トマトで美肌に!食べる日焼け止め「リコピン」の美白効果とは

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2017/06/28 最終更新日:2018/06/14

トマトの栄養成分といえば何を思い浮かべますか?
多くの方が「リコピン」と答えるでしょう。
リコピンは一時期ダイエットに効果があるとテレビ番組で特集されてブームになったのは記憶に新しいですよね。

ダイエット効果があるのはもちろんですが、今回はリコピンの「美白効果」についてご紹介します。
紫外線の対策効果についてもピックアップしているので、美しい白い肌を目指す参考にしてみてください。

リコピンに期待できる効果とは?


まず、リコピンがどういう成分なのかを簡単にご紹介します。
リコピンとはトマトの赤い色素のことで、抗酸化作用に優れる成分です。
脂肪の蓄積を防ぐ働きもあるので、一時期はトマトが売り切れになってしまう程人気になりました。

今回リコピンの効果で注目するのは「美白効果」です。
トマトの赤い色素のリコピンはβカロテンの一種でカロテノイドといいます。
非常に抗酸化作用が高い成分で、同じく抗酸化作用を持つビタミンEと比べても約100倍も優れた抗酸化作用があると研究により認められました。

<美白の大敵「活性酸素」>
活性酸素は紫外線を浴びることで体内に発生します。
他にもストレス、飲酒、喫煙、ストレスでも発生すると言われていますが紫外線による活性酸素に着目してみましょう。
紫外線を浴びると体内で活性酸素が増え、細胞にダメージを与えて老化を進行させてしまいます。

活性酸素は実は全てが「悪」なのではなく、適量の活性酸素であれば細胞を病気から守ってくれる存在。
しかし、紫外線を浴びて過剰に活性酸素が増えると自分自身の体にダメージを与えてしまうのです。
ただ、人間の体はうまくできているものでこの増えすぎた活性酸素から更に体を守るためにメラノサイトという細胞がメラニン色素を作ります。

メラニン色素を作り出すと体や肌が強くなってダメージに強くなるのです。
メラニン色素といえばシミ、そばかす、くすみなどの色素沈着のもとですよね。
体を守るためであってもメラニン色素が増えればシミなどのエイジングサインは増えるばかりです。

紫外線を浴びて肌が黒くなるのは体が肌を守ろうとした証。
しかし、美白を目指す方にとっては大敵となる存在です。

<美白効果の秘密はリコピンの抗酸化作用>
活性酸素が発生し老化が進む。
メラニン色素が作られる。

これらの働きを抑制することができるのがリコピンの強い抗酸化作用です。
体を守る働きを抑えるのは良くないのでは、と思うかもしれませんが体を傷つける活性酸素が除去されるのでその心配はありません。
体を傷つける元を除くことで防衛反応として生まれるメラニン色素が作られるのを抑えるのです。
この働きでシミ、そばかす、くすみができにくくなり美白効果を得られるというわけです。

<リコピンの摂取がおすすめな人>
・シミ、そばかす、くすみが気になっている。
・日焼け止めを塗っているのに焼けてしまう。
・若々しい肌を維持したい。
・肌に透明感がない。
・徹底的に紫外線対策をしたい。
・美肌にも健康にも良いものを摂りたい。

リコピンたっぷり!トマトの選び方と摂取の仕方


より美白効果の高いトマトを選び食べるコツは「真っ赤に熟したトマト」を選ぶこと。
赤ければ赤いほどリコピンが多く含まれるのでスーパーで買い物をする時には真っ赤なトマトを選びましょう。
熟している分、傷みが早くすぐに食べる必要がありますが加熱調理してもリコピンは壊れないので加熱してたくさん食べらえるようにするのがおすすめです。

リコピンは加熱すると体への吸収が良くなり、油分と一緒に摂取するとより効果が高まるので生で食べるよりも油を使って加熱調理するのが良いでしょう。
油は抗酸化作用のあるオリーブオイルシソオイルアマニオイルごま油などがおすすめです。
トマトジュースにしたりペーストにして煮込み料理、スープにするのも良いでしょう。
細かくするとトマトの細胞壁が壊れてリコピンが体内に吸収されやすくなります。

リコピンは食べる日焼け止め?

リコピンには優れた抗酸化作用があり、紫外線を浴びた時の肌の酸化を防ぐ効果があります。
日焼け止めを塗って紫外線対策をすることも大切ですが、それだけでは塗り残しがあったり服に擦れたり汗で流れて落ち、そこから紫外線が肌に入り込んでしまうことも。
日焼け止めクリームなどで防ぎ切れなかった紫外線ダメージを体の中から防いで美白効果美肌効果を発揮してくれるのがリコピンなのです。

日焼け予防効果に関する研究や実験は既に行われており、リコピンを与えたマウスは紫外線を照射されても日焼けによる影響が緩和されたという結果が出ています。
紫外線を浴びると肌のコラーゲンが破壊され、シワやたるみの原因にも。
体の中からも紫外線対策をすることで肌のハリや潤い、透明感を守れるでしょう。

<リコピンの効果を得るために必要な量>
紫外線対策として摂取する場合、1日に15㎎の摂取が推奨されています。
大きいサイズのトマトなら2個で摂取することができますが、それなら加熱調理すればぺろっと食べられそうですね。
ただ、毎日食べなければいけないのが大変なので、リコピン配合のサプリメントを活用するのもいいでしょう。

まとめ~トマトの真っ赤なリコピンパワーで美白肌を手に入れよう~


トマトに含まれるリコピンは健康やダイエットにいいことは有名でしたが、美白にも効果があるなんてますます食べたくなってしまいますね。
肌の外側から化粧品でケアすることも大切ですが、体の中からもエイジングケアをするためにもぜひトマトを意識してたくさん食べるよう心がけてみてください。
美白だけでなくダイエットや美肌にも効果が期待できるで女性にとっては嬉しい美容食です!

どうしてもトマトが苦手、毎日は食べられない方はサプリメントを探してみましょう。

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