肌にとって紫外線は百害あって一利なしと言われるほどで、エイジングケアのためにもあまり浴びたくないものです。
さて、顔の紫外線対策として最も一般的なのが日焼け止めクリームですが、最近はメイクをしたまま日焼け止めを塗りなおすことができるアイテムが豊富に発売されています。
そこで今回は、化粧をした上から日焼け止めのお直しをするための簡単な方法として、日焼け止めクリーム・日焼け止めパウダー・日焼け止めスプレーの3パターンについてご紹介しましょう。
日焼け止めをキレイに塗り直しする方法も手順に沿って詳しく解説しているので要チェック!
この記事でわかること
化粧の上から塗り直しできるおすすめの日焼け止め
日焼け止めと聞くと、多くの人は日焼け止めクリームを思い浮かべるでしょう。
日焼け止めは、朝洗顔をしてからメイクの下地として使う人がほとんどですよね。
「メイクの上から日焼け止めをする」ということに違和感を覚える人も多いと思いますが、最近ではこれが紫外線対策のニュースタンダードになりつつあります。
メイクの上から日焼け止めをすることができるアイテムには、日焼け止めスプレーやパウダーがあります。
たくさん発売されるUVケア商品中でも、最近最もアイテム数を増やしているものの一つが、メイクの上から日焼け止め対策をすることのできる商品です。
メイクの上からキレイに日焼け止めを塗り直す方法
日焼け止めスプレー
スプレータイプの日焼け止めです。
顔や体はもちろん、髪の毛など全身に使えるものが多く、一本携帯しているととても便利。
スプレーボトルはコンパクトなものが多く、ポーチやバッグの中に納まりやすいため、いつでもどこでも手軽にUV対策をすることができます。
手を汚さずにスプレーすることができ、手早く塗りなおしが完了することがメリットです。
1.肌の表面の余分な皮脂や水分をティッシュで軽く押さえつけるようにオフ
2.ファンデーションやルースパウダーを軽くはたき、表面を整える
3.日焼け止めスプレーをまんべんなく振りかけて完成
日焼け止めパウダー
日焼け止めパウダーは、UVカット効果のあるパウダーをメイクの仕上げに使うルースパウダーのようにして使います。
普段のメイク直しのようにササッと肌につけるだけで紫外線をしっかりカット。
ほんのり色がついていたり、ラメやパールが入っていたりと、肌をきれいに見せてくれる効果もあります。
1.肌の表面の余分な皮脂や水分をティッシュで軽く押さえつけるようにオフ
2.ブラシやパフにたっぷりとって顔全体に乗せる
3.フィックスミストや化粧水を吹きかけて仕上げ
※水分でパウダーを固めることでフィット感が高まり、より長くUVカット効果をキープすることができます。
日焼け止めクリーム
日焼け止めクリームは、メイクの上に手でそのまま重ねるとファンデーションのヨレの原因になります。
ですから、スポンジを使ったテクニックで仕上げる方法がおすすめです。
1.肌の表面の余分な皮脂や水分をティッシュで軽く押さえつけるようにオフ
2.清潔なスポンジに日焼け止めクリームを適量とる
3.顔の中心から外側に向けてポンポンと軽くたたくように均一になじませる
4.最後にパウダーファンデやルースパウダーで仕上げ
※仕上げのパウダーにUVカット効果のあるものを使えばさらに有効です
メイクの上からでも日焼け止めは塗りなおすべき?
ぜひ、メイクの上から塗り直すことがおすすめ
「朝、SPF値高めの日焼け止めを塗ったし、まいっか!」なんて思ってしまう人も多いと思いますが、肌のことを考えるのならそれはNG。
汗をかいたり、肌を手で触ったりすると、日焼け止めは少しずつ落ちていってしまいます。
特に、湿度が高くてジメジメする梅雨時期や、大量の汗をかく夏は、肌にしっかり密着させたつもりでもヨレやすく、いつも以上に落ちやすい状態に。
どんなに高いSPF値の日焼け止めであっても落ちてしまえば何の意味もないので、何度もこまめに塗りなおすことが必要です。
メイクの上から日焼け止めを塗りなおすためのコツ
2~3時間おきに塗りなおすことが理想
日焼け止めの効果をキープするためには、2~3時間の間隔をあけて塗りなおすことが理想です。
ですから、1日3回~5回、朝、昼、夕方やメイク崩れが気になった時などのタイミングでこまめにお手入れしましょう。
量は少なすぎず、適量を守ることが効果的
スプレーもパウダーも、量を控えめに使っていては日焼け止め効果を十分に得ることができません。
量を節約せず、適量をまんべんなく塗り重ねるようにしましょう。
あまりに崩れがひどければ軽くメイクオフをすると◎
汗や皮脂であまりにもメイクがドロドロになってしまっている場合は、メイクの上からそのままスプレーやパウダーを重ねると、余計にひどい見た目になってしまいかねません。
そうなってしまった時には、軽くメイクオフをすることがおすすめです。
クレンジングに便利なのが、乳液。
携帯用クレンジングシートを使うこともいいでしょう。
メイク崩れの気になる部分に液をなじませてオフしてから、下地やファンデなどを薄く重ねて周りのメイクとうまくなじませます。
最後に日焼け止めパウダーやスプレーで仕上げをして完成。
メイクの上から日焼け止めをすることができるアイテムを使うことで、メイク直しと紫外線対策が一気に完了します。
より簡単に塗り直しができるスプレー・パウダーのメリット
・手を汚さない
・短時間で効果的に紫外線対策ができる
仕事の休憩中や外に出る直前、顔の紫外線対策に時間をかけていられないときはよくありますよね。
日焼け止めスプレーやパウダーならサッとひと塗りするだけで完了。
たった数十秒あれば十分です。
日焼け止めクリームのように手にべとつきが残ることなく、手を汚さないので、すぐに次の作業に取り掛かることも可能。
海や山でのアウトドアにも重宝します。
慣れや方法のコツなどがなくても簡単にきれいに塗ることができることがメリットです。
・忙しくて時間をかけたUVケアができない人
・子育て中で自分の紫外線対策に十分な時間を取れない人
・UVケアを手早く済ませたい人
営業で外回りが多いとか、忙しくて休憩時間どころかメイク直しの時間を確保することもままならないなど、多忙な人には特におすすめ。
また、お散歩や公園遊び、買い物など何かと外に出る機会が多い子育て中のママにも便利に使うことができます。
自分に時間をかけていられない人にこそ、メイクの上から日焼け止めをすることができるアイテムが便利です。
塗りなおしが短時間で済むので、面倒くさがりな人にも最適ですよ。
まとめ~メイクの上からも日焼け止めを塗り直して美肌をキープ~
紫外線が気になるこれからの季節だからこそ、こまめなUV対策が必要です。
日焼け止めクリームでもメイクの上から塗り直しができますが、より簡単に完了するのは、UVカットできるパウダーやスプレーでしょう。
今年は特にたくさんの種類のアイテムが発売されているので、見比べながら選ぶプロセスもまた楽しめるかもしれませんね。
こまめな日焼け止めの塗り直しはエイジングケアや美肌キープのためにも効果的なので、ぜひ参考にして日常に取り入れてくださいね。
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