が張ったり、腹痛や腰痛に苦しんだり、体がむくんだり、イライラしたりといった症状に悩む女性がとても多いですが、これらは主にプロゲステロンの作用。

肌も例外ではなく、プロゲステロンの影響で非常に敏感になり、ダメージを受けやすくなってしまうのです。
そのせいで、妊娠中にこれまで経験したことのないようなひどい肌荒れを起こしてしまう人も…。

妊娠をしてプロゲステロンの量が増えると、どうしてもこのような不快なトラブルが起こりやすくなるわけですね。

原因②つわりによる栄養不足
妊娠中の代表的な症状といえば「つわり」ですね。

症状が軽くつわりを自覚しないまま出産を迎える人もいますが、多くの女性は多かれ少なかれつわりで苦しむことになります。

つわりで食事が満足にとれないと、どうしても栄養が足りなくなったり偏ったりしてしまいがち。
栄養不足は肌状態を悪化させる大きな要因ですので、つわりのひどい妊娠初期~中期はそれだけ肌も荒れやすくなります。

原因③便秘

つわりによって食事量が減ると、水分や食物繊維も不足してしまいます。
すると、普段は便秘体質でない人でも便通が悪くなることがあるのです。

便秘が続くと老廃物が体内に溜まるので、肌にも当然その影響が出てくることに。
実際、妊娠中は便秘に悩む妊婦さんが非常に多く、受診の際に便秘薬を処方してもらうケースもよく見受けられます。

もし妊娠中に便秘で困ったら、自己判断で薬を買って飲むのではなく、必ず医師に伝えて妊娠中も安心して飲める便秘薬を処方してもらいましょう。

妊娠中の肌荒れの主な症状とは


妊娠中に起こりやすい肌トラブルには、どのようなものがあるのでしょうか。
代表的な例を見ていきましょう。

ニキビや吹き出もの
妊娠中の、便秘・睡眠不足・ストレス・プロゲステロンの分泌増加などにより、ニキビや吹き出ものができやすくなります。

皮脂の分泌を促進するプロゲステロンにくわえ、便秘による腸内環境の悪化は、肌にとって非常に深刻な状態。
ニキビや吹き出ものは、一度できると治るのに時間がかかるので、事前の予防ケアが大切です。

乾燥肌
妊娠中は、母体の栄養や水分は優先的に赤ちゃんのいる子宮へ運ばれます。
そのため、美肌づくりに必要な成分が不足してしまい、お母さんの肌はどうしても乾燥しがちに。

皮膚表面のカサカサ、皮むけ、粉吹きなどといった乾燥肌の症状が出てきたら、栄養と水分が足りていない証拠です。
気づいたら早めにスキンケアの見直しをして、肌のうるおいを保つようにしましょう。

赤み・かゆみ
元からアトピー体質やアレルギー体質の人は、妊娠をすると症状が悪化することがあります。

その原因はやはり、ホルモンバランスの変化や食生活・生活サイクルの変化。

湿疹が出たり、赤みやかゆみが生じたりと、不快な症状に気持ちも滅入ってしまうかもしれませんが、ひとりで悩んでいるとストレスもたまりやすく、ますます肌に負担がかかってしまいます。
状態があまりにひどい場合は、早めに主治医に相談しましょう。

妊娠中の肌荒れ改善・対策方法


妊娠中の肌はとても敏感になっているので、トラブルを未然に防ぐには普段よりも慎重に肌と向き合うことが大切。

妊娠中の美肌維持・肌状態の改善に役立つスキンケアの方法や生活面のヒントなど、今すぐできる「妊娠中の肌荒れ対策法」をご紹介します。

低刺激の化粧品を使う
もし今現在、なにかしらの肌トラブルに見舞われているという場合は、まず使用中の化粧品を見直してみましょう。

妊娠中のスキンケアやメイクは、できるだけ低刺激で余計な合成添加物の含まれていない化粧品が望ましいです。
無香料・無着色・合成界面活性剤フリーなど、安全性が高く肌にやさしいコスメに切り替えるのがおすすめです。

保湿ケアをしっかり
乾燥しがちな妊娠中の肌には、念入りな保湿ケアが欠かせません。
セラミドヒアルロン酸といった保湿成分の含まれたスキンケア商品を使い、丁寧な保湿ケアをすることが大切です。

さらに、普段から水分をこまめに摂取したり、空気が乾燥しがちな季節は加湿器を利用したりして、肌をできるだけ乾燥から守りましょう。

紫外線対策をする
紫外線は肌を乾燥させるばかりかシミやシワの原因にもなってしまうため、UV対策は必須です。

とくに妊娠初期はホルモンバランスの変化によりシミができやすい傾向にあるため、周到な紫外線対策を心がけたいところ。
日焼け止めクリームを塗るだけでなく、日傘や帽子などを活用して、なるべく肌に直射日光を浴びないよう気を付けてください。

睡眠をたっぷりとる
寝ているあいだに分泌される「成長ホルモン」には、日中に肌が受けたダメージを癒やし修復する働きがあります。

質の高い睡眠をとることで効率的に成長ホルモンが分泌されるので、妊娠中はとくに意識して睡眠を十分にとるようにしましょう。

できるだけ栄養面にも配慮を
つわりの苦しい時期は、なにか少しでも口に入れるだけで精一杯でなかなか栄養面まで気が回りませんね。
でも、つわりが楽になってきたらぜひ肌に栄養がたっぷり届くように、栄養バランスのいい食事を心がけましょう。

とくに、肌の新陳代謝をうながす「ビタミンA」、シミの予防に役立つ「ビタミンC」、肌を作る材料となる「たんぱく質」は、美肌づくりのために毎日摂取したいおすすめ栄養素です。

まとめ~妊娠中の肌荒れがひどい方は改善ポイントをチェック~


肌トラブルの起きやすい妊娠中も、きちんと対策をすれば症状の悪化を防いでトラブル肌を改善させていくことができます。

うれしいことに、肌にいいことはおなかの赤ちゃんにもいいことばかり

ぜひ生活全体を見直して、肌にも赤ちゃんにもやさしいマタニティライフを送っていきましょう。

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