治ってはできてを繰り返す「大人ニキビ」に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
大人ニキビはいろいろな原因でできてしまいますが、大きな原因は肌の乾燥です。
肌が乾燥すると角質がかたくなり、毛穴をふさいでしまいます。
大人ニキビは治りにくく、正しくケアをしないとニキビ跡になってしまうことも。
大人ニキビをなくしたいなら、正しいケアと予防法を実践する必要があります。
まずは、正しい洗顔とスキンケアで薬に頼らない健康なお肌に整えましょう。
そして、ニキビができてしまった後の応急処置と、ニキビ治療薬の正しい使い方を紹介します。
この記事でわかること
ニキビ肌専用のスキンケア化粧品でお手入れを!
<ニキビケアの基本>
POINT1
洗顔でお肌を清潔な状態に保つ
POINT2
ニキビ肌に乾燥は禁物!たっぷり潤いを補給して保湿
POINT3
炎症・皮脂分泌を抑える
お肌を清潔な状態をキープするためにもスキンケアは大切です!
ニキビが気になって頻繁に触ったりしていませんか?
手の雑菌がニキビにつき、悪化させてしまうので注意が必要です。
また、無理なゴシゴシ洗顔は大事なお肌のバリア機能まで壊してしまいます。
泡立ちのよい有効成分配合のニキビ用のクレンジング剤や洗顔料でやさしく汚れを落としてあげましょう。
また、ニキビ跡を残さないためにもニキビのできにくいお肌作りのためにも、ニキビ肌専用のスキンケア化粧品で肌環境を整えてあげることが大切。
ニキビによる色素沈着したシミは、肌の新陳代謝を上げると取れやすくなります!
肌に合う化粧品を選び新陳代謝(ターンオーバー)を正常にしてあげると効果が早く現れるでしょう。
ニキビを早く治すには、肌の環境を整えてあげることが重要です。
思春期ニキビは皮脂の油や汚れが原因なことが多かったですが、大人ニキビの一番の原因は乾燥です。
なので、刺激がない優しい洗顔石鹸などで汚れを落とした後は、ニキビ専用の化粧水でしっかりと保湿してあげることが大切。
ニキビ肌専用のスキンケア化粧品は、ニキビ跡が残りにくいような色素沈着を改善してくれる働きがあるものもあります。
ニキビ菌を除去し、繰り返しできにくくするニキビ肌専用のスキンケア化粧品で、ニキビのできにくい肌を手に入れましょう。
大人ニキビの予防と対策
繰り返すニキビは、生活習慣が原因でできてしまうこともあります。
いくらスキンケアで肌を整えても、ニキビができやすい生活を送っていては意味がありません。
ニキビに悩んでいる人は、スキンケアだけでなく生活習慣を見直すのも美肌への近道です。
生活環境を変える
急激に生活環境を変えることは難しいのでストレスを溜めない・ストレス発散方法を見つけるなど、その日のストレスを明日に持ち越さないようにしましょう。
お風呂でリラックスしたり、お気に入りの音楽を聴くなど気持ちの切り替えも大切です。
充分な睡眠を取る
寝不足はお肌にもよくありません。1日の疲れを取る為にも無理せず充分な睡眠時間を取りましょう。
お肌のゴールデンタイムは22時~2時と言われていて、この時間にしっかり睡眠をとることで肌の再生力を高めることに繋がります。
メイクはきちんと落とす
ニキビができている時は、油分の多いファンデーションは控えましょう。
ニキビが気になるからとメイクで隠すのはNG!ニキビを治すことを優先しましょう。
低刺激の洗顔料を選ぶ
刺激の強い洗顔料はお肌の大切な機能まで壊してしまいます。
ニキビケアで大切なのはお肌の皮脂を洗いすぎないこと。
過度な洗顔は肌の乾燥を招く原因です。
また、刺激の強い成分を使っている界面活性剤入りの洗顔料は気付かないうちに肌を守っている大切な防御機能まで洗い流してしまいます。
お肌に刺激の少ない洗顔料で不要な汚れだけをしっかり洗い流すのがオススメです。
大人ニキビの原因は、ストレスやホルモンバランスの乱れなどさまざまです。
特にコレ!という解決策がはっきりしていないので、普段からお肌の状態を把握してケアしてあげる事が大切です。
ニキビ治療薬はニキビのできてる患部にだけ塗ること!
