最近、体にいい油というものが話題になっていますね。
オリーブオイルや亜麻仁油などがありますが、「しそ油」を知っていますか?
天ぷらにしたり、料理に添えたりと風味高い和風ハーブのとして知られる、しその油とはいったいどんな油なのでしょうか?
今回はしそ油の効果効能、取り入れ方をご紹介していきます!
この記事でわかること
しそ油ってどんなもの?えごま油との違い
しそ油はシソ科のえごまの種子から抽出した油のことです。
しそ油とえごま油、どちらも同じ原料からできているため違いはありません。
えごま油という名前の知名度が低かったことから、しそ油という名で販売されるようになったと言われています。
えごま油という名前の方が広く知られるようになった現在も昔の名残で、しそ油という名も使われているのだとか。
しそ油が体にいいのはなんといっても、α‐リノレン酸の量が豊富なこと。
オメガ3であるα‐リノレン酸は体内で作ることができない必須脂肪酸で体に取り入れたほうがいい油なのです。
美容と健康にいい「しそ油」の効果・効能について
しそ油に含まれる、α‐リノレン酸の含有量はごま油やオリーブオイルの含有量とは比べ物にならないほど豊富です。
α‐リノレン酸は体内の油を分解するので脂肪をためにくくし、さらに脂肪の燃焼を助けてくれるので、ダイエット効果が期待できます。
また、生活習慣病の予防、アレルギー症状の軽減にも役立つと言われています。
抗酸化作用があるのでアンチエイジング効果や、ターンオーバーのサイクルを正しいリズムに保ってくれるので美肌維持にも。
また、しそ油の主成分でもあるポリフェノール一種のロズマリン酸には血糖値を下げる効果もあるのだそう。
他にも期待できる効果・効能をまとめてみました。
・美肌効果
・アンチエイジング
・ダイエット
・ガン予防
・中性脂肪を下げる
・アトピーなどのアレルギー症状の軽減
・生活習慣病の予防
・血糖値を下げる
・うつ症状の軽減
しそ油は美容と健康どちらにも効果が期待できることが分かりますね。
しそ油の使い方と摂取方法とは?
しそ油の効果を得るには、1日にスプーン1杯程度の摂取量で十分な効果が期待できるのだそう。
しかし、加熱すると酸化してしまうのでドレッシングにしてサラダにかけたり、そのまま飲んだりして摂取することがおすすめです。
気になる味ですが、無味無臭でサラッとしていてとっても使いやすいのだとか。
そのまま飲む場合は、飲んだ後にレモン汁を数滴ほど口の中に垂らすとスッキリしますよ!
飲む時間は腸が活発になる22時~2時の間が効果的だと言われています。
注意点として、しそ油は酸化に弱いので早めに使い切るようにしてください。
酸化の原因となる、熱・光・酸素に触れさせる時間をなるべく避け、暗涼所で保管するといいですよ。
まとめ~美容と健康のために毎日スプーン1杯のしそ油を始めよう!~
油なのにこんなにもたくさんの美容と健康にいい効果的があるなんて驚きですよね。
しそ油の特徴は熱に弱いので調理用油の代わりに取り入れることはできませんが、サラダのドレッシングとしてならいろいろな味を楽しみながら飽きずに続けることができそうですね。
美容から生活習慣病予防、アレルギーの軽減などたくさんの効果効能が期待できる「しそ油」。
摂る量もスプーン1杯で十分なので、普段の食事に取り入れてみませんか?
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