この痒み「膣カンジダ」かも?症状・原因・治療方法を知って正しいケアを

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2017/10/23

デリケートゾーンのかゆみ、ニオイが気になったことがありませんか?
白いおりものも増えて下着が汚れる…そんな症状を引き起こす膣カンジダ女性がなりやすい病気です。
なぜ膣カンジダになってしまうのか、どのような症状なのか。
チェックしておいきたいポイント治療方法について、女性なら知っておきたい膣カンジダに関する基礎知識を身につけましょう。

膣カンジダとは?発症する原因


膣カンジダは「カンジダ菌」という菌が膣内に増殖することで発症する病気です。
カンジダ菌自体は誰でも持っている常在菌で、健康的な人にももちろん存在しています。
皮膚、口内、消化器官、膣に常に存在している菌ですが、ストレス疲労の蓄積、風邪などの体調不良免疫力低下などによりカンジダ菌が異常に増殖してしまうことがあり、カンジダ菌が増えることで膣カンジダを発症し、さまざまな不快な症状を引き起こすのです。

「カンジダって性病でしょ?」と、イメージしている人も多いですが膣カンジダは性病ではありません
性交渉で感染することはまれですし、そもそも常在菌が過剰に増殖することが原因なので「カンジダ=性病」という考えは間違っているといえます。
常在菌が原因ということもあって発症しやすく、女性の20%は経験する病気です。

膣カンジダの症状


膣カンジダを発症するとどのような症状を起こすのでしょう。
もしこのような症状に思い当たったり、気になっていることがあれば一度婦人科で相談をしてみてはいかがでしょう。

<膣カンジダの症状>
・下着がおりもので汚れやすい
・おりものがネバネバ、ポロポロとしたカッテージチーズ状
・膣の外の部分に発疹ができる
・デリケートゾーンがかゆい
・デリケートゾーンのニオイが気になる
・性交痛がある
・おしっこをすると痛む
・膣に熱や刺激、ヒリヒリを感じる

膣カンジダの代表的な症状はカッテージチーズやヨーグルト状のおりものかゆみです。
分かりやすい症状なので、もしそのような異常があれば病院で相談をしましょう。

<膣カンジダになりやすい環境>
・化学繊維の下着を着けていて通気性が悪い
・お風呂やプールから出たあとにデリケートゾーンが湿ったままになっている
・おりものシートやナプキンの交換回数が少ない
・服が濡れた時、すぐに着替えない
・抗生物質を飲んでいる
・妊娠中
・デリケートゾーンを洗い過ぎている(常在菌バランスが崩れる)
・体調不良
・ストレスが溜まりやすい
・慢性的に疲れている

このような項目に思い当たることはありませんか?
もし当てはまる場合は、膣カンジダになる可能性が高くなっているかもしれません。

膣カンジダの治療方法


膣カンジダは薬の使用で比較的早く治る病気です。
きちんと病院で治療をすれば1週間程度で治ります。
治療方法としては、膣内の洗浄抗真菌薬を膣内に入れる処置が行われることがほとんど。

なるべく毎日病院で薬を膣内に投与して貰ったほうが治療効果は高いですが、毎日は行けないという人の方が多いでしょう。
毎日通えない人向けとして1週間効き目が持続するタイプの薬もあるので、医師と相談をして投与して貰いましょう。
ただ、1週間効き目がある薬よりも毎日都度投与するほうが効果は高いです。
また、膣の周りや外陰部にかゆみ、ただれがある場合は塗り薬も処方されます。

最近は市販薬でも膣カンジダに効く抗真菌薬があります。
病院に行くのは忙しくて難しい、でもなるべく早く膣カンジダを治したいという方は市販の膣内に入れる抗真菌薬をおすすめします。

しかし商品によっては医師に膣カンジダと診断されていないと購入できないものもあるので、購入の際はお店の薬剤師さんに相談しながら購入するといいでしょう。
薬を使って治療するのも大事ですが、膣カンジダになりやすい環境を改善するということも大切。
下着を通気性の良い綿素材のものに変えたり、ストレスや疲労を溜め込み過ぎないようにする、規則正しい生活をして免疫力が下がらないようにするなど日常生活の中でも対策できることがあります。

「治療」とは違いますが、清潔を保ったり規則正しい生活をして体調を安定させることで膣カンジダを予防することができるのです。
繰り返しやすい病気なので「なったら治せばいい」ではなく「ならないように予防する」という心掛けが大切!
膣カンジダは自然治癒することもあり、発症したと気がつかずに治っていくケースも。
ですが繰り返しなりやすい病気でもあるので、症状に気がついたら治療を行うようにしてしっかり治しましょう。

<市販薬が効かない場合は病院へ>
市販薬は自己判断で購入する薬です。
症状に合ったものを使えば市販薬でも十分に治療することが可能ですが、症状に合わないものを使っている場合症状はなかなか良くなることはありません。
(良くなったとしてもそれは自然治癒の可能性がある)

市販薬を使っているのになかなか症状が良くならない、緩和されない、悪化するという場合は市販薬の使用を中止し、病院で相談をしてください。
膣カンジダと似た病気はあるので、薬で改善されない場合は別の病気である可能性を考え、詳しい検査を行ってもらいましょう。

まとめ~膣カンジダは誰でもなる可能性がある病気~


膣カンジダは女性なら誰でもかかる可能性がある病気です。
発症するとかゆみや不快感が辛い病気ですから、なるべくならないようにするための環境作りをしていきましょう。
もしかかってしまったら、早い段階で病院へ行き治療を始めることをおすすめします。

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