ニキビの薬(抗生物質)は健康なお肌に塗ってしまうとお肌が乾燥して、さらにニキビができる原因になります。
<抗生物質のメリットとデメリット>
ニキビ治療薬に使われる抗生物質は殺菌効果・炎症を抑える効果がある半面、お肌を乾燥させてしまうデメリットもあります。
できてしまったニキビの悪化防止・応急処置として使い、基本はスキンケアでお肌のケアをしてあげるのが効果的です。
ニキビ治療薬を使う前に注意することは、肌を清潔に保つこと。
スキンケアで肌を整えたあとに、患部にだけ塗るようにしましょう。
ステロイド剤とは?
ステロイド剤は、ステロイド(合成副腎ホルモン)という薬効成分を配合した湿疹・皮膚炎などもに用いられる治療薬です。
※副腎皮質ホルモン=体内の副腎でしか作ることができないホルモンで身体のバランスを保つ大切な物質
ステロイド剤はかゆみ・炎症を抑えニキビ治療にも効果がありますが、ニキビ痕の修復やニキビ予防などの効果は期待はできません。
長期間使用すると副作用がでる恐れがあるので、薬の効能や使用方法など正しい使い方を知って上手に使うことが大切です。
<ステロイド剤の正しい使い方>
肌が清潔な状態で使用する
汚れた肌にステロイド剤を塗っても薬の効果を発揮できません。
ニキビのできている所以外には使用しない
ニキビ予防としての使用もNG!!
ニキビ予防はニキビケアに効果的なスキンケア化粧品でお手入れしましょう。
ステロイド剤は試用期間や使用量をしっかり守れば副作用の心配はありません。
ですが、刺激の強い薬なのでスキンケアでお肌の状態を整えてから患部にだけ使うようにしましょう。
ビタミンCがニキビの予防と修復に効果を発揮
ビタミンCには高い美肌効果があり、ニキビ改善に最適な栄養分です。
・美白効果
・炎症・皮脂分泌を抑える
・痛んだ肌を内側から修復する効果
・ニキビ跡の色素沈着
このほかにもメラニン色素の生成を抑制しシミの予防や改善をする効果や、コラーゲン生成を促進し肌にハリを与える効果、体のさまざまな代謝アップにも効果があるので、ニキビを改善しながら体の中からお肌をきれいにしていくことができる素晴らしい成分です。
ニキビに悩まれている方はビタミンCを積極的に摂るようにしましょう。
まとめ~大人ニキビ改善の極意~
ニキビ治療薬は皮脂の分泌を抑える作用があるので、お肌が乾燥しやすくなります。
肌が乾燥すると皮脂が過剰分泌し、ニキビの悪化に繋がるので注意が必要です。
乾燥を防ぐには、保湿効果の高い化粧水でうるおい補給をしましょう。
肌にうるおいを与えてあげることで美容液やニキビ薬の浸透効果はグンとアップします。
<ニキビを改善する極意>
・ニキビ治療薬はできている箇所にピンポイントで使うこと
・肌の潤いを保って乾燥対策を行うこと
・生活習慣を見直すこと
・ビタミンCをしっかり摂ること
薬に頼らないでスキンケアでニキビができにくい肌にしていくのが一番です。
洗浄力が高すぎる洗顔料を使っていたりスキンケアにこだわっていないという方は、ニキビ肌に優しいものに変更して肌環境を整えていきましょう。
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