読書の秋と言いますが、なんとなくセンチメンタルになるこの季節。
眠れない夜は大好きなLiLyさんのエッセイ本を繰り返し読んでいます。
お気に入りは「ここからは、オトナのはなし」
30代の女のリアルな話が赤裸々に書かれています。
最初この本を手に取ったのは2年前の27歳。
ちょうど30歳という漠然とした大きな壁が近づいてきて、仕事や結婚への不安や焦りが募っていた頃。
行き場のない想いをスッと受け止めてくれるような、ちょっと先を歩くオンナの先輩に話を聞いてもらっているような…そんな感覚になったLALAの愛読書です。
最新刊は「目もと隠して、オトナのはなし」
目もとにモザイクを入れなきゃ話せないはなしも増えてきた―。とはじまる30代半ばのLilyさんの日常とその周りのオンナのリアル。
人間らしさが滲みでるコトバたちに、ドキドキが止まらない1冊です。
まるでガールズトークをしているかのような、そして背中を押してくれるような、生々しくも力強いメッセージに溢れています。
女性が誰もが感じるような不安や焦り、そしてオンナとしてどう生きていくか。
最近、世間は年齢を重ねることに対しての、漠然とした不安を煽る傾向があるけど…
LiLyさんの本は、年齢を重ねることが楽しくなるようなメッセージでいっぱいです。
今自分がいる場所、いる環境を大切に愛しいと思えるかどうかは自分次第なんだな…と実感させてくれるLiLyさんの言葉に、何度助けられたことか。
アラサー世代のポジティブになりたい女性にぜひ読んでいただきたいです。
私も、いろんなことに焦って落ち込んで悩んでいる女友達に、かならずオススメしてきた1冊。
女性として内側から滲み出る魅力や美しい肌は、スキンケアだけではつくれないと思っています。
このブログを書かせてもらっているReBONという美容メディアにもあるように「美・体・心」のバランスが整ってこそ、女性として輝くのだと。
だから自分で感情のコントロールをするのはとっても大切ですよね。
ただでさえ、女性は月経によって体調も心のバランスも定期的に不安定になります。
それは病気でもなんでもなくて、自然現象。
その度にイライラして落ち込むのではなくて、最近は不安定なカラダやココロも受け入れるようにしてるんです。
ポジティブになれる本を読むことが、私にとっての心の安定剤。
ちょっと疲れてしまった日も、嫌なことがあった日も、大好きなチョコレート片手にLiLyさんの本をゆったり楽しむ素敵な夜を過ごして、穏やかな気持ちを取り戻すのです。
1981年生まれ。神奈川県出身。作家でエッセイニスト。
プライベートでは2児の母。