ジムでできることと言えば筋肉トレーニングや有酸素運動など、体を鍛え引き締めるための運動ですよね。
しかし、疲労回復ジムは「心身の疲労を取り除く」プログラムを実施しています。
そんな疲労回復ジムでは具体的にどんな効果を得られるのでしょうか?
また、普通のジムとの違いについても解説します。
疲労回復ジムとは?期待できる効果
疲労回復ジムとは体を鍛える目的ではなく、日頃から酷使されて疲労やストレスが溜まった体と頭を回復させることを目的としているジムです。
普通のジムとの違いを簡単に説明すると…
・体を鍛える運動をするのが「一般的なジム」
・頭と体の疲労回復を目的にしているのが「疲労回復ジム」
体を鍛えるか否かという明確な違いがあるのでわかりやすいですね。
疲労回復ジムはまだ認知度が低いですが、2018年に人気になるだろうと日経トレンディでも予測されているんです。
現代人は仕事や対人関係でストレスや疲れを抱えがちで、体を鍛えるよりもむしろ体や頭をリフレッシュさせて癒やすことが必要なのでは?という考えから、東京の千駄ヶ谷で初めての疲労回復ジムの「ZERO GYM(ゼロジム)」がオープンしました。
今後、需要の多さから全国に疲労回復ジムが増えてくるでしょう。
体と頭をリフレッシュさせることで得られる効果は以下の通り。
・慢性的な疲労の回復
・肩こり、首こり、腰痛の改善
・血行促進
・ストレス解消
・倦怠感の解消
・睡眠の質を高める
・睡眠不足の解消
・体や脳のパフォーマンス向上
・気持ちが明るく若返る(エイジングケア効果)
体と頭をリフレッシュさせることで、このようにさまざまな効果を得られます。
日頃から疲れ切っていると気持ちまでどんよりとして実年齢よりも老けて見えることがありますよね。
体や頭に直接効果があるだけでなく、気持ちの面にも効果を発揮し若々しい印象を取り戻させてくれるエイジングケアとして通う人も増えているのです。
<疲労回復ジムがおすすめの人>
・慢性的に疲れやストレスを感じている
・気がつけばため息ばかり…
・なかなか寝付けない
・夜中に何度も起きてしまう
・朝、すっきり起きられない
・集中力が続かない
・気持ちが老け込んだ気がする
疲労回復ジムのトレーニングメニュー
ZERO GYMで実際に行われているメニューを参考にし、それぞれの効果について紹介します。
①ストレッチ
まず呼吸を整えて気持ちを落ち着けます。
呼吸が整い、気持ちが落ち着いたらストレッチをして凝り固まった筋肉、関節を柔らかくしていき、血流を促します。
ストレッチをして血流を促し、体を温めておくことでこのあとに行うトレーニングで老廃物が流れやすい状態をつくることができます。
②自重トレーニング
ストレッチで体内循環が盛んになっている状態から自重トレーニングを行っていきます。
一つ一つの動きをゆっくり行い、普段動かしにくい筋肉や関節を動かします。
無理に行うと体を傷める原因になるため、できないポージングは無理に行う必要はなく体に負担の軽い方法をトレーナーが教えてくれるので安心。
普段は動かしにくい筋肉や関節を刺激することで、体内の老廃物や疲労物質などが流れてリフレッシュできるでしょう。
③瞑想
瞑想は頭をリラックスさせる効果があります。
照明を落とし、呼吸をゆっくり繰り返しながら頭をからっぽにし呼吸だけに意識するようにしましょう。
薄暗い場所で何も考えない、たっぷり酸素を取り込むことで脳の疲労やストレスがとれリフレッシュします。
また、瞑想すると集中力も高まり頭が冴えた状態になってパフォーマンス向上につながるのです。
④リラックス
最後に体を横にして体を休めていきます。
足、腕、膝、太ももなど一箇所ずつ意識しながら休めていくとだんだん意識がふわふわとしてきて、いつの間にか寝てしまうことも少なくありません。
すべて終えると体も頭もすっきりリフレッシュしていてとても心地よい感覚を味わえます。
◆その他のジムでのメニュー例
ZERO GYM以外でも疲労回復を目的にしたメニューを取り扱っているジムが増えてきました。
20分程度のストレッチやポージングの他、プール施設があるジムならプールでのウォーキングもメニューに入っていることがあります。
水中での浮力はリラックス効果、普通に運動するよりも体に負担をかけず効率的な運動ができるなどのメリットが。
体に水圧がかかりますが、適度な水圧は血行促進効果が生まれ、疲労の蓄積した筋肉を癒やす効果もあります。
水圧と浮力の働きで心身を癒やす効果を狙うしくみです。
また、サウナ、温泉、マッサージチェアの有無などは施設によって異なるので、気になるジムがあればまずは見学を申し込んでみてください。
トレーニングの一環として利用できる施設、機器も疲労回復ジムにおいて重要なポイントだと思いますよ。
◆注意点
・無理をして通わない
疲労回復に効果があるからと、無理をして疲労回復ジムに定期的に通うのを意識しすぎると逆にストレスになって肉体的にも精神的にも疲れてしまいます。
「行ける時に行く」くらいで丁度良いのです。
まとめ~2018年注目の疲労回復ジムで心も体もリフレッシュ~
毎日職場と家の往復で何もかも疲れている方は、自分では気づいていないだけでかなり老け込んでしまっているように見えているかもしれません。
気が付いた時には時すでに遅し…改善するのにかなりの時間を必要としてしまいます。
定期的に疲労回復ジムに通い、リフレッシュする時間を設けると健康維持やエイジングケアに役立つでしょう。
「体が疲れている時こそ通いたい」のが疲労回復ジムなのです。
慢性的な疲労やストレスにお悩みの方、若々しさを維持したい方はぜひ疲労回復ジムにチャレンジしてみては?
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