突然発症する「紫外線アレルギー」の原因・症状・予防法を徹底解説

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2017/06/26 最終更新日:2019/03/26

紫外線は1年中地上に降り注いでいるもので、肌の老化の原因になって美容の大敵というのがエイジングケアに励む私たちにとっての常識ですよね。
でも、紫外線は肌を老化させるだけではなく完治が難しい紫外線アレルギー(日光アレルギー)を起こすこともあるんです。

生まれた時から紫外線アレルギーを持っている方もいれば、大人になってから突然紫外線アレルギーを発症することもあります。
では、紫外線アレルギーとは一体どのようなものなのでしょうか。
引き起こる原因と症状、予防法や治療法を紹介します。

大人も発症する!紫外線アレルギーの原因と症状


紫外線アレルギーのメカニズムは食品アレルギーと同じように、体の中で作られる抗体が過剰になることが原因です。
抗体が増えるとなぜアレルギーが起こるのか?というのは簡単です。
例えば、からっぽの容器に水でも砂でも何でも詰め込んでいくイメージをしてください。

容器は入れられる量が決まっていて、入れられる量を超えると当然ですが溢れてしまいますよね。
容器はつまり体で、ここに入れた水や砂は抗体です。
ちゃんと容器に入っていた時は特に何も起こりませんが、限界を迎え容器から溢れた時に突然アレルギーとして症状が起こるのです。

子供のころは大丈夫だったのに大人になってからアレルギーになったというのは「容器の限界だった」ということなんですよ。
元から容器が小さい人もいて、そういう人は限界を迎えるのが早くアレルギーを発症しやすいと言われています。

<紫外線アレルギーの原因>

・元からアレルギー体質だった
・紫外線に弱い先天性の疾患がある
・免疫機能が異常に働いている
・生活習慣の乱れ
・ビタミン、ミネラル不足
・ストレスが溜まっている

これらは「内因性」の原因と言われていて、体の異常や栄養の不足が要因になって紫外線アレルギーを起こします。
先天性疾患や遺伝によるものが大きいですが、生活習慣が乱れていると体の機能が低下したり免疫機能に異常を起こし紫外線アレルギーを起こしやすくなります。

・化粧品が紫外線に反応している
・日焼け止めが紫外線に反応している
・紫外線吸収剤が合わない
・薬の服用をしている
・塗り薬を塗っている
・光毒性物質ソラレンを含む食べ物を食べた

これらは「外因性」と言われ外部から肌に付けたり食べたりしたものが紫外線に反応し、アレルギーを起こすことが原因です。
光毒性物質のソラレンを摂取すると紫外線の吸収を促し紫外線の影響を受けやすくなります。
ソラレンを含むのは柑橘類やキウイ、キュウリ、アセロラ、パセリ、しそ、人参など。
他にも色々ありますが食卓に上がりやすい食材ではこれらが主です。

紫外線アレルギー(日光アレルギー)の症状


・紫外線を浴びると肌がかゆくなったり湿疹ができる
・腫れて赤くなり熱を持つ
・紫外線を浴びた場所にじんましんが広がる
・湿疹が酷いと水ぶくれができる
・肌を刺すような痛みがある
・頭が痛くなったり発熱を伴う
・気分が悪くなる、吐き気がする
・目が充血し涙が止まらない
・目が腫れぼったくなる
・目がかゆい

紫外線アレルギーに気付いていないと、日焼けによるトラブルなのかただの肌荒れなのかよく分からなくなってしまっている方も多いようです。
自分は紫外線アレルギーなのかどうか確かめるなら皮膚科で検査を受けるのが確実なので、紫外線を浴びると項目に上げた症状が起こりやすいという方は一度検査を受けてみてください。

<症状を抑えるために…>
もし紫外線アレルギーの症状が出てしまったら塗り薬や飲み薬で症状を抑えたり改善することができますが、まずは赤みやかゆみを少しでも抑えるためにできる応急処置ができます。
かゆみ、赤み、じんましんなどができたときには氷や保冷剤、水に濡らしたタオルで患部を冷やします
冷やすことでかゆみを起こす神経が麻痺してかゆみが抑えられますし、火照りが取れて赤みや腫れが落ち着くでしょう。

気分が悪くなったときは陽が当たらない場所に移動し休んでください。
万が一症状が重い場合には病院へ行くようにしましょう。

紫外線アレルギーの予防法と治療法


◆予防法
紫外線アレルギーの予防としてはやはり紫外線対策を徹底するのが一番です。

紫外線対策の方法はこちら。

・日焼け止めを使う(日焼け止めが原因になっている場合は別の方法で)
・日傘を使う
・紫外線の強い時間帯は日なたを避ける
・薄手の羽織りものを常備しておく
・アームカバーを使う
・サングラスを使う
・UVカットできるカーテンをつける
・帽子をかぶる
・服装はなるべく七分丈や長袖で

紫外線対策は体を出さないようにすることを徹底するので暑苦しい、ファッションを楽しめないという欠点がありますがなるべくトラブルを起こさないようにするためにも肌を出さない服装を心がけてください。

◆治療法
治療は皮膚科にかかることをおすすめします。
赤み、ぶつぶつにはステロイド剤を塗って治します。
市販の抗炎症剤を塗ってもいいですが皮膚科できちんと処方された薬で短期間で治すのが良いでしょう。
かゆみが強い場合にはかゆみ止めの内服薬が処方されます。
紫外線アレルギーは原因がはっきりしていれば完治も可能ですが、はっきりしない場合には抗アレルギー薬を飲んで症状を抑える治療をしていきます。

まとめ~紫外線アレルギーの知識をつけて正しく予防&治療しよう~


紫外線アレルギーは今までなったことがなくても突然起こりうるもの。
日ごろから紫外線対策をしてアレルギーが起こらないように予防していきましょう。

紫外線は肌老化の原因でもありますし、紫外線対策をしていればエイジングケアにもなって一石二鳥です。
もし紫外線アレルギーを発症してしまっても治す方法や症状を抑える方法はあります。
きちんと治療をして改善していきましょう。

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