ゴースト血管がシワやたるみをつくる?!毛細血管ゴースト化の原因&チェック&改善方法

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  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2018/06/19 最終更新日:2018/09/14

コラーゲンやヒアルロン酸、美容にいい食事やエステなどさまざまなエイジングケアを試してみたけれど、一向に効果が現れないという人は、もしかすると「ゴースト血管」が原因かもしれません。

シワやたるみ、肌のハリつやのなさや乾燥などのエイジング現象を引き起こすのは、単に加齢だけではなく血管の機能が低下していることも大きく関わりがあるのです。

今話題のゴースト血管についての基礎知識を解説するとともに、美容やエイジングケアにつながる改善策など、余すところなくご紹介していきましょう。

ゴースト血管とは


ゴースト血管とは、文字通り血管が幽霊のように形をなくしてしまうことです。

私たちの体内には、静脈、動脈、毛細血管と無数の血管が張り巡らされており、その長さは約10万キロで、地球を約2周半するほどと言われています。

血管の中でも、特に毛細血管が消えることを「ゴースト化」と言い、ゴースト化した血管には血流がなくなります。
血液は体中に酸素や栄養を運ぶ働きがあり、私たちの美しさや健康を保つための重要な役割を担いますが、ゴースト化すると必要な酸素や栄養が運ばれなくなるため血管の周辺は細胞が衰え、その機能が低下していくのです。

ゴースト血管を引き起こす原因


ゴースト血管の原因の一つが加齢
毛細血管は40歳ころから徐々に劣化しはじめ、60代になると20代のころと比べて約40%減少すると言われています。

また、脂肪分の多い食べ物や添加物の多いジャンクフード、糖質の摂りすぎは、血液の質を悪化させ、疲れや寝不足などストレスの多い生活は、体にダメージを与える活性酸素を多く発生させる原因に。
どちらも血管の負担となり、毛細血管が衰えて壁が脆くなると血液や水分が漏れ出してむくみ、栄養も十分にいきわたらなくなります。

食生活や生活習慣の乱れなど、私たちの健康に悪い影響を与えるものは血管にとってもダメージとなり、毛細血管の劣化や減少、さらにはゴースト化を招く大きな要因になるのです。

ゴースト血管は老け顔をもたらす


私たちの肌は、表面から表皮、真皮、皮下組織の大きく3層に分かれています。
このうちの表皮ではターンオーバーが行われ、表皮の底で生まれた細胞が他を押し上げるようにすることで、表面にある角質が剥がれ落ち、日々生まれ変わりを繰り返して肌環境が整うのです。

毛細血管がゴースト化すると、肌の表面に血液がいきわたらなくなるため代謝が落ち、ターンオーバーが滞るので、角質と一緒に剥がれ落ちるはずのメラニンや要らなくなった角質が肌に残留。
シミや肌のごわつきを引き起こして老け顔になるのです。

真皮ではハリや弾力を生み出すヒアルロン酸やコラーゲンが作られますが、加齢によってその生成量が減ることに加え、毛細血管がゴースト化することが拍車をかけ、シワやたるみの原因になります。

その他、目の下のクマや顔色の悪さをはじめ、肌の乾燥や髪の毛のパサつき、ボリューム減少などもすべてゴースト化が引き起こすエイジング現象

つまり、血管のゴースト化は美容にとって大敵なのです。

ゴースト血管チェック法

・のどが渇きやすくなった
・肌が乾燥する
・いつまでも傷跡、日焼け痕が残るようになった
・髪の毛がパサつく、白髪が増えた
・胃もたれ、二日酔いがひどくなった

当てはまるものはありますか?

毛細血管が衰えてくると、粘膜が弱くなるため、のどや目が乾きやすくなります。
しょっちゅう水を飲みたくなるとか目の渇きがひどくなってきたと感じている人は気を付けましょう。

いくら肌の保湿をしても乾燥感が否めない方や、夏でもたっぷりのクリームを塗って外出するなど、肌に潤いを感じられなくなった人も、毛細血管が衰えている可能性があります。
傷跡や日焼け痕は、通常では1カ月から1カ月半くらいで改善するのですが、血の巡りが良くないと代謝が落ち、ターンオーバーが滞ることで肌トラブルを抱えたままの状態に。

頭皮にも栄養が行かなくなるので、髪の毛が弱り、パサつき、コシのなさ、薄毛の原因になります。

また、胃もたれや二日酔いなど、若い頃にはなかった現象を感じるようになった人も要注意。
ゴースト血管は、内臓の働きをも弱らせます。

上記の項目に一つでも当てはまる人がいれば、ゴースト血管予備軍かもしれません。
ここで気づいたあなたは、今日からゴースト血管の改善に取り組みましょう。

毛細血管は増やせる!ゴースト血管改善策とは


毛細血管は加齢によって必然的に劣化し減少していくものであると前述しましたが、実は努力によって増やすことができるとも言われています。

◆体をあたためる食べ物で改善

体をあたためる食事を心掛けましょう。
ショウガや根菜、発酵食品などが使われたメニューは全身の血の巡りをよくする効果が期待できます。
体温が上がるようなものがおすすめです。

◆桂皮・シナモンは血管の老化を防ぐ

血管が衰えると血液を運ぶ力が弱まり、それによって使われなくなった毛細血管が退化して、次第にゴースト化していきます。
それが続くことで、毛細血管全体の量が減少。

漢方で使われる桂皮(けいひ)に含まれる成分には、毛細血管を修復する働きがあり、血管の老化を防ぐために有効です。

桂皮に似た効果は、シナモン、ヒハツ、ルイボスティーにも認められているので、血管の若々しさを保つためにも日々のティータイムに取り入れることをおすすめします。

◆定期的な運動が血管を増やす

普段から運動を心掛けて積極的に動くようにすることで、筋肉量が増え、基礎代謝がアップします。
すると、特に激しい運動をしなくても血流量が増え、体温が上がりやすくなることで、毛細血管が増えてくるのです。

運動をしていない人は、体を動かさないことが原因で、あるはずの毛細血管に十分に血液がいきわたらない状態なので、枝のように伸びている毛細血管が次第にしぼみ、加齢や生活習慣の悪化も相まってゴースト化を招きます。

運動と言っても激しい運動をする必要はなく、普段から歩くように心がけるとか、簡単なストレッチをする程度でOK
継続することで、血流のいい状態をクセづけて血管を元気にしていくことが狙いです。

まとめ~生活習慣の見直しで血管のゴースト化を阻止しよう~


毛細血管は肉眼でとらえるのが難しいほど細い血管ですが、それらが私たちの美容や健康に与える影響は計り知れず、若々しさを保つためにとても重要なもの。

血管がゴースト化してしまえば、いくら日々エイジングケアを重ねていても、それらが無駄なものになりかねません。

美容というと、スキンケア化粧品やエステサロンで行うケアにばかり目が行きがちですが、これからはアンチエイジング対策も兼ねた血管ケアにも取り組んで、内側からの美しさを目指してくださいね。

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