妊娠線の予防はいつから始めるべき?効果的な妊娠線予防方法とは

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  • 投稿者 : リボン  
  • 公開日:2019/04/24 最終更新日:2019/07/11

妊娠線ができないようにするためには、予防対策が大切です。

とはいうものの「具体的にいつから始めたらいいの?」と疑問を抱く人は多いですよね。

そこで、妊娠線予防を始めるべき時期を、その理由とともに解説。

さらに、今すぐにでも実践してほしい効果的な妊娠線予防方法をご紹介します。

妊娠線ができる3つの理由

妊娠線とは、妊娠によってお腹や体が急に大きくなることで皮膚が伸ばされ、皮膚に亀裂が入ってできる線のこと。

肉割れを起こした部分には赤みを帯びた筋状の線が出現し、時間が経つとやがて白くなりますが、一度できると自然に消えることはないと言われています。

妊娠線は恥ずかしいものでもなく、格好の悪いものでもありませんが、肉割れした部分が目立つとコンプレックスに感じてしまう妊婦さんや経産婦さんも多いのです。

まずは妊娠線ができてしまう3つの理由をご紹介します。

理由①体重増加
妊娠中は皮下脂肪が付きやすくなります。

いつも通り食べる量は普通なのに体重がみるみる増えたり、食べつわり(食べていないと気持ち悪くなってしまう症状)であっというまに皮下脂肪は厚くなり、体重が増えます。

急激に体重が増え体が大きくなるため皮膚の伸びが耐え切れずに皮膚組織が裂けてしまい、妊娠線ができるのです。

理由②お腹の急激な膨らみ
妊娠後期になると大きく成長した赤ちゃんにあわせてお腹は大きく膨らみます。

イメージとしては風船が膨らむような感じです。
風船は膨らむとゴムの生地が膨らみに合わせて薄くなっていきますよね。

お腹の皮膚も大きくなるごとに薄くなり、限界を迎えると裂けて妊娠線となります

また、肌がうるおっていれば皮膚が良く伸びるので妊娠線ができない場合もありますが、皮膚が乾燥していると弾力性に欠け、体重増加やお腹の膨らみによって妊娠線ができやすくなります。

古いゴムは亀裂が入りやすいのと同じです。

理由③ホルモンバランスの変化
妊娠するとグルココルチコイドというホルモンの分泌が盛んになります。

これらのホルモンは肌の弾力を作る細胞の繊維芽細胞の働きを抑えてしまうため、肌は固く弾力性を失い、新陳代謝が滞るので肌が敏感になったり皮下脂肪の増加やお腹の膨らみによって皮膚が裂けやすい状態になるのです。

妊娠線予防はいつから始めるべき?


妊娠初期、お腹が大きくなる前から意識すること
妊娠線予防のための対策を始める時期は、早ければ早いほどいいでしょう。

妊娠線は、肌の柔軟性がない人さんや肌が乾燥しがちな人にできやすいので、日頃から肌をうるおいで満たしておくことが大切です。
マタニティデビューをしたら、早いうちからボディの保湿ケアを習慣にしておきましょう。

妊娠5か月目くらいからは本格ケアを
妊娠初期にはそれほど急激にお腹が大きくなることはありませんが、妊娠中期から後期にかけては赤ちゃんの成長が著しい時期。
それに伴って妊婦であるお母さんのお腹もせり出し、腹囲のサイズがアップします。

お腹が急激に大きくなり始める時期は人それぞれですが、6か月以降に大きな変化を感じるという人が多いので、その直前の5か月頃から本格的に妊娠線予防ケアに取り組みましょう。

妊娠線予防クリームをこまめに塗るようにしたり、季節によってオイルなど保湿力の高いアイテムをプラスするなど、肌状態に合わせてお手入れ方法を変えることもいいかもしれません。

妊娠初期にはケアを怠りがちだったという人も、妊娠中期(妊娠5か月頃)以降は、毎日欠かさずケアをするように心がけましょう。

妊娠後期はプラスアルファのケアも
妊娠8か月目以降は、さらにお腹の大きさの成長を感じられる時期。
今までそれほどお腹がせり出していなかったという人も、妊娠後期で一気にサイズアップするでしょう。

マタニティ用品として販売されている妊娠線予防クリームをたっぷり塗ったり、保湿力の高いオイルを使ったりして、十分なケアを心がけてください。

予防方法には、化粧水を使ったケアもおすすめ
顔のスキンケアと同じように、お風呂上がりに妊娠線を予防したい場所に化粧水を浸透させ、その後クリームを塗ることで、肌の柔軟性アップを期待できます。

使う化粧水は、ドラッグストアで手に入るリーズナブルなもので十分。広い範囲に塗るので、大容量のものがいいでしょう。

妊娠後期は、それまで妊娠線ができていなかった妊婦さんも、急激なお腹の大きさの変化によって妊娠線が表れやすい時期なので、今まで以上に丁寧な保湿スキンケアをしてください。

