フェイスパックは短時間で肌を美しく、元気にさせることができるアイテムです。
デート前、同窓会前、旅行前など特別な日の前にはパックをして肌を万全な状態に整えるという人も多いのではないでしょうか。
「フェイスパック」というと顔にシートを貼り付けるタイプを想像する方が多いと思いますが、実はさまざまな種類があります。
それぞれ価格や効果も異なるので、自分に合うものを選ぶのが大切ですね。
では、パックの種類やそれぞれの正しい使い方はどんなものなのでしょう。
パックをより効果的に使い、美肌に近づく方法を紹介します。
この記事でわかること
フェイスパックの役割
パックは大切な日のスペシャルケアや、日焼けした後などのケアに使っている方が多いのでは。
特別なケアにふさわしい即効性のある美容効果がパックの魅力であり役割です。
毎日きちんとスキンケアをしているつもりでも、肌の調子が悪くなったり疲れた印象になってしまうことってありますよね。
そんな時にパックを使うと、まるでリセットしてくれたように肌が元気になります。
・明日までに肌を綺麗にしたい
・大事なイベントを控えている(デート、旅行、パーティなど)
こんな時にパックは活躍してくれますよ。
フェイスパックの種類と効果的な使い方
フェイスパックにはさまざまな種類があります。
肌の状態や使い心地などによって、あなたに合ったフェイスパックを見つけてくださいね。
シートパック
最も一般的なシート型の顔に貼り付けるタイプのパックです。
主にコットンやパルプなどの繊維で作られたパックに、ひたひたに美容成分が含まれています。
貼り付けるだけで手軽に特別なケアができるので需要が高く、美白やエイジングケアなどさまざまな効果のシートパックをストックし、その時に合わせたケアが比較的低価格でできるのが魅力でしょう。
近頃は低価格でたくさん入っているシートパックも多く、毎日使っているという人も多くいます。
安いものは美容効果は特別高いというものは少ないですが、普通に化粧水や美容液をつけるだけよりは肌への浸透力は高く美容成分を補えるのでおすすめです。
<使い方>
洗顔したらすぐにパックを付けるから化粧水は必要ないという認識の人が多いです。
しかしそれは間違い。
シートパックは主に美容成分が含まれているので、保湿は十分とは言えません。
必ず化粧水で保湿をしてから使ってください。
また、長く貼り付けたままにしておくことは絶対にやめてください。
乾くまで長時間付けていると肌が乾燥してしまうので10~15分を目安に使用し、シートを外した後は水分が蒸発しない様に必ずクリームを塗りましょう。
クリームパック
クリームパックは特別なクリームを用意する必要はありません。
低価格の保湿クリームがあればできるんですよ。
保湿効果が高く、しっとり滑らかな肌になると評判のパック方法です。
疲れた肌やハリ、ツヤ、うるおいが不足した肌の改善に効果的でシワやくすみなどの年齢トラブルにもおすすめ。
クリームの有効成分がじわじわと肌に浸透し、本来の美しい肌へ導きます。
<方法>
クレンジング、洗顔を済ませてから化粧水、美容液、乳液で肌を整えておきます。
たっぷりの保湿クリームを手に取り肌が隠れる位の厚さに満遍なく塗りましょう。
乾燥の気になる部分はクリームを厚めに塗ってください。
塗り終わったらそのまま20分程度置き、濡らしたコットンか蒸しタオルでクリームを拭いて下さい。
蒸しタオルは暖かさで有効成分が肌に浸透しやすくなるのでおすすめです。
この時ゴシゴシ拭くのではなく、軽く保湿クリームが残る程度に優しくふき取りましょう。
コットンパック
コットンに普段使っている化粧水を染み込ませて顔に貼り付けるのですが、簡易なシートパックのようなものなので手軽にスキンケアができます。
しかも家にあるコットンと化粧水でできるので、リーズナブルに特別なケアができるのが魅力的。
角質層までしっかり化粧水が浸透して柔らかくキメ細かい肌にする効果に期待ができます。
乾燥が気になる時や乾燥する時期は毎日でもパックしたいもの。
でもシートパックなど専用のものを使うとお金がかかります。
そんな時にコットンパックは毎日でもできるコスパの高いパック方法でおすすめです。
<方法>
洗顔、クレンジング後に化粧水で肌を整えてから行います。
まずコットンを水に浸して毛羽立ちを抑え、水を絞ってください。
絞ったコットンに化粧水をたっぷり含ませ、半分に裂いて顔に貼り付けます。
5分前後を目安に行い、乾燥するまで貼り付けないよう注意しましょう。
外した後は乳液や保湿クリームをしっかり塗り水分の蒸発を防いでください。
ジェルパック
美容成分を含むジェルパックをクリームパックのように肌に塗ります。
肌にぴったりと密着し、小鼻周辺、目元などシートパックでは届かない部分もしっかり塗ることができるのがメリット。
丁寧なケアをしたい方におすすめですが、すすぎ洗いが必要で少し手間のかかるパック法です。
すぐに洗い流せるようお風呂でのケアが向いています。
<使い方>
洗顔、クレンジング後に化粧水で肌を整えてから使用します。
ジェルパックを指、またはスパチュラで適量取り顔全体に肌が隠れる位の厚さに塗ってください。
15~20分ほど置き、水やぬるま湯で洗い流して最後に保湿クリームを塗って仕上げます。
パックを選ぶ時のポイント
● リーズナブルに使いたい → コットンパック・シートパック
● 肌の乾燥が気になる、リーズナブルに使いたい → クリームパック
● 細かい所までしっかり美容成分を届けたい → ジェルパック
まとめ~時と場合に合わせてパックを選ぼう~
パックには色々な種類がありますが、どのパックがお好みですか?
リーズナブルに使えるパックを毎日使い、特別な日の前には別のパックなど使い分けてもいいですね。
肌への浸透力が高いパックはしっかり美容成分を肌に届けたいエイジングケアにぴったりのアイテム。
効果の高い方法で美肌を目指すならパックは必要不可欠と言えるでしょう。
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