メイクしたての朝はキレイな肌をしていても、時間が経つにつれて毛穴・テカリ・化粧くずれが気になってくることありますよね。
そんなときにおすすめしたいのが、引き締め効果をもつ「収れん化粧水」です。
「収れん」という言葉が耳慣れない人もいるかもしれませんが、実は収れん化粧品は日本の有名メーカーからも多数販売されている、とてもポピュラーな化粧水なんですよ。
収れん化粧水に期待できる効果、おすすめの肌質、効果的な使い方や順番などを、ぜひこの記事でチェックしてくださいね。
この記事でわかること
収れん化粧水とは？肌への効果
収れん化粧水は、一般的な化粧水といったい何が違うのでしょうか。
収れん化粧水の効果や成分などをくわしく見ていきましょう。
収れん化粧水で得られる効果
「収れん」という言葉にはもともと「縮む」「引き締まる」といった意味があります。
収れん化粧水とは、肌表面を引き締めたりキメを整えたりする成分が配合されている化粧水のことをいいます。
一般的な化粧水は、肌にうるおいを与えてふっくらやわらかい肌にするものが主ですね。
ですが、収れん化粧水はそれとは逆に、毛穴をキュッと引き締めて余計な皮脂の分泌をおさえる作用があるんです。
収れん化粧水に期待できる効果は以下のとおり。
2．キメが整い、肌表面がなめらかになる
3．べたつきを抑えて化粧崩れを防ぐことができる
収れん化粧水はさっぱりとした使い心地で、肌をサラサラにしてくれるので、汗ばむ季節やオイリー肌の人にはぴったりなアイテム。
普通の化粧水にくらべて化粧崩れも起こりにくいので、午後のお化粧直しの時間が取れない人にとっても非常に頼りになるコスメです。
収れん化粧水に含まれる成分とは
収れん化粧水には、肌を引き締める収れん作用のある成分が配合されています。
その代表的な成分をご紹介しますね。
ハマメリスエキス
植物抽出エキスの天然成分で、抗炎症作用や収れん作用があります。
肌の引き締め効果にすぐれており、ニキビ用化粧品や、収れん化粧水などに配合されることが多いです。
アーチチョーク葉エキス
キク科植物のアーティチョークから抽出される天然エキスで、古くから薬用ハーブとして肝機能の促進などに用いられてきました。
毛穴の引き締め作用のほか、メラノサイトの活性化を抑制してシミなどの色素沈着を防ぐ作用もあり、さまざまなスキンケア商品・ボディケア製品・ファンデーションなどに使用されています。
ノイバラ果実エキス
バラ科の植物であるノイバラの果実から抽出されたエキスで、収れん作用、保湿作用、抗アレルギー作用、コラーゲンの産生促進など、肌によい作用をたくさん持つ天然成分です。
スキンケア製品のほか、メイクアップ化粧品、シートやマスク製品などに活用されています。
エタノール
いわゆるアルコールのことで、収れん作用や抗菌作用のほかに、揮発性による清涼作用があります。
エタノールを肌につけるとすぐに液体から気体に変化し、その際に皮膚表面の熱を奪うことから、スーッとひんやりした清涼感が得られるのが特徴です。
収れん化粧水が向いている肌質
収れん化粧水をおすすめしたいのは、ニキビや吹き出ものができやすい人や、オイリー肌(脂性肌)の人。
このような肌質の人は、肌がべたつきやすく、テカリや化粧崩れに悩んでいる人が多いかと思います。
この場合、サラッとした使用感で、なおかつ皮脂の過剰分泌を抑えてくれる収れん化粧水はまさに最適なコスメアイテム。
また、毛穴の開きや角栓が気になる人にも、収れん化粧水の引き締め効果がプラスに作用します。
収れん化粧水は、毛穴が開くのを防いですべすべの肌にしてくれるので、毛穴の黒ずみや角栓の発生を軽減できるというメリットも。
収れん化粧水が向かない肌質
一方、収れん化粧水が向いていないのは、敏感肌や乾燥肌の人です。
収れん化粧水にはアルコールが使用されているケースが多く、肌への刺激が強い傾向にあります。
敏感肌や乾燥肌の人が収れん化粧水を使う場合は、アルコールフリーのものや低刺激処方のものを選び、必ずパッチテストをおこなってから使用するようにしましょう。
収れん化粧水の効果的な使い方
収れん化粧水は、普通の化粧水と同じ感覚で使ってしまうと、思わぬ肌トラブルに見舞われてしまうこともあります。
ここでは「収れん化粧水の正しい使い方」を説明しますので、使用方法をしっかりマスターしてくださいね。
収れん化粧水をつける順番・タイミング
一般的な化粧水は、洗顔後いちばん最初につけることが多いですが、収れん化粧水はつけるタイミングが異なります。
収れん化粧水を使う場合、スキンケアの順番はお手入れの最後が正解。
ポイントは保湿ケアをしっかりおこなってから収れん化粧水を使用すること。
収れん化粧水は肌を引き締める作用があるので、肌にうるおいが足らない状態で使ってしまうと、肌の乾燥を招いてしまうのです。
収れん化粧水を使う場合は、このスキンケアの順番がとても大切なので、忘れないようにしてください。
ただし、商品によっては使う順番がことなる場合があります。
使いはじめる前に、まずは商品パッケージに記載されている説明を読んで使い方をよく確認しましょう。
収れん化粧水の効果的なつけ方
収れん化粧水をつけるときは、コットンを使用するのがおすすめ。
化粧水や乳液で念入りに保湿ケアをしたあとに、コットンに収れん化粧水を適量ふくませ、丁寧にパッティングしていきます。
皮脂の気になるTゾーンや小鼻の脇などは、とくに念入りにケアしましょう。
収れん化粧水の使用量はどのくらい？
収れん化粧水は、コットンがしっかり湿るよう十分な量を使いましょう。
ケアの途中でコットンの水気が無くなってしまうようだと、使用量が足りません。
使う量が少ないとしっかりケアが行き届かず、期待するほどの効果を得られないこともあるので、注意してください。
収れん化粧水を部分的に使う方法
乾燥肌や混合肌の人が収れん化粧水を使う場合は、顔全体につけるのではなく部分的に使用する方法もおすすめです。
頬や口回りなどの乾燥しやすい部位は避け、Tゾーンや鼻周りなど皮脂がたまりやすい部位を中心につけましょう。
それでも肌の乾燥が気になる場合は、収れん化粧水前のお手入れの見直しを。
セラミドなどの保湿成分がたっぷり配合されたコスメを選び、肌にしっかりうるおいを補充してから収れん化粧水のケアに移りましょう。
まとめ～収れん化粧水の使う順番を守ってしっかりテカリを押さえよう～
毛穴の引き締めや皮脂のコントロールなど、すぐれた作用をもつ収れん化粧水。
テカリや毛穴の開きが気になる人には、まさにうってつけともいえるアイテムですが、効果を十分に引き出すには正しい使い方をすることが重要です。
ぜひこの記事を参考にして収れん化粧水を効果的に活用し、すっきりサラサラな素肌を手に入れてくださいね。
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