デリケートゾーンのニオイが急に気になりだしたアナタへの対策方法&原因追究

[PR]
  • ReBON 
  • 投稿者 : ReBON  
  • 公開日:2018/07/27 最終更新日:2018/10/31

デリケートゾーンのニオイは、周囲が思っている以上に深刻な悩みになりがちです。

スカートやショートパンツを履いてお出かけをする日や彼とのお泊りデートの時など、ニオイが気になっては心から楽しむことができませんよね。

そして今まではさほど気にならなくとも、急にニオイだすこともあります。
今回はデリケートゾーンのニオイの原因と、ニオイを改善するための対策方法について詳しくご紹介しましょう。

デリケートゾーンのニオイの原因とは


【汚れによるもの】
デリケートゾーンには尿道、肛門、膣の3つが集まり、いずれも汚れがたまりやすいと言えます。

また、常に下着でカバーされている部分なので細菌が繁殖しやすく、いくらシャワートイレで清潔にしても、ニオイが発生しやすい部分。
排泄物やおりものが下着に長時間ついていることでも、ニオイのもととなります。

【加齢によるもの】
加齢によって肌のコラーゲンやヒアルロン酸が減ってくると、肌のハリや潤いを感じられなくなり、しわやたるみとなって現れます。

顔の皮膚だけでなく体全体の皮膚がそのような状態になり、デリケートゾーンにおいても同じ。
外陰部などシワが深くなったところに尿や便の拭き残りがたまってニオイを発していることがあります。

また、女性ホルモンが低下することも原因の一つ。
女性ホルモンには、汗や皮脂の分泌を調整し、汗の酸化を防いでニオイを抑えるという働きがあります。

脂肪酸が酸化したことによって発生する加齢臭は「ツン」とした特有のにおいがあり、鼻につきやすいという特徴を持ちますが、女性ホルモンの減少で加齢臭が発生しやすくなることで、ニオイが強くなったと感じるようになるのです。
女性ホルモンの分泌は20代後半から30代をピークに徐々に減少する傾向にあるので、加齢とともにデリケートゾーンのニオイが気になるようになります。



【すそわきがによるもの】
汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類があります。
アポクリン腺は脇や陰部に多く存在し、遺伝などの影響によって生まれつきアポクリン腺の多い人は体臭が強く、特にデリケートゾーンから特有のニオイがする病気を「すそわきが」と言います。

アポクリン腺から出る汗にはアンモニアや脂質、たんぱく質などが含まれているため、皮膚常在菌と混ざりあうことで嫌なニオイの原因に。
生理中や蒸し暑い夏には、特にニオイが発生しやすくなるのです。

【生活習慣や食事によるもの】
不規則な生活を続けていたり多くのストレスを抱えていたりすると、アポクリン汗腺からの分泌される汗の量が多くなり、デリケートゾーンのニオイのもととなります。

また、肉を食べることがデリケートゾーンの悪臭の原因に。
肉を消化するときに腸でアンモニアが作られますが、本来ならこのアンモニアは尿として体外に排出されるもの。
ところが、汗や呼気として分泌されてしまうケースも多く、肉中心の食生活を続けていると、デリケートゾーンの慢性的なニオイの原因になると言われているのです。

注意!デリケートゾーンのニオイは病気の前兆かも


膣の中には、デーデルライン桿菌(かんきん)という善玉菌が存在し、外からの細菌をブロックして膣内を清潔に保つ自浄作用を担っています。

しかし、忙しさやストレスから自律神経が乱れてホルモンのアンバランスを引き起こすと、膣内の環境が悪化して、ニオイのある「おりもの」が分泌されることがあります。
これが、デリケートゾーンの悪臭の原因。

膣内に悪玉菌が増えて細菌性膣症を発症すると、子宮まで細菌が移動して、子宮内で起こるさまざまな疾患を引き起こすもととなり、場合によっては通院治療が必要になるケースもあります。

性器クラミジアや膣トリコモナス、性器カンジダなどの感染症にかかっている場合、それらの症状としておりものから悪臭がすることがあるので、気になる場合は専門医に診てもらいましょう。

デリケートゾーンのニオイの効果的な対策とは


【基本は清潔にすること】
最も簡単にできる対策が、デリケートゾーンを清潔に保つことです。

お手洗いに行く度に丁寧に拭くように心掛けることや、シャワートイレの使用、そのほか、1日1回は石鹸を使って洗うなど、雑菌の繁殖しにくい状態を作るようにしましょう。
特に生理中は、ナプキンと肌の間で湿度が高い状態が続くので、マメに取り替えるようにすることがおすすめです。

ただし、洗いすぎはさらなるトラブルを招く可能性があるので厳禁。
肌や膣の自浄作用を保つための善玉菌まできれいさっぱり洗い流してしまうと、乾燥しすぎたり膣に雑菌が入りやすくなったりするのでほどほどにすることが大切です。

【デリケートゾーン専用石鹸を使うと効果的】
デリケートゾーンを清潔に保つことの一環として、デリケートゾーンのニオイに特化した石鹸を利用するというのもおすすめです。
全身用の一般的な石鹸との違いは、殺菌・消臭成分に優れていながら肌の潤いを守るような処方になっているということ。

ニオイのもととなる雑菌を綺麗にしながらも、肌やデリケートゾーンに必要な菌は残してくれるので、安心して使うことができます。
デリケートゾーン専用石鹸は、デリケートゾーンのニオイ対策の他に、黒ずみにも効果があるものが多く、使ううちに肌のトーンアップを実感することができるようになると話題です。

【生活習慣・食習慣の改善】
緊張やストレス、疲れがたまった状態が続くと自律神経がバランスを崩し、嫌なニオイの原因となりやすいアポクリン腺からの汗の量が多くなります。
ですから、睡眠時間を確保し、早寝早起きをするなど、体を健康に保つための心がけが大切

ストレス解消のための方法や楽しめる趣味など、心と体をリフレッシュすることができる方法を見つけて適度に気分転換するのもいいでしょう。

食生活の改善もニオイ対策に効果的です。

例えば、毎日の食事が肉中心の脂っこいメニューであったり、ニンニクやハーブなどニオイの強い食材を多く使っていたりすると、体臭がきつくなり、デリケートゾーンのニオイにも悪影響。

和食を中心にするなどバランスの良い食生活を心掛けることでニオイの改善が期待できます。

【病気が疑われるなら専門医の診察を】
おりものの様子やニオイがいつもと違ったり、外陰部にかゆみがあるなど明らかな症状があるのであれば、婦人科など専門医の診察を受けましょう。

デリケートゾーンに悪玉菌や感染症を引き起こす菌がいると、それが膣を通って子宮に到達し、さらなる病気を引き起こす可能性があるので、何らかの気になる症状が現れた場合は、早めの受診が大切です。

まとめ~毎日のケアでニオイは気にならなくなる~


デリケートゾーンのニオイの原因は、体質や加齢によるものなどさまざまです。
清潔にすることや生活習慣や食生活を改善することでほとんどの場合は改善できますが、中には婦人科系の病気がニオイを生んでいる場合もあるので注意が必要。

ここでご紹介した方法を実践してもニオイが改善しない場合は、婦人科系の病気であるかもしれないという可能性も視野に入れて、一度専門医の診察を受けることをおすすめします。

デリケートゾーンのニオイ悩みが解消すると、おしゃれをしてお出かけすることや彼とのデートが今まで以上に楽しめるようになりますよ。

【あわせて読みたい記事】


関連記事

新着記事

人気記事

ReBON BLOG

PAGE TOP