妊娠線予防に有効な方法とは


保湿が大切
たとえば、乾いた粘土と適度な水分や油分を含んだ粘土の二つを思い浮かべてください。

両者を横に引っ張って伸ばすと、乾いた粘土はすぐにちぎれてボロボロになりますが、水分や油分を適度に含んだ粘土では、滑らかに伸びるでしょう。
これと同じように、肌に水分や油分が不足すると肉割れを起こしやすくなります

妊娠線の予防方法においては保湿がポイント

お腹の皮膚を妊娠線予防クリームやオイルなどで普段から保湿しておくことで、急にお腹が大きくなっても肉割れすることなく、妊娠線を防ぐ効果を期待することができます。

血行の改善が肉割れを防ぐ
肌は、日々ターンオーバーによって細胞の生まれ変わりを繰り返していますが、血行が悪くなって新陳代謝が衰えると、ターンオーバーも滞るようになります。

肌の表皮に、本来は垢として剥がれ落ちるべき余分な角質がたまると、肌がごわついたり、キメが乱れて肌の隙間から水分が蒸発しやすくなったりして、乾燥しがちに。

ひどくなると粉をふいたり、乾燥が進むとバリア機能が衰えて敏感肌になったりすることもあります。
ターンオーバーが滞ると、いくら予防クリームやオイルを塗って保湿しても、その効果はほんの一時的なものにしかなりません。

肌の乾燥を根本から解決するためには、肌の代謝を上げることが不可欠
そのためには、肌をマッサージするなどして、血行を改善することが大切です。

体重を増やしすぎないこと
過剰な体重増加は妊娠線の大きな原因となります。
ですが妊娠中に自己判断で食事制限したりダイエットをするのは危険なので、置き換えダイエットや特定のものばかりを食べたり、食事を抜いたりするのはやめてください。
バランスの良い食事をとりながらおやつは食べ過ぎず、適度な運動をする心がけをしましょう。

特に運動は大切です。
太り過ぎを予防し妊娠線ができるのを防ぐという効果もありますが、妊娠中はお腹に圧迫されて血行が悪くなったり腸の働きが弱まって便秘になりやすいので、運動をすることでそれらを予防、改善することができます。

妊娠中の太り過ぎによる妊娠中毒症の予防、お産を楽にするなどの効果もあります。
(妊娠中毒症とは高血圧、尿たんぱく、むくみなどの症状を起こす妊娠中特有の病気のこと)

妊娠線予防のやり方とは


妊娠線予防マッサージのやり方
妊娠線予防のためのマッサージのやり方はとても簡単です。

適量のクリームかオイルを手に取り、円を描くようにやさしく塗っていきます。
お腹はあまりに強い力でマッサージすると貼ってしまうことがあるので、柔らかなタッチで行いましょう。

二の腕、お尻、太ももなども、塗る場所の面積に合わせて小さな円を描くようにマッサージをします。

お腹が大きくなると、特に太ももやお尻のマッサージをする時にバランスを崩しやすくなるので要注意。
椅子に腰かけたり、近くのものにつかまったりしながら、安全な場所で行うようにしてくださいね。

体を温めるための工夫も有効
冷え性の人は体全体の代謝が落ちているので、ターンオーバーが滞りがち。

実は、乾燥肌を自覚している人には、冷え性だという人が多いのです。
ですから、手先や足先がいつも冷たいと感じている人は特に、体を温める工夫から始めましょう。

足首や手首など、首元など「首」の付くところはリンパが集まっているので、レッグウォーマーやストールなどを使って温めることで流れが促進されます。

根菜類を積極的に摂ったり、あたたかい飲み物を飲むようにするなど、体を冷やさないように注意することも大切です。

妊娠中はホルモンの関係でむくみやすく、ただでさえ血行やリンパなど体全体の巡りが滞りがち。
体を温めることは乾燥肌対策に効果的なので、妊娠前以上に「冷え」に注意してください。

まとめ~1日でも早く妊娠線予防を行って美しい肌を保とう~


妊娠線予防は、妊娠初期の段階から始めるのがベター

いつから始めていいか具体的な時期がわからないという妊婦さんは、妊娠がわかり、マタニティライフに突入したらすぐにスタートしましょう

予防対策を始めるには、いつからでも早すぎるということはありません。
妊娠中期になったら、いよいよ本格的なケアを始め、後期はより丁寧なケアを心がけましょう。

乾燥や血行不良は、妊娠線をできやすくします。

普段から予防クリームやオイルなどを使った体全体の保湿ケアを心がけ、体温を上げて血行を良くするための工夫をすることも予防策として有効です。

丁寧なケアを続けることで効果的に妊娠線を予防することができるので、ぜひご紹介したやり方を参考に実践してみてくださいね。